第1194話、わたくし、『スト○ン』のズボンの謎を解明いたしましたの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「……今回の【座談会】は、まず『お詫び』から入らせていただこうかと存じます」


メリーさん太「──え、なになに、どうしたの⁉」




ちょい悪令嬢「現在絶賛放映&配信中のTVアニメ『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィ○チーズ』を始めとして、数々のメディアミックス作品を展開なされている、『ストライクウィ○チーズ』シリーズの制作陣の皆様──特に、原作者であられる島○フミカネ先生、先日は非常に失礼なことを申しまして、大変申し訳ございません! 心から反省し、前言を撤回させていただきます!」




メリーさん太「なっ⁉ 『ス○パン』に対して謝罪って、ホント一体どうしたんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「以前この【座談会】において、シリーズ中(唯一の?)安心健全な『ルミナスウィ○チーズ』に絡めて、いわゆる『ズボン』に対する全否定的非難を行ったでは無いですか?」


メリーさん太「……ああ、あの作中で言うところの『ズボン』の丸出しに対して、そういうことは作者自身の同人誌やオタク系ミリタリィ雑誌のイラスト企画くらいに留めて、一部の『アレなオタク』の間だけで楽しんでおくべきで、一般の方々が容易に目にしてしまう危険性の高い『TVアニメ』等で放映するなんて、『頭がおかしい』と言われても仕方ないってやつか?」


ちょい悪令嬢「あ、あれ? わたくし『頭がおかしい』とか、そんなどストレートなことを申しましたっけ?」


メリーさん太「まあ、似たようなことを言っていたのは、確かだろ?」


ちょい悪令嬢「──それは誠に、失礼いたしました!」


メリーさん太「……さっきから完全に平謝りだな、一体どういった心境の変化なんだよ?」


ちょい悪令嬢「もちろん、『ズボン』についてですよ」


メリーさん太「はい?」




ちょい悪令嬢「実は『ス○パン』シリーズにおいて、『ズボン丸出し』であることに、『明確な理由』を発見したのです!」




メリーさん太「──何だってえええええええええええええ⁉」




ちょい悪令嬢「それもすごく納得のいくものだったから、本作において行っていた『非難』なぞ、二度とできなくなってしまったのですよ!」




メリーさん太「あ、いや、ちょっと待て! 『ウィ○チ』たちが『ズボン丸出し』であることに関しては、そもそも『公式設定』として、ちゃんとした理由が有ったんじゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「例の『パ○ツじゃないから恥ずかしくないもん!』てやつですか?」


メリーさん太「……いやそれは単に、『頭がおかしい』だけだ」


ちょい悪令嬢「──言い切りやがった⁉」


メリーさん太「ええと、一応『公式のアナウンス』では、『本物のズボン』じゃ『ストラ○カーユニット』の邪魔になるからとか何とか言ってたような?」


ちょい悪令嬢「それだったら、普通に女の子が履いているショートパ○ツとかでいいでは無いですか?」


メリーさん太「そりゃそうだけど……………………って、まさか⁉」




ちょい悪令嬢「そうなんですよ、うちの作者ってば、何とこれまで公式様はもちろん、『ス○パン』の熱狂的なオタクファンですら考えつかなかった、『正当なる理由』を大発見したのです!」




メリーさん太「──どれだけ独自の視点を持っているんだよ、うちの作者ってば⁉ もうあいつが『ス○パン』の【世界観設定】を担当しろよ!」


ちょい悪令嬢「いえいえ滅相もない! むしろ原作者の島○先生並びにアニメ版制作スタッフの皆様におかれましては、これまでの暴言等の反省の証しとして、この『設定』に関しては自由に使っていただきたいかと存じます☆」


メリーさん太「……え、せっかくの大発見なのに、『権利主張』しないわけ? さすがの『どん○く』大先生でも、『ス○パン』に関しては管轄外だろうし」


ちょい悪令嬢「むしろ『拗れきったケモナー』でご高名な氏なら、変身中のウィ○チーズは大好物なのでは?」


メリーさん太「それもそうかw」


ちょい悪令嬢「それにそもそもこれって、他ならぬ『ルミナスウィ○チーズ』を見ていて気がついたので、もしかしたら制作スタッフの皆様も、先刻承知であられるかも知れませんからね」


メリーさん太「あれ? さっき『公式すらも思いつかないはず』とか、言っていなかったっけ?」


ちょい悪令嬢「『ルミナスウィ○チーズ』は、(唯一?)あの『シ○フト』様の手によるものですので、(うちの作者みたいに)勝手に『独自見解』を付け加えていたりしてw」


メリーさん太「……ああ、『シ○フト』様なら、十分有り得るよな。──それで、そろそろ具体的に教えてもらいたいんだけど、『ズボン丸出しであることの正当な理由』って、一体何なんだ?」




ちょい悪令嬢「『しっぽ』、でございます」




メリーさん太「しっぽ?」




ちょい悪令嬢「『ルミナスウィ○チーズ』のOPを見ていて気がついたのですが、歌い踊っているウィ○チたちのスカートの中に、何かチラチラしているものが見えたのですよ」


メリーさん太「……スカートの中でチラチラしているものって、文字通り『パ○チラ』以外の何物でも無いのでは?」


ちょい悪令嬢「それが、違ったのです!」


メリーさん太「──スカートの中でチラチラしているのが『パ○チラ』じゃ無かったら、一体何だと言うんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「だ・か・ら、『しっぽ』ですってば!」


メリーさん太「しっぽ?…………………ああっ、そうか、そう言うことか⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、あれっていわゆる『使い魔たちのしっぽ』なのですよ。ウィ○チたちは飛行能力等の魔力を発揮するためには、自分の使い魔と合体することになるので、何と頭部にはケモノ耳が生えて、お尻からは『しっぽが飛び出す』ことになるのです!」




メリーさん太「……だとすると、ズボン(本物)なんかを履いていると、何かと支障をきたすわけか」


ちょい悪令嬢「ミニスカートなんかだと問題無いように思えますが、全年齢対象のちょっぴりエッチな漫画みたいに、しっぽがスカートを押し上げて、結局『パ○ツ丸出し』になってしまいますしねw」


メリーさん太「かといって、『ケモノ系美少女』作品にありがちな、あらかじめ『ズボンにしっぽ用の穴を開けておく』と、(使い魔と合体していない)普段の生活において、『パ○ツ丸出し』も同然になってしまうからな」


ちょい悪令嬢「しかも一応彼女たちは軍人だから、『パ○ツ丸出しの軍服』と言うことになりますが、そんなの全年齢作品どころか、AVでもほとんど無いのでは?」


メリーさん太「……なるほど、変身した時しっぽが出てくるのを邪魔しないように、最初からスカートやズボン(本物)を穿いていなかったわけか?」


ちょい悪令嬢「ねえ、『納得の理由』でしょ?」


メリーさん太「納得………………………う、うう〜ん、『全面的に納得』とはいかないまでも、『どうにか許容』はできるかも知れないな」




ちょい悪令嬢「それで十分ですよ。先ほども申しましたが、普通の女の子が魔法少女なんかに変身した際に、ケモノ耳としっぽが生えて、スカートが押し上げられてパ○ツ丸出しになるパターンなら、どうにか全年齢向け一般作品の『ちょっとしたサービスシーン♡』の範疇に含まれますし」




メリーさん太「さ、サービスシーンて……(ついに『ズボン丸出し』の真の目的について、ぶっちゃけやがったよ、こいつ)」




ちょい悪令嬢「そういう意味からも、『ス○パン』全シリーズの主人公的ポジションにおられる宮○芳佳ちゃんを始めとする、海軍航空隊の(下半身)スクール水着丸出しのユニフォーム設定は、大正解だったのですよ! いくら『ズボン』だと言い張っても、四六時中少女兵士が『パ○ツ丸出し』なのは大問題ですが、スクール水着でしたらギリギリOKですからね♡」







(※一見すべての謎が判明したようでありながら、思わぬ大どんでん返しに見舞われる、衝撃の後編に続きます⁉)

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