第1765話、わたくし、今期春アニメは意外に豊作だと思いますの♡【前編】

ちょい悪令嬢「──眼鏡ええええええええ! おまえええええええええ!!!」




メリーさん太「……ああ、うん、やっちまったよな、あいつ」




ちょい悪令嬢「リアルタイムで昨日作成したばかりの第1760話においては、メガネをかけている分、名実共に『馬鹿息子』の秘書の長男よりも『お利口さん』に見えるって言った矢先に、『これ絶対やっちゃ駄目じゃね?』と言う『大失言』を、あろうことか国賓で招かれたアメリカ合衆国にて、畏れ多くも大統領閣下の御前でカマしやがったよ⁉」




メリーさん太「今回の首脳会談において、アメリカを始めとする『AUKUSオーカス』参加国や、フィリピンとの間で、対中国の協力体制をよりタイトなものにしようとしていると言うのに、『共同声明』の場において、『同盟国たるアメリカ』と言うべきところを、よりによって『同盟国たる中国』と言い間違えるなんてな」




ちょい悪令嬢「……これって実は、東アジアに位置する日本国の国家元首としては、致命的にマズい失態なんですよねえ」


メリーさん太「うん、こんなの単なる『言い間違い』…………と言うわけには済まされないよな」




ちょい悪令嬢「もはや馬鹿でわかっている『イロハのイ』なんですけど、今回の日米比の首脳会談は、『中国への対策』が最大のテーマであって、ここでほんのわずかでも、『実は日本はアメリカだけではなく中国をも重要視している』などと、断じて思わせてはならないのですよ」




メリーさん太「それなのに、言うに事欠いて、『我が同盟国たる中国』だからなあ……」




ちょい悪令嬢「ぶっちゃけて申せば、これって下手すると『言い間違い』では無く、うっかり『本音が漏れてしまった』との疑念を抱かれかねないのですわ」


メリーさん太「事実国会における重要な会議の資料に、中国と深い関係にあることを匂わせる『証拠』が見つかったりして、国の内外から疑いの眼で見られている真っ最中だしな」


ちょい悪令嬢「もうね、これ以上のこの『メガネの置物のノータリン』を、首相の座に留め置いては駄目です! こんな『うっかり八○衛』以下の粗忽者を、国の代表にするくらいなら、『裏金議員』に任せたほうが百億倍もマシです!」


メリーさん太「もしも現在既に、完全主権国家『シン・ニッポン』が樹立していて、本作の作者が指導的立場にいたら、一族郎党すべて縛り首にするレベルだよな」




ちょい悪令嬢「……ホント、返す返す腹立たしいばかりの『糞メガネ』っぷりで、一日も早く駆除したいところですが、いつまでもあの無能総理のことを考えていても、精神衛生上よろしく有りませんので、もっと楽しいことを語り合うことにいたしましょう!」




メリーさん太「おっ、ようやくサブタイトル通りに、『今期春アニメ』についての考察を始めるわけか?」


ちょい悪令嬢「最近になって、ようやく作品が出揃ってきましたからね♫」


メリーさん太「……でもよお、今期春アニメにおける、本作の作者の私的覇権作品て、かの『響け!ユーフ○ニアム』最終章で確定しているんだろ? 何せ同じベテラン脚本家さんによる、期待のオリジナルアニメだった『ガールズバンドク○イ』を、ケチョンケチョンに貶すくらいだからな」







ちょい悪令嬢「──などと思っていた時期が、このわたくしにも有りました☆」







メリーさん太「うおっ、毎度お馴染みのフレーズが、こんなに早くも登場したと言うことは、もしや──」


ちょい悪令嬢「そうなんですよ、何と今期春アニメって事前の予想以上に、『大豊作』の可能性が高まってきているのですよ!………………下手すると、『ユーフ○』の覇権を、脅かすほどにね☆」


メリーさん太「──そんなにかよ⁉」




ちょい悪令嬢「……いや、読者の皆様からしたら、『こいつら何を白々しいことを言ってるんだ?』って感じでしょうが、実はこの作品て第1763話よりも先に作成に取りかかっていたのですが、そんな折に『夜のク○ゲは泳げない』こと『ヨル○ラ』を見てしまって、それまでの前提が全部吹っ飛んでしまったのですよ」




メリーさん太「……『ヨル○ラ』って、放映前から『動○工房』様の久々のアニオリ自信作と言うことで、非常に期待していたのですが、蓋を開けてみれば何と、期待以上の意欲作だったと言う」


ちょい悪令嬢「何と言っても、既に第1763話で述べましたが、本作の作者が同じく今期春アニメの『ガル○ラ』を徹底的に批判した時に述べた、『自分の音楽を世界に発信したかったら、普通Y○uTubeを使うよね?』を、見事に実証してくれたのが、高評価ですわね♡」


メリーさん太「……某売れっ子脚本家さんもなあ、あんだけ素晴らしい『ユーフ○』の全シナリオを手がけておいて、何であんな『Y○uTubeを効果的に活用できない現代JK』なんて、時代錯誤な脚本ホンを書いてしまうかねえ」


ちょい悪令嬢「ほら、『ユーフ○』って、『お手本』にした『マリ○て』同様に、『時代性』を超越しているじゃ無いですか? だから『昭和脳』の某脚本家先生も、ボロを出さずに済むのですよw」


メリーさん太「そういや彼の代表作の、『より○い』や『境○の彼方』も、時代性をあまり問わないやつばっかりだったよな?」


ちょい悪令嬢「『ユーフ○』風に言えば、せっかく某脚本家サマがシリーズ構成を担当していて、喜んでいたら、同じ『○輝』でも駄目なパターンのほうの『○輝』──いわゆる『ダメ輝ん』だったりしてw 泣かないで、麗○ちゃんwww」


メリーさん太「──相変わらず、言いたい放題だな⁉」


ちょい悪令嬢「まあ、例の『駄目なほうの』ガールズバンドアニメは、第2話よりめでたく『有料配信』となりましたので、今後関わることは一切無く、時間が有効に使えてラッキーですわ♫」


メリーさん太「──ホントとことん、言いたい放題だな⁉」


ちょい悪令嬢「本作の作者だって、己自身忌み嫌っている『アンチ』まがいなことは、けしてやりたいわけでは無いので、目の前から消え去ってくれて幸運でしたわ。──さあ、『嫌なこと』は綺麗さっぱりと忘れて、前向きに『今期春アニメにおける新たなる覇権候補作品』についての、紹介を続けて参りましょう!」


メリーさん太「『嫌なこと』って、おまえ……」




ちょい悪令嬢「本作の作者の最大の注目作の『夜のク○ゲは泳げない』については、第1763話と第1764話とを見ていただくとして、今回最初にご紹介するのは、二重の意味で注目の、『変人のサ○ダボウル』でございます!」




メリーさん太「え、何ソレ? 初めて聞くタイトルなんだけど、オリジナルアニメか?」


ちょい悪令嬢「いえいえ、ラノベ作品のアニメ化であり、しかも原作がかの平○詠先生とカン○ク先生と言う、ゴールデンコンビであられます!」


メリーさん太「それって、『妹さえいれば○い。』の原作コンビじゃん⁉ ──確かに画像を確認したら、『カン○ク』さんそのものじゃん⁉」


ちょい悪令嬢「そうです、『カン○ク』先生です。──と言ったら、もうおわかりですね?」


メリーさん太「……前期冬アニメの、『佐○木とピーちゃん』か?」


ちょい悪令嬢「ある意味これって、『さ○ピー難民救済アニメ』とも言えましょうw」


メリーさん太「(スマホの画面を見ながら)この金髪のロリっ子が異世界から現代日本に来たと言う設定なんて、エ○ザ姫そのまんまだしな」


ちょい悪令嬢「そうでしょう、そう思うでしょう?」


メリーさん太「……何だその、いかにも含みの有る言い方は?」


ちょい悪令嬢「実はですねえ、本作の作者としては、てっきり他の方も同じ意見だと思って、ネット上の各サイトや、『ニコ○コ動画』様のコメント類を確認したところ、むしろ『別の作品』が話題に挙がっていたんですよ」


メリーさん太「『別の作品』、って?」


ちょい悪令嬢「『ヒ○まつり』、です」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「うだつの上がらないオッサン主人公のもとに、突如転がり込んでくる別の世界の『超能力を使える』美少女。しかも彼女を追ってきた別の美少女キャラが、食うに困ってホームレスに身を堕とすものの、前向きに頑張ってホームレス生活を満喫すると言う」




メリーさん太「──完全に、『ヒ○まつり』じゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「更にとどめとしては、何と言ってもこの金髪のメインヒロインですわね。──この子って、『誰か』を彷彿としません?」


メリーさん太「……『ヒ○まつり』の、ア○ズちゃん」




ちょい悪令嬢「そうなんですよ、『ヒ○まつり』において、自分の保護者を保護者とは思わない横暴さで、視聴者と原作漫画版の読者のヘイトを一身に集めていた、メインヒロインのヒ○ちゃんとは違って、ホームレス時代は誰よりも真面目に空き缶拾いをして、浮浪者のオッサンたちから可愛がられて、里親が見つかってからも家業の中華料理屋を当たり前のように手伝って、瞬く間に『看板娘』になると言う、とても『ツンデレの超能力少女』と言うイロモノとは思えない、真面目な献身っぷり! 作中の常識有る大人キャラたちからだけでは無く、現実の視聴者や読者の皆様からも、絶大なる人気を獲得するのも頷けますわ♡」




メリーさん太「……つまり『変人のサ○ダボウル』って、ア○ズちゃんをメインヒロインにした、『ヒ○まつり』のようなものであるわけか?」




ちょい悪令嬢「『変人のサ○ダボウル』のメインヒロインのサ○姫も、文字通り『お姫様』であり、それなりにプライドは高いものの、自分を養ってくれている探偵さんに対して、自発的に手助けをしようと行動を起こせる、『恩知らず』でも『世間知らず』でも無さそうですしね。ある意味『ア○スと蔵六』みたいな面も有りますが、下手するとかの怪作、『女騎士さん、ジ○スコ行こうよ』テイストも有ったりしてw」




メリーさん太「──はあ? よりによって、『女騎士さん、ジ○スコ行こうよ』だとお?」







(※次回に続きます)

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