キュンとするよな青春の一ページが綴られています。そしてなるほどなと唸るような構成が生かされている作品です。
好きな人には他に好きな人がいる。これはとても辛い事実ですね。それが、告白をする前からわかっていたら、自分ならどうするのだろう。そんな日々を思い出させてくれる、素敵なお話でした。
詳しく書くとネタバレになってしまうのでここでは書きませんが、読めばわかるこの作品。なるほどこれも青春だなぁ、と思わず唸ってしまいました。是非とも読んで頂きたい作品です。ご賞味あれ。
「筆致は物語を超えるか【明日の黒板】」、参加作です。他の作品との違いは、詩的な美しさを持つことだと感じました。繊細です。しかし描写だけでなく、構成も非常に良いのです。ネタバレるといけないので詳しく書けませんが、是非読んでみて欲しい一作です。