第1760話、わたくし、大企業等における『婿養子』の促進こそが、日本を発展させ得ると断言しますの【その2】
メリーさん太「……よりによって本作の作者の、『日本独自の不戦を誓った平和憲法を軍事面に利用してこそ、真に理想的な大東亜共栄圏を実現できる』と言う、どう考えても頭の狂った持論までもが、何とこのたび実現の運びとなっただと?」
ちょい悪令嬢「まあ、それについては後で詳しく述べるとして、今回もまずは前回述べた、世界に冠たる某静○県の自動車メーカーの創業家一族様が、これまた本作の作者の極論的持論である、『夫婦が同姓となるのは、愛する二人にとっての「祝福の始まり」であり、けして「男女差別」なんかでは無い』と、『男と女は単体ではあくまでも不完全なままであり、結婚することによってのみ初めて完全になれる』についても、真に理想的に証明してくださったことにも、言及しておきたいかと存じます☆」
メリーさん太「──なっ⁉ 『ス○キ』の社長一家の皆様が、そんなことまでも⁉」
ちょい悪令嬢「──だから、こっちが『某静○県の自動車メーカー』とか言って、必死にボカしているのに、モロに『ス○キ』とか言うなよ⁉ それで無くても現在『某県知事の舌禍問題』絡みで、大変なんだから!」
メリーさん太「まあまあ、どうせ前回すでに明かしていることだし、そんなことより文字数も限られているんだから、とっとと本題に入ろうぜ?」
ちょい悪令嬢「……それもそうですね。──ではまずは、『夫婦別姓論を完全に終わらせた』ことについてから参りましょう。小賢しい『別姓論者』の理論武装としては、『夫婦を同姓にすると、不便を来すことが少なく無く、不本意に思っている者が多数いて、しかもそれは女性にばかり押しつけられている』とのことですが、今回のス○キの創業家一族様の、『女系一族による婿養子システムによる大発展』の国際的実績によって、明確に否定されました!」
メリーさん太「ほう、と言うと?」
ちょい悪令嬢「まずス○キ様は、代々『婿養子』の方が社長や会長を務められているのだから、『夫婦別姓は男女差別であり、女性にばかり負担を押しつける』と言う難癖が、完全に否定されたわけでございます」
メリーさん太「なるほど、まさしく日本が誇る世界的成功企業が、自ら『反例』を示してくれたわけか」
ちょい悪令嬢「何せ、ス○キに入社した社員は、必死に働いて業績を上げて、現社長に気に入られて、お嬢様と結婚して『鈴○姓』を与えられて、次期社長に取り立てられることが、最大の夢なのですからね。言うなれば『配偶者の姓になる』ことこそ、『勝利の栄冠』に他ならないのですよ!」
メリーさん太「これって別に、ス○キ等の大企業の『婿養子システム』のような、『例外』だけでは無く、一般的にも同様なんだよな。男でも女でも、お互いに
ちょい悪令嬢「……駄目ですよ、メリーさん。『夫婦別姓主義者』なんて、日本の『男女分断』を図っている某国の工作員以外だと、すでに『一生独身』を余儀なくされた可哀想な女性や、結婚はしたものの今やとっくに更年期を迎えて、夫への愛が完全に冷めきった、『女の敵は女』ならぬ『女の敵はBBA』な皆さんばかりなのですからwww」
メリーさん太「──駄目と言うなら、あんたのその発言こそが、むちゃくちゃ駄目だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「それはさておき、引き続いて今度は、この『女系一族による婿養子システム』こそが、『結婚システムとは、単体では不完全な男性と女性とを一体化させることによって、初めて完全体に昇華させること』を、真に理想的に実現してくださっていることについて述べましょう!」
メリーさん太「……何でだよ、日本国憲法が唯一認める『両性の合意にのみで成立する結婚システム』によって、人は初めて完全になれると言うのなら、男のほうが婿入りするかどうかは、関係無いのでは?」
ちょい悪令嬢「ここは特にス○キ様のような大企業や、政治家等の、既に大成功を収めており、当然これから先も優秀な後継者にバトンタッチして、企業や国家自体を発展させていかねばならない場合を例に挙げて、わかりやすく説明いたしましょう」
メリーさん太「……まあ、その辺の一般家庭においても、何らかの形で子々孫々と発展していったほうが、没落してしまうよりも望ましいだろうしな」
ちょい悪令嬢「ス○キ様のような真に聡明な一族以外の企業人や政治家って、せっかく成功を収めて現在絶好調だと言うのに、馬鹿の一つ覚えみたいに『長男に後を継がせよう』とするでしょう? 実はこのいかにも極当たり前のように思える日本の古来からの風習こそ、無限の『劣化コピー』に陥る可能性を孕んでいる、非常に『危ない
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「だって、たとえ大成功を収めた起業家だろうが、歴史的偉業を成し遂げた大政治家だろうが、その息子までが優秀であるとは限らないではありませんか?」
メリーさん太「──うっ⁉」
ちょい悪令嬢「その最大の『危険因子』またの名は『失敗因子』こそが、『結婚』であり、『相手の女性』なのです! 親の『成功因子』が単純に考えて二分の一だけ息子に遺伝するとしたら、成功者の配偶者となる女性も、成功者と
メリーさん太「──ううっ⁉」
ちょい悪令嬢「……いや、日本を代表する大企業の創業者とか、歴史に名を残すレベルの政治家と、同等の成功を収めた女性なんて、古今東西の日本に存在するかあ? 遙か大昔の、額田部姫王くらい? ──しかも、男って成功者であればあるほど、自分の妻になる女性を、容姿や若さばかりを優先して、後はせいぜい『家柄』で選ぶ傾向が有るじゃん? 『名家の箱入り娘で、当然際だった実績なんか無い、顔と若さだけの女』なんて、優秀な後継ぎを産むための土壌としては、『最悪』と言っても過言では無いのでは?」
メリーさん太「──うううっ⁉」
ちょい悪令嬢「例えば、日本の現最高指導者を鑑みるだけでも、あいつ自身は『糞メガネ』とかと呼ばれるだけあって、一応外見だけは『お利口さん』に見えなくはないけど、眼鏡をかけてない息子のほうは見るからに『家柄だけのボンクラ二代目』そのまんまで、やることなすこと非難の的だったでしょ? これが『長男後継主義による、劣化コピーの連鎖』の格好な例なのですよ」
メリーさん太「──ううううっ⁉」
ちょい悪令嬢「それに比べて、ス○キ様の『婿養子システム』の、何と理想的なことでしょう! まず『女性としての名誉そのものであるトロフィー』であられるのは、創業者様や優秀なる婿養子様方の『成功因子』を引き継いでいるお嬢様方であり、そんな彼女たちを獲得しようとしている男性陣も、何が何でも鈴○一族に婿入りして社長になろうと、必死で働き常に業績向上を図っている、努力家で有能なるエリート社員たちによる、『蠱毒のゲームの勝者』ときたもんだ! つまりこれは、一族の後継者である直系の女子の配偶者が、『誰が見ても優秀』になることを実現した、超理想的な『結婚システム』と申せましょう♡」
(※次回に続きます)
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