第1764話、わたくし、この春の『ガールズバンド』アニメは『クラゲ』で決まりですの♫【努力と根性編】

ちょい悪令嬢「どうして某作品に対しては辛口一本槍だった本作の作者が、同じガールズバンドアニメである『夜のク○ゲは泳げない』に対しては、手放しで大絶賛なのかと言うと、ズバリ『アニメの暴力チカラで叩き伏せられた』からなのです! あのアニメならではの、萌えバリバリのキャラ設定に、とにかく全編ヌルヌルと動き回る神作画! 全編そんなアニメならではの暴力的大洪水をお見舞いされたら、批判なんかする暇も無く、ただ為すがままに押し流されるばかりですよ!」




メリーさん太「──いや、そうだよな⁉ 何よりな肝心な初回第1話は、とにかく『インパクト優先』で、視聴者の度肝を抜かなければ話にならず、下手するとその時点で『切られて』しまうよな⁉」




ちょい悪令嬢「それをあんな糞CGを出してきやがって、『これは意識高い系の作品ですので、どうぞよろしく☆』とか言われて、『はい、そうですか』と受け容れるような、奇特な視聴者がいるとでも思っているのか⁉」


メリーさん太「内容もきつかったけど、あのCGはなあ。広大なネットの海において、信じられないことにも極一部に、『一応内容ストーリーは悪くは無かった……かな?』と言ってくれる御仁もおられることはおられたけど、批判的な方々同様に、『……せめてCGでは無く手描きだったら、もう少しマシな評価になったのに』と、口を揃えて言っているのがすべてだよなw」


ちょい悪令嬢「断っておきますけど、『CG』と言う手法自体が駄目と言うわけではありませんよ? 何せ本作の作者のゲキ推しの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』なんて、事実上『フルCG』なのですからね。──つまり、現在のアニメ業界においては、これまでの長きにわたる不断の努力の結果、『手描きと遜色の無いCG表現』の実現を達成したわけなのですが、何と某『ガールズバンド』アニメときたら、この令和の時代にまるで『RW○Y』の(いまだ同人制作同然だった)初期段階並みの、カスCGを出してきて、視聴者に『この作品はサンシ○イン的に傑作なんだから、我慢して見ろ』とかほざいてきたものだから、『ふざけるな!』と言うほかは無いのですよ★」




メリーさん太「……何であのゴミCGで、イケると思ったんだろ? 『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』の二番煎じをしたいのなら、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』並みのCGにしなくちゃ駄目だろうが?」




ちょい悪令嬢「ホント、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』ファンとしては、憤死しかねない体たらくでしたが、『夜のク○ゲは泳げない』と出会えて助かりましたわ! 何も気にくわない作品を我慢して見たり、悪口まがいの批判をする必要は無いのです! これからは、現在のJKの生態を完璧に把握し、しかも物語的にもけして『逃げて』いない、『夜のク○ゲは泳げない』こと『ヨル○ラ』こそを、全力で応援して参りましょう♡」




メリーさん太「……そうだな、本作の作者の精神衛生的にも、無闇に敵を作らないためにも、某『サンシ○イン』なガールズバンドアニメのことは、最初から無かったものと思ったほうがいいかもなw(※後述しますが、本当に無かったものとなりました♡)」




ちょい悪令嬢「あ、でも、うちの作者が心から反省して、某『サンシ○イン』で『ユーフ○』な脚本家様に土下座したくなるような、『大どんでん返し』を果たして、むちゃくちゃ面白い展開を見せてくれるのなら、それはそれで大歓迎ですよ♡」




メリーさん太「……こ、こいつ、最後の最後でいつものように、ちゃっかりと『予防線』を貼りやがってッ⁉」










メリーさん太「……いや、結局今回(&前回)って、某『ガールズバンド』アニメの悪口ばかりになってしまったけど、むしろ『夜のク○ゲは泳げない』のほうの、『褒める点』を挙げておくべきじゃ無いんですかねえ?」




ちょい悪令嬢「ああ、それなら簡単です、『ヨル○ラ』のいいところは、何と言ってもメインキャラたちに、ちゃんと『才能』が有ることですわ!」




メリーさん太「『才能』、って?」


ちょい悪令嬢「もちろん、ま○るちゃんなら『絵の才能』が、花○ちゃんなら『音楽の才能』が、有ることです」


メリーさん太「……言うなれば、『なろう系』の『チート能力』が、異世界転生無しに、最初から備わっていることか? ──いや、それってどうなの?」


ちょい悪令嬢「『どうなの』、とは?」


メリーさん太「それこそ『なろう系』みたいに、最初から人よりも卓越した才能を有していて、何の努力も無く何事もイージーモードで成し遂げていったんじゃ、まさしく『なろう系の悪しき伝統』そのまんまで、『主人公が努力しないので面白くない』とかの、批判的意見を招きかねないんじゃ無いのか?」







ちょい悪令嬢「何言っているんですか? 『努力』と『才能』は、『同じもの』ですよ?」







メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「むしろ大間違いなのは、『自分には才能が無いから、いくら努力しても無駄だ』とかほざいている、文字通りの『負け犬根性』のやつらですよ」


メリーさん太「……いわゆる、『努力するにも才能が要る』とか、『泣き言』ばかりわめいている、あまりにも情けなさ過ぎる手合いのことか?」


ちょい悪令嬢「そこが、『逆』なのですよ」


メリーさん太「『逆』、とは?」


ちょい悪令嬢「『才能』と言うと誤解して、『天才』とか『天賦の才』とか言ったふうに、『生まれつき持っているチートスキル』のようなものと思われがちであすが、最初から『才能』に恵まれた者なんかおらず、むしろ誰でも才能を得ることができるのです」


メリーさん太「……後天的に、あたかも『天が与えてくれた』かのような才能を手に入れるって、一体どうやって」


ちょい悪令嬢「もちろん、『努力有るのみ』、ですよ」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「あいつらの言う通り、あいつらは『努力する才能』が無いわけなのですよ。──ただし、『努力する才能』とは、あいつら『負け犬』どもが言うように、『自然と努力できる頑張り屋さん的な才能』とかでは無くて、極当たり前のことですが、『努力することを最後まで諦めずに、自分の夢をどんどんと叶えていき、その分野で天才の域に達した』だけの話なんですよ」




メリーさん太「──なっ⁉」




ちょい悪令嬢「まさに『ス○ラムダンク』ですよ、簡単な話なんですよ、『諦めればそこで終わり』なんですよ。自分には才能が無い、『勝者』は単に才能が有っただけ──とかほざいている、自他共に認める『負け犬』どもは、才能が無かったとかそんな高尚な話では無く、単に『努力を怠った怠け者のクズ』でしか無く、それがどうしても認められないから、『あいつらには俺には無い才能が有っただけなんだ!』とか、負け惜しみを言っているだけなんです!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「つまり、才能が有る『ヨル○ラ』の主人公たちは、今も誰よりも努力し続けているからこそ、好感が持てるのです! ──だったらどうして、誰にも負けない才能が有るのに、人一倍努力をしなければならないかって? これまた何度も言うように、人は生きている限り、『ゴール』なんて無いのです! どんなに勝ち続けようが、成功しようが、富を得ようが、権力を握ろうが、ほんの一瞬後に、大敗を喫し、大失敗をし、全財産を失って、没落してしまうかも知れないのです! そうならないためにも、現実でも虚構でも、すべての者たちは、不断の努力をし続けなければならないのですわ☆」




メリーさん太「……なるほど、『ヨル○ラ』の主人公たちのように、最初から『才能』が有っても、それこそ『なろう系』のような『ズルの力』なんかでは無く、すべては本人の努力のたまものであり、しかもこれからも努力をし続けなければ、すべてを失ってしまう可能性も有るってことか?」




ちょい悪令嬢「そう言うふうに、人の『才能=努力』を否定しない作風であるのは、非常に好感を持てますね。『ヨル○ラ』はこれからも要注目ですわよ♡」










ちょい悪令嬢「──とか何とか言っているうちに、緊急速報です☆」




メリーさん太「……おいおい、冗談だろ、よりによって今回話題に取り上げた、某『ガールズバンド』アニメが、第2話以降はすべての動画サイトで、『¥¥¥有料配信¥¥¥』になっている、だと?」




ちょい悪令嬢「いやあ、残念です! 既に全力で述べたように、この作品こそ、今期春アニメで最も注目していた作品の一つなのに、金輪際二度と見ることができないなんて♫」




メリーさん太「──とても残念とは思えないほどの、いい笑顔だな⁉」




ちょい悪令嬢「皆さん、時間は有限です! ボロクソ悪口を言いながら、駄目なアニメを見るくらいなら、もっと有意義なことに使いましょう! 今回は本当に助かりました! それにしても、何で有料配信でイケると思ったのでしょうね、あの第1話でwww」




メリーさん太「──うおいっ、相変わらず本音がダダ漏れしているぞ⁉」

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