第1209話、わたくし、『馬娘』のセントールが『蛇娘』に驚くのはおかしいと思いますの⁉(前編)
ちょい悪令嬢「──さて、超話題作の『リコ○ス・リコイル』や『エンゲ○ジ・キス』を始め、『プ○マドール』に『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィ○チーズ』や『RW○Y 氷○帝国』と言ったふうに、怒濤の『最終話ラッシュ』が続いておりますが、前回から始まった当【座談会】における『今期の夏アニメの総括』については、今回はお休みさせていただきたいかと存じます☆」
メリーさん太「……え、何で? めでたくSNS上の『世界トレンド1位』になった『リコ○コ』や、作者激推しの『プ○マドール』の結末が判明して、今こそ『語り時』だと言うのに」
ちょい悪令嬢「それが、『ちょっとした疑問』に直面したもので、今回はそれについて語ろうかと思いまして」
メリーさん太「ちょっとした疑問、て?」
ちょい悪令嬢「実は動画サイトの『GYA○!』様において、『セントール○悩み』アニメ版の、全話一挙無料配信がスタートしたのですよ!」
メリーさん太「──おおっ! 本作の作者が、一度は見てみたいと言っていたやつじゃ無いか⁉ さすがは『マニアックなアニメならお任せ♡』の、『GYA○!』様だな!」
ちょい悪令嬢「ええ、ええ、何と第1話冒頭部初っ端から、ガチのゆりゆりシーンで始めてくださるなんて、これは基本的に『日常アニメ』が苦手な身としても、非常に期待大ですわ♡」
メリーさん太「……日常、アニメ?」
ちょい悪令嬢「え? あ、はい、そうですけど?」
メリーさん太「日常アニメ、ねえ……」
ちょい悪令嬢「……メリーさん、一体何がおっしゃりたいのです?」
メリーさん太「あんた、この作品については、今の時点で何話くらい見終えているわけ?」
ちょい悪令嬢「ええと、第1話のAパートと、第3話のA&B両パートだけですけど?」
メリーさん太「……あーまあ、それだとまだまだ、『正体』は現していないかあ」
ちょい悪令嬢「な、何ですか、『正体』って⁉」
メリーさん太「あんたが見た範囲だけでいいんだけど、この作品の中で、何か気になることは無かったか?」
ちょい悪令嬢「……気になるところって、キャラクターたちは(外見と言うか種族的には)ぶっ飛んでいながらも、ごく普通の学生生活を送っていると言う、文字通りの『日常』アニメでしたけど?」
メリーさん太「本当に? ほんのチョッピリでもいいから、何か『違和感』を覚えなかった?」
ちょい悪令嬢「あ、そういえば、事あるごとに、主人公たち高校生はもちろん、もっと小さなお子さんまでが、『民主主義』とか『多数決』とか『平等』とか『差別』とか、ヤケに『ポリコレ』臭いことを、『日常』的に口にしていましたわね」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「──ちょっ、何でそこで無言になるんですか⁉ こんなの、現実世界でも極ありきたりなことでしょうが?」
メリーさん太「そうだな、ありきたりなことだよな。まあその調子で、視聴を続けるといいよ(ニヤリ)」
ちょい悪令嬢「ホントに何なんですか⁉
メリーさん太「いやあ、第1話のBパートを見た時のあんたの反応が、今から楽しみだわw」
ちょい悪令嬢「ええーっ、第1話の後半から早くも、何か有るのですか⁉」
メリーさん太「それは見てからのお楽しみと言うことでw ──それよりも、あんたにとっては『こういったこと』以外に、何か気がついたことが有るわけなんだろ?」
ちょい悪令嬢「……『こういったこと』と言うのが、非常に気になるのですが、それはさておき、
メリーさん太「第3話って言うと、主人公の姫○ちゃんが、
ちょい悪令嬢「それはAパートで、
メリーさん太「されてるに決まってるじゃんか? あんな不自然極まる、『謎の光』なんて」
ちょい悪令嬢「………BD買おうかしら? 当然Bパートだけで無く、Aパートも収録されているわけだし」
メリーさん太「え、あんた姫○ちゃんのこと、そんなに気に入っていたのか?」
ちょい悪令嬢「あ、いえ、どちらかと言うと、
メリーさん太「──『幼女のチ○ビ券』狙いかよ⁉ そんな『特殊性癖』の話はどうでもいいから、とっとと本題を進めろよ!」
ちょい悪令嬢「はいはいw────うおっ、何だ⁉」
メリーさん太「おいッ、今度は何だよ⁉ いきなりどうした⁉」
ちょい悪令嬢「──ぱ、パソコン、パソコンモニターを、見てくださいッ!」
メリーさん太「……このエピソードの作成の参考にするために、『セントール○悩み』の全話一挙配信を流しっぱなしにしている、パソコンモニターがどうした…………って、何だあ、こりゃあああああああ⁉」
ちょい悪令嬢「……な、何やっているのです、このメインヒロインズ?」
メリーさん太「……JKが、お互いの×××を、見せ合いっこしている、だと?」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──いやいやいや、それは無いだろう⁉ 本当にこれって、『地上波アニメ』なのか⁉」」
ちょい悪令嬢「……
メリーさん太「『異種族レビ○アーズ』に出ていた、プロの『嬢』の皆様でも……いやむしろ、プロの『嬢』だからこそ、仲間内で『×××の見せっこ』なんてしねえよなあ⁉」
ちょい悪令嬢「何なんですか、この第4話であっさりと、あの『レビ○アーズ』を超えてしまうなんて!」
メリーさん太「『きれいな』とか言うよりもむしろ、『卑しかレビ○アーズ』とでも、呼ぶべきだよな!(ズイズイ♡)」
ちょい悪令嬢「──あっ、これ、これですよ!
メリーさん太「……な、何だよ、またしても急に? 『これ』って、現在モニターに映し出されている、第4話のBパートのことか?」
ちょい悪令嬢「ええ、この『南極人』とやらについてです!」
メリーさん太「げっ、何これ、上半身が『蛇』のJKって、本当に『異種族レビ○アーズ』そのまんまだな⁉」
ちょい悪令嬢「おおっ、メリーさん、ナイス!
メリーさん太「はあ? あたしの何が、『期待通り』なのよ?」
ちょい悪令嬢「まあ、一言で言えば、『おまいう』ですかねw」
メリーさん太「おま、いう………って」
ちょい悪令嬢「自分自身『都市伝説』の代表的キャラである『メリーさん』のくせに、何を今更『上半身が蛇のJK』くらいで、驚いているのですか?」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「そうなのですよ、この作品はタイトルからわかるように、『セントール』を始めとして、『天使』や『獣人』や『竜人』等々、『異種族レビ○アーズ』もかくやって感じで、『モン
メリーさん太「そ、そういや、あたしたち『都市伝説』においても、『蛇関係』はけして少なく無かったよな。我ながら取り乱したりして、恥ずかしい限りでございます……」
ちょい悪令嬢「そもそもこの点に気づいたのは、先述した第3話Bパートにおいてであり、主人公のクラスの委員長の妹さん(やはり幼女)が、『オバケが怖い』とか言い出したことに始まっているのです」
メリーさん太「……何でだよ? 小さな女の子がオバケを苦手にしていて、何がおかしいんだ?」
ちょい悪令嬢「その子って、『ネコミミ』さんなんですよ」
メリーさん太「あー、そう言う……」
ちょい悪令嬢「ある意味自分自身『化け猫』と言う、れっきとした『オバケ』の一種であり、しかも実の姉が『天使』だと言うのにねえ……」
メリーさん太「──て、『天使』って、むしろそっちのほうが『オバケ』なんかよりも、とんでもない存在だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「まあ一応『翼人』と言うことになっており、頭の輪っかも髪の毛の延長物だったりしますけど、どこからどう見ても『天使』なんですよねえ……」
メリーさん太「……『異種族レビ○アーズ』にも出ていたけど、天使とか悪魔とか言ったらもうすでに、『モン娘』の範疇から逸脱しているんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「我らが『邪○ちゃん』は、『モン娘』でもOKですけどね☆」
メリーさん太「あの自称悪魔は、『邪』でも『神』でも無く、『ラミア』と言うれっきとした『モン娘』だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「──実はこう言った『おまいう』作品は、けして少なく無かったりするのですよ」
メリーさん太「え、他にもあるの?」
ちょい悪令嬢「最近何かと話題に挙げている、『RW○Y』の米国オリジナル版なんかもそうですが、自分の母親がいきなりカラスに変身したヤ○お姉ちゃんが、『──そんな馬鹿な、この世界に、魔法なんかが存在していたとでも言うの⁉』などと、驚愕の表情で叫ばれたのですよ!」
メリーさん太「──はああああああああああああ⁉ 何ソノ、絵に描いたような『おまいう』と言うか、『……おまえは今更何を言っているんだ』──略して『さらいう』は⁉」
(※後編に続きます)
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