第1188話、わたくし、『RW○Y』元祖米国版によって、日本人の真の敵を知りましたの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──いやいやいや、『RW○Y』のオリジナル米国版の劇場用再編集版第三弾Volume3、すご過ぎるだろ⁉」」




ちょい悪令嬢「……コホン(咳払い)、読者の皆様におかれましては、いきなり何のことだかわからないかも知れませんが、ここ最近当【座談会】におきましては、かの超傑作魔法少女アニメ『マギア○コード』の再検証に全力で当たっておりましたけど、これについては今こそ叫ばざるを得なかったのです!」


メリーさん太「何せ動画サイトの『GYA○!』様での無料配信も、本日8月4日までだからな。まだご覧になってない方に、至急知らせなければならないし!」


ちょい悪令嬢「いやあ、以前もこの【座談会】において、『RW○Y』オリジナル米国版の素晴らしさを、これでもかと大いにアピールしたつもりですが、まだまだ甘かったですわね」


メリーさん太「てっきり本場アメリカならではの、ウイットに満ちたコミカルな展開がメインかと思ったら、いきなりの超急展開、ホント驚きましたわ」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──まさか、ル○ーとヤ○の姉妹の身の上に、それぞれ取り返しのつかないアクシデントが起こって、『RW○Y』チーム四人全員がバラバラになってしまうなんて⁉」」




ちょい悪令嬢「特に何と言っても、ル○ーですよ、あのいかにも明朗快活な元気少女に、あんな『裏設定』が有ったなんて」


メリーさん太「お姉ちゃんのヤ○の母親については、あらかた明らかになっていたので、彼女のパワーや慈愛に満ちた性格については納得していたけど、腹違いの妹の母親までも、あんなにもとんでもないキャラだったとはな」


ちょい悪令嬢「いや、ル○ーたちの父親って、一体何者なの⁉ 別の作品で言えば、『アルティメットま○か』ちゃんとミ○サ=『アッカーマン』嬢を、二人共嫁にするようなものじゃありませんか⁉」


メリーさん太「……あいつ実は『なろう系主人公』で、スーパーヒロインばかりのハーレムを構築していたとか?」


ちょい悪令嬢「そういえば、本人はパッとしないところなんて、そのものズバリですわねw」


メリーさん太「──ちょっ、そういうことは言うなよ⁉ 姉妹にとってはあくまでも、いいお父さんじゃないか!」


ちょい悪令嬢「まあきっと、彼には余人には窺い知れない、『特別な女性』ばかりを魅了する、絶大なる魅力フェロモンが有るのでしょう」


メリーさん太「そこら辺のことについては、本場アメリカにおいてすでに、『サイドストーリー』として明かされているかもよ?」


ちょい悪令嬢「ていうか、ク○ウ叔父さんやオズ○ン校長さんたちのパーティの過去話なら、絶対に有るでしょうね!」


メリーさん太「案外『CHIBI』シリーズで、あっさりと語られていたりしてw」


ちょい悪令嬢「──あれで済ますつもりかい⁉ お手軽だな!」


メリーさん太「て言うか、『CHIBI』て、完全に『日本語』じゃん」


ちょい悪令嬢「制作スタッフの方たちはガチのレベルで、日本のアニメや漫画の『愛好家』であられるようですからね」


メリーさん太「……しかも、ただ憧れているだけでは無く、本気で『超えよう』としているからな」


ちょい悪令嬢「──ええ! 今回の【Volume3】にて、日本産のアニメや漫画と比較しても、『最高レベル』に達したと言っても過言ではありませんわ!」


メリーさん太「……うちの作者にしては珍しく、手放しでべた褒めだな? 外国産のアニメや漫画なんて、鼻にも引っかけないと思っていたのに」


ちょい悪令嬢「何をおっしゃっているのです、本作の最大のポリシーとして、『(内容が)いい作品は、ちゃんといいと認める!』と言うのが有るのは、ようくご存じでしょうが⁉」


メリーさん太「いや、そもそも欧米産の作品を語ること自体が希なのであって、最近とみに耳にする『毒亜ドクーア産』のアニメや漫画に至っては、もはや頭ごなしにまったく相手にしていないじゃんか?」




ちょい悪令嬢「──だってあいつら、何の実績も無いくせに、『我々はすでに日本を超えた!』とかほざきながら、上から目線で売り込んでくるではないですか?」




メリーさん太「……あー、なるほど」




ちょい悪令嬢「あいつらの日本に対する『コンプレックス』って、一体なんでしょうね? 日本のほうは毒亜ドクーアのことを馬鹿にするどころか、別に相手にしていないと言うのね。もう少し下手に出れば、むしろ好感度も上がろうと言うものなのに、『交渉術のイロハ』も知らないのですか?」


メリーさん太「確かに、頭K印産のフリー漫画アプリの売り込みって、そんなのばかりだよな」




ちょい悪令嬢「この上なくわかりやすく申しますと、『RW○Y』なんかはちゃんと日本産の先行作品に対する『リスペクト』が有りますが、毒亜ドクーアどもは『パクる』ばかりで、しかもなぜかその『パクリ作品』が(自分たちの国内のみで)ちょっと売れたからって笠に着て、日本の作品を愚弄してくるのだから、どうして好感を持つことができると言うのです? しかも『パクリ』を指摘されても、『我々は大日本帝国様の被害者だから、いくらパクっても許されるアルカニダ!』とか、恥も外聞もないことをわめき立てるばかり。おまえらはもはやクリエーターなんかでは無く、お国の同胞の『イ=アンフー』や『チョウ=ヨーコー』同様に、単なる『タカリ集団』じゃねえか⁉」




メリーさん太「……ホント、日本自体に反感を持っているくせに、何で日本文化をパクるかねえ。せめて没交渉に徹して、自国独自のオリジナル文化を発展させろよ?」


ちょい悪令嬢「中つ国作品なら、『ナ○ザの大暴れ』なんかは、非常に『素朴』で好感が持てて、日本のアニメ界が誇るかの宮○駿大監督同志にも好評だったのにねw」


メリーさん太「ああ、とても70年代末の作品とは思えない、更に大昔の東○動画の『長編漫画映画』みたいなやつかw」




ちょい悪令嬢「それに比べて欧米のクリエーターの皆様は、日本がアジアの一国であることとかかつての敗戦国であることとか、何よりも文化文明的には自分たちよりも後進国であることとかに、こだわることなぞ一切無く、文字通り『いい作品はいい』と認めて、現在の日本のアニメや漫画ブームを諸手を挙げて歓迎するとともに心から尊敬し、積極的に自分たちが長年培ってきた文化文明と融合させて、より良い作品づくりに邁進しておられるのは、非常に好感を覚えますわね!」




メリーさん太「……その成果の一つが、『RW○Y』シリーズと言うわけか?」


ちょい悪令嬢「ちなみに頭K印国や中つ国においても、漫画作品の『新暗行○史』シリーズや、ゲーム作品の『原○(インパクト)』のように、日本のオタク文化と自国の伝統文化を高い次元で融合させた、傑作や名作も無いことは無いのですけどね☆」


メリーさん太「うん、いくら『パクリの毒亜ドクーア』といえども、頭ごなしに全否定せずに、褒めるべきところは褒めないと、まったくフェアじゃないよな」




ちょい悪令嬢「──このように、諸外国の『日本のオタクカルチャーに対するリスペクト作品』が、本家本元の日本作品を超えようとしている今こそ、当然のごとく日本のクリエーター自身が奮起しなければならないのですが、実は現在非常に残念な状況にあるのです!」




メリーさん太「……ああ、以前にも指摘していたけど、和製『RW○Y』である、『氷○帝国』のことか?」




ちょい悪令嬢「特に『氷○帝国』のアニメーション(ストーリー)原案の虚○玄御大は、一体何をなされているのですか! あの元祖『ま○か☆マギカ』の鬱展開もかくやといった、『RW○Y』Volume3のクライマックスシーンを見せつけられておきながら、あんないかにも『お茶を濁した』ような『ワ○ス嬢の内面世界』を延々と描写し続ける、どうでもいいようなシナリオを平気で放映して。──むしろ今こそ、『ま○マギ』や『沙○の唄』で見せた、視聴者を絶望のどん底に突き落とすような、超展開を披露すべきでしょうが!」







(※悪役令嬢大激怒のまま【後編】に続きます)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る