第1154話、わたくし、『LGBTもカミングアウトしなければ撃たれまい』ですの⁉(解説編③)

ちょい悪令嬢「さて、今回はイギリスの『フレミッシュジャイアントラビット』と渋谷の『3D秋田犬』と言う、微笑ましい動物ネタで執筆を続けていたのですが、急遽変更して、前回までの『サ○痘ウイルス』に関わる『LGBT問題』についてあれこれと述べたことに対して、【補足説明】を行いたいかと思います」




メリーさん太「──まだやるのかよ⁉ もういい加減にしておかないと、いくら何でも各方面からクレームが殺到しかねないぞ! せっかく『癒やし系の動物エピソード』のネタがあるのなら、それにしておけよ⁉」




ちょい悪令嬢「いいえ、それこそ『クレーム対策』として、是非とも述べておかなければならないことがあるのです!」


メリーさん太「へ? クレーム対策、って……」




ちょい悪令嬢「実は当【座談会】においては、主に男性の『同性愛者』を差別するつもりも非難するつもりも毛頭無く、特に『サ○痘ウイルス』の伝播の原因であるとは、まったく考えておりませんの!」




メリーさん太「──はああああああああああああああああ⁉ 何ソレ!」




ちょい悪令嬢「おお、久々に開始早々からの、『メリーさんの奇声』を頂きましたわ♡」


メリーさん太「人の驚愕の叫びを、『都市伝説』のタイトルみたいに言うんじゃねえよ⁉」


ちょい悪令嬢「ある日自分の携帯に唐突に、『……あたしメリーさん、今あなたのうしろ────きえええええええええええええっ⁉』とか絶叫が聞こえてきたかと思ったら、それっきり通話が切れたら怖いですよねw」


メリーさん太「確かに恐怖だが、それは『都市伝説』的な恐怖じゃねえよな⁉ ──それよりも、さっきの発言は一体何なんだ⁉ あれだけ『サ○痘ウイルス』に絡んで『LGBT』のことを散々貶しておいて、今更になって『男性同士の性的行為』が現在の大流行の原因では無いだとお⁉」


ちょい悪令嬢「ええ、確かにわたくしは間違えておりましたわ。『男性同士の性的行為』はあくまでも、『サ○痘ウイルス』の流行の原因ではありませんでしたわ」


メリーさん太「こ、こいつ、あっさりと自分の意見を曲げやがった、だと⁉…………だったら今回はちゃんと、『LGBT活動家』の皆様に謝罪するんだよな⁉」


ちょい悪令嬢「え、どうしてですか? 別に『LGBT工作員』どもに謝る必要なんて、微塵も無いのでは?」


メリーさん太「いやいや、『LGBT』の中には『男性同性愛者』である『G』が、しっかりとメンバーに入っているだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、何度も申しておりますように、あいつらは『偽者の工作員』に過ぎず、本作に謝罪の対象がおられるとしたら、それはまさしく『善良なる性的マイノリティ』の皆様に限られるのです」


メリーさん太「──だからその『善良なる性的マイノリティ』って、一体何なんだよ⁉ 『LGBT』とはどう違うって言うんだ? おそらくは語源となったと思われる『進○の巨人』で言えば、マ○レ在住の『九つ○巨人の継承者』である『戦士』の皆さんみたいなものか?」


ちょい悪令嬢「いいえ、むしろ『マ○レの戦士としてのエルデ○ア人』では無く、『パラデ○島のエルデ○ア人』たちのほうこそが、『善良なる性的マイノリティ』に当てはまるでしょう」


メリーさん太「どうしてだよ、完全に真逆じゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「それはもちろん、ある意味これまでの『性的マイノリティ』の方々の悲惨なる歴史を惹起させるがごとく、たとえ世界中の人々から忌み嫌われようとも、ひっそりと自分たちだけで暮らしていて、世間とは没交渉であるものの、けして他人を傷つけようとしない、『パラデ○島の悪魔(他称)』の方々こそが、現在の『サイレント(性的)マイノリティ』の方々そのものと言えて、自分たちの権利ばかりを主張して、それを実現するためには他者を糾弾し傷つけることも厭わず、場合によっては世界的災厄すらも引き起こしかねない、『名誉マ○レ人という名の巨人兵器』のほうこそが、現在の『LGBT活動家』どもそのものだからですよ」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「つうかそもそもの話、本物の『善良なる』同性愛者であれば、『パンデミック』を起こすどころか、まず自分たち自身が『サ○痘ウイルス』とか『エ○ズウイルス』とかに、感染すること自体があり得ないのです」




メリーさん太「なっ⁉……………いやいやいや、何を言っているの! これに関しては他ならぬ『世界保○機関』こと『WH○』様が、ちゃんと『主に男性同士の性的交渉によって伝播する可能性が高い』と明言しているじゃないか⁉」


ちょい悪令嬢「たとえそうでも、『男性の同性愛者』の方が、感染したり、『パンデミック』を引き起こすとは、必ずしも限らないでは無いですか?」


メリーさん太「……え、それってどういうこと? あんたの言っていることって、論理的に完全に矛盾していない?」


ちょい悪令嬢「矛盾していませんよ。──そもそもメリーさんは、わたくしの言うところの『善良なるゲイのカップル』がおられたとして、どのようにして彼らは『サ○痘ウイルス』に感染すると思っていらっしゃるのですか?」


メリーさん太「そりゃあ、男同士だから、性交渉の時に、アナ、アナ、アナr……………………って、てめえ、『都市伝説』とはいえれっきとした幼女に、何を言わせようとしているんだよ⁉ セクハラで訴えるぞ!」




ちょい悪令嬢「いえ、どのような性交渉の形態であろうが、この際関係がありませんけど?」




メリーさん太「……何だと?」




ちょい悪令嬢「何度も何度も申しておりますが、『善良なる性的マイノリティ』の皆さんは、現在の『LGBT活動家』のように何かと言うと目立とうとしたりはせず、世間の片隅でひっそりと、『愛する相手との二人だけの世界』を構築しているのであり、そこには『サ○痘ウイルス』だろうが『エ○ズウイルス』だろうが、のですよ」




メリーさん太「それって、『ひっそりと』暮らしている『善良なる』同性愛者だから、そもそも『性的交渉』すらしない『純愛路線』であるとか、どこかの純情可憐な小学生女子みたいなことを抜かすつもりじゃ無いだろうな?」


ちょい悪令嬢「いえいえ、別にばんばんおられても構いませんよ?」


メリーさん太「──言い方! あんた一応、筆頭公爵家令嬢だろうが⁉」


ちょい悪令嬢「……やれやれ、メリーさん、最も大切なことをお忘れでは?」


メリーさん太「な、何だよ、『大切なこと』って?」


ちょい悪令嬢「もし『善良なるゲイ』のお二人が、『サ○痘ウイルス』に感染したとして、そのウイルスはどこから来たのですか? ………まさか、二人の性的な交渉中に、『自然発生』したとか言うつもりじゃ無いでしょうね?」


メリーさん太「そんなわけ無いだろ! 普通に『外』から持ち込まれたに決まっているじゃないか⁉」


ちょい悪令嬢「それは、ですね」


メリーさん太「何でだよ⁉」




ちょい悪令嬢「何度も何度も何度も申しておりますが、『善良なる同性愛者』とは、『心から愛し合った相手がたまたま同性であった』だけで、同性であればのべつ幕無く喰らい尽くそうとする、わざわざ自分がゲイであることを世間にカミングアウトした(まさしく『エセLGBT活動家』そのものの)無法者なんかでは無く、基本的に愛する相手と(それこそ世間に隠れるようにして)『二人だけの世界』を構築しておられますので、『外から』──すなわち、同性だか異性だか知りませんが、『外部の第三者との性交渉』によって『サ○痘ウイルス』に感染して、真に自分の愛する相手にうつすことなんて、絶対にあり得ないんですけど?」




メリーさん太「──ああっ、そうか! そういうことか!」




ちょい悪令嬢「そうです、本作においてこれまで三話にわたって厳しく糾弾してきたのは、あくまでも『同性愛者』そのもの、誰彼構わず──場合によって性別すら度外視して盛ろうとする、『フリーセックス主義者』どもだったのですよ!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「そもそも『同性愛』か『異性愛』かを問う以前に、『フリーセックス』こそがすべての災厄の根源なのですからね。これまた最近話題の『梅毒』や『淋病』等の代表的な『性病』は、同性愛者なんかよりもむしろ、文字通りに不特定多数フリーセックスの『男女間の性交渉』によってこそ引き起こされているんですし」




メリーさん太「そ、そうか、悪いのは『同性愛者』では無く、無軌道で見境の無い『フリーセックス主義者』どもだったわけかッ⁉」




ちょい悪令嬢「もちろん、本作において糾弾の対象にしているのは、あくまでも『善良なる性的マイノリティ』では無く、不届き極まる『フリーセックス主義者』どもであることは、これまでの連載を読み返すことで、納得いただけるかと存じます」




メリーさん太「でもあんた、『LGBT活動家』の皆さんに対しても、明確に非難していたじゃ無いか? 彼ら彼女らがすべて『フリーセックス主義者』とは決まってないだろうが?」


ちょい悪令嬢「これに関しては(かのWH○様による)『同性愛者はフリーセックスの傾向が強い』という説を採用させていただきたいかと思います。──なぜなら、これぞ当作品の『善良か否か論』と見事に合致しているのですからね」


メリーさん太「と言うと?」




ちょい悪令嬢「『善良な同性愛者』とは、『心から愛した相手がたまたま同性だった』だけですので、世に言う『確定的な同性愛者』なんかでは無いのです。それに対して大いばりで『カミングアウト』して様々な工作活動をしている『LGBT』のエセ同性愛者どもは、最初から異性を恋愛対象から切り捨てている『本物の差別主義者』であり、『心から愛したのなら異性だろうが同性だろうが構わないはず』と言う、人類の最大の倫理観に背いているので、『同性だったら誰でもいいや!』ってな感じに貞操観念すらも狂っているものと推察されて、(加えて妊娠の可能性も無いので)安易に『フリーセックス』に走りがちであることを否定できず、とても正式なる『同性婚』なぞ法的に認めることなぞ赦されないと言う結論に至るのです。──更に、毎度お馴染み『LGBT』最大の問題児である『B』については、もはや言うまでもありませんよね? あくまでもその時点その時点ごとに『心から愛した相手』が、これまで『男も女もいた』と言う『結果論』なら、辛うじて人として間違っていませんが、『俺様は男も女もイケるぜ! この世界のすべての性を喰らい尽くしてやる!』なんてカミングアウトするなんて、もはや『人倫にもとる所業』と言わざるを得ず、まさしく『フリーセックス主義』の象徴とも言えて、現在世間を騒がせている『性病ウイルスの運び屋』と揶揄されようが、何ら言い訳はできないでしょう」




メリーさん太「──言いたい放題なだ⁉ ホント大丈夫なのか、その結論で!」




ちょい悪令嬢「最も理想的な在り方は、『エセLGBT活動家』などと言った不法者を絶対認めたりせず、『同性婚』の成立なぞ断固阻止すべきなのです。──それよりも可及的速やかに実現すべきは、『不義密通罪』の復活なのです!」




メリーさん太「……またとんでもないことを言い出したぞ、こいつ⁉」




ちょい悪令嬢「性的交渉を許されるのは『正式なる夫婦』のみとして、それ以外で性的交渉する者は、男も女も同性愛者も両刀遣いもトランスジェンダーも、すべて等しく重罪に処して、特に『性病の大流行』の原因ともなれば、極刑すらも辞さないことにすれば、なぜか男性ばかりに責任を押しつけようとする『準レイプ罪』なぞ無用になることだし、とにかく婚前交渉や不倫を行った者どもは、すべて厳格に処罰すればいいのです!」




メリーさん太「──出た、本作の作者お得意の、『とても世間の同意を得られそうに無い極論』! どうして今回に限って、そんなに暴走するんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「だって、前回までの内容を読まれることで、『同性愛者に対する差別主義者』と思われても困りますからね」







メリーさん太「……むしろ今回の内容で、同性愛者以外の大勢の人たちをも、敵に回してしまったんじゃ無いのか?」

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