友達とは
クラスに行ったリウィスは、ふと友達とは何かを考えた。
「友達って、どうやってなるんだ、てかどういうのが友達なのだ?」
リウィスは友達がいない、というか産まれて4年ですぐ軍に入って訓練をして7歳の時にはもう戦場に出ていたほど才能があったのだ。
「ここが俺のクラスか」
リウィスのクラスは、1ーAだった、それは才能に恵まれた人材がいる教室だったのだ。
「あっ、リウィス君ですよね?」
また、話しかけられたと思ったら。
「あぁ、さっきの」
リウィスはさっき入学式の後に話しかけられたティナだと気付いた。
「同じクラスだね、これからよろしく」
ティナのとてもフレンドリーな対応にリウィスは。
「あぁ、よろしく」
リウィスは結構苦手なタイプだったのでとても動揺した。
「席につけー」
クラスの新担任の先生が入ってきた。
「今日から、お前達の担任になるマグナ・レプラーだよろしく」
リウィスはとても若い担任に驚き思った。
「こんな若いのに先生!見た目は25歳ぐらいだろ、だったら俺も生徒じゃなく先生いけるだろ」
「ちなみに私の年齢は24だからお前達と年が近いから仲良くしよう」
クラスの生徒はその言葉に。
「若い担任っていいね」
「よろしく先生!」
クラスの生徒はとても喜んでいた。
「若いと失敗しやすいんだよな〜」
リウィスは内心ちょっと不安に思った。
その後、20分間のホームルームが終わり自由時間になった。
「リウィス君、ちょっと来てくれる?」
突然担任のマグナ先生に呼ばれたのだ。
「はぁ〜、こんどはなんだ?」
めんどくさそうに先生の方に行ったリウィスはクラスの生徒から。
「あいつ、何かしたの」
「知らん」
クラスのみんなは不思議がっていた。
「なんですか?」
リウィスはちょっと苛立ちながら言った。
「君が現在最強の魔導剣士だね!」
教室から出て即効で聞かれた。
「そうですけど」
リウィスはここで言わないで欲しかった言葉をいわれ、またちょっと苛立った。
「後で職員室まで来なさい」
マグナ先生はそういうと行ってしまった。
「めんどうだな、行かなくていいか」
リウィスは行かないことにした。
「リウィス君、どうしたの?」
クラスの二人の生徒に聞かれた。
「別にたいしたことじゃない」
そういうとクラスのその生徒は。
「そうか、俺はシンリー・レウスだよろしく」
「自分は、マルス・ライリーです、よろしくお願いします」
そう言われるとリウィスは。
「リウィス・レイルですよろしく」
リウィスはそう言うとシンリーとマルスと握手をした。
「よろしく」
リウィスは不思議そうに。
「これが、友達というやつか?」
リウィスはふと思った。
「授業始まるぞ」
シンリーが言った。
それに気づいた生徒達が席についた。
「そうだな」
リウィスは言うと席についた。
「いまから授業を始めるぞー」
先生が入ってきて授業が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます