第1152話、わたくし、『LGBTもカミングアウトしなければ撃たれまい』ですの⁉(解説編①)

ちょい悪令嬢「……ふっふっふっ、もうホント、たまりませんの♡」




メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「どうしてこうも何から何まで、この【座談会】に記された通りに──すなわち、本作の作者の思惑通りに進むのでしょうね☆」




メリーさん太「お、おい」




ちょい悪令嬢「『ロシアのウクライナ侵攻』に始まり、参院選終盤の『某重大事件』と来て、何と今度はついに『LGBT問題』ですよ! いやあまさか本当にこの作品て、『予言書』かなんかだったりして♫」




メリーさん太「──いやいや、冒頭から一体何をわけのわからないことを言っているんだよ⁉ ちゃんと説明しろ! それに『LGBT』って、もしかして前回のやつのことを言っているのか?」


ちょい悪令嬢「もろちん」


メリーさん太「……いやそのネタはもういいから、それよりもホント何だったんよ、前回のあの危なすぎる内容は⁉」




ちょい悪令嬢「危ないも何も、そもそも『エセLGBT活動家』どもって、ガソリンをしみこませた蓑をまとって、火事場で有ること無いことほざきながら狂ったように踊っているようなものだから、一旦火がつくと大炎上するのは当然でしょう?」




メリーさん太「──うちの作者の『LGBT観』って、そこまでヤバいものだったのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「いえむしろ、類い稀なる『野生の勘』の為せる業なのですわw」


メリーさん太「……『勘』、だと?」




ちょい悪令嬢「おかしいと思ったのですよ、こうして『百合作品』を自ら作成している作者が、どうしてここまで『LGBT活動』に嫌悪感を覚えるのか。つまりうちの作者は、のですよ、あいつらが『偽者』であり、むしろこの世に──特に『本物の性的マイノリティ』の皆様に、『害悪』をもたらしかねない存在であることに」




メリーさん太「『LBGT活動』が、よりによって、『性的マイノリティ』の害になるだと?」




ちょい悪令嬢「わかりやすい例を挙げれば、学校においてちょっと『パシリ』にされているだけで、『弱者』とはいえ一応クラス内に自分の地位を築いていたと言うのに、無駄に『正義マン』なクラスメイトが『帰りの会』とかで、『このクラスでいじめが行われています!』とか糾弾し始めて、勝手に『可哀想ないじめの被害者』扱いされて、これまで仲の良かった『クラスの強者』たちからも距離を置かれて、それからは本当にクラスの中で『孤立』してしまい、『パシリ時代』よりも悲惨な状況になったりしてねw」




メリーさん太「──むちゃくちゃ有り得る話じゃん!」




ちょい悪令嬢「世の『本物の性的マイノリティ』の皆様におかれましても、『このエセLGBT活動家どもめ、いい加減に黙れ!』、『私たちはただひっそりと暮らしたいだけなのに⁉』という意見が大勢を占めているのも、同じような理由からなのですよ」




メリーさん太「いやでも、偽者かどうかはともかく、『LGBT活動』によって、『性的マイノリティ』の立場が向上するのは、本物の皆さんにとっても歓迎すべきことじゃないのか?」




ちょい悪令嬢「そんなメリットよりも、『いざとなった時のデメリット』のほうが大きいのです」


メリーさん太「な、何だよその、『いざとなった時』って?」




ちょい悪令嬢「まさに今回の『サ○痘ウイルス』なんかがそうですが、これってかつての『エ○ズ』同様に、『男性同士の性的な接触』こそが、有力な伝播経路だったりするんでしょ?」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「もちろんそれこそ『エ○ズ』の時もそうでしたが、『男性同性愛者』にすべての責任を帰して、まさしく『魔女狩り』そのままに誹謗中傷や弾圧や差別することなぞ、断じて許されません。日本を始めとして、そう言った機運がすぐさま沈静化したのは、やはり中世なんかと違って、『文明と人権が高度に発展した』、現代における人類の勝利と言えましょう!」




メリーさん太「別に感染者は男性に限らず、女性とか子供とかも少なく無かったしな。──だとしたら、今回も問題無いのでは?」




ちょい悪令嬢「いいえ、前回と今回の最大の違いはまさしく、『LGBT活動』とか何とか大いばりで吠え回って、本物か偽物かに限らず、『性的マイノリティ』自らが名乗りを上げていることです!」




メリーさん太「……それの何が、問題なんだよ?」




ちょい悪令嬢「もしもこのまま『サ○痘ウイルス』が大流行して、全世界で被害者が大勢現れた場合、今回は『エ○ズ』の時以上に、その憎しみと怒りの矛先が『顕在化』しているわけなのですよ」




メリーさん太「あ」




ちょい悪令嬢「かつての『エ○ズ大流行』の際は、『ホモ』とか『ゲイ』とかの輩なんて、海外のロックスター等の一部の例外を除けばほとんど『顕在化』しておらず、良きにつけ悪しきにつけそう言った風潮においては欧米よりも格段に『遅れていた』日本においては、『ホモ』とか『ゲイ』とかはいないも同然でしたので、『魔女狩り』なぞ起こることも無く、むしろ『血液製剤ヘの混入による感染』のほうが大きく取り沙汰されたほどでした。──しかし、現在のように『LGBT』が無駄に大きくアピールされて、活動家どもが『時の人』扱いされて、『性的マイノリティ』の方々が『普通の人』として扱われて、むしろ『どんどん名乗りを上げてください! 我々進歩的な自治体や企業や学校や地域社会は、皆さんのことを差別したりしませんよ!』とかほざき回って、(本作においてお馴染みの)『リスク管理能力』のある一部の方々以外は、すっかり『顕在化』してしまっており、まさしく『雉も鳴かずば撃たれまい』よろしく、状況の推移次第では、人々の『糾弾や差別や弾圧』の対象となり得る怖れがあるのです!」




メリーさん太「……『雉も鳴かずば撃たれまい』、か。確かに現在の『似非LGBT活動家』どもを表すには、打ってつけの言葉だよな」




ちょい悪令嬢「そう、まさに単なる『ホモ』や『ゲイ』のみでは無く、『LGBT』であることこそが、更に問題を深刻化しているのです!」


メリーさん太「ど、どうして?」


ちょい悪令嬢「さっきメリーさんご自身も、かつての『エ○ズ騒動』の際に『男性同性愛者』に対する糾弾が沈静化した原因の一つとして、女性も少なからず感染したからとおっしゃいましたよね? ──さて、本来『男性同士の性的接触』による伝播が主な経路であるはずなのに、女性の感染者も増えていったのはなぜでしょうね?」


メリーさん太「そりゃあ当然、すでに『エ○ズキャリア』となっていた男性と、性的交渉を行ったからじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「おかしいですね、どうして『男性同性愛者』が、女性と性的交渉を持つのです?」


メリーさん太「例えばその男性が、単なる同性愛者では無く、女性も対象にできる、いわゆる『両刀遣い』だったら………………あっ、そうか! そう言うことか⁉」




ちょい悪令嬢「──そうです、現在すでに各界において危険視されておりますが、基本的に『男性同士の性的接触』によって伝播していく『サ○痘ウイルス』ですが、そこに『男性とも女性とも性交渉ができる存在』が介在するだけで、女性にも一気に流行してしまいかねないのであり、他でも無く『LGBT』ムーブメントには、最初からまさにその『B』なる者も、正式メンバーとして含まれており、もはや『エ○ズ』の時のような『免罪符』は存在し得ず、『LGBT』そのものが『サ○痘ウイルス』を世界中に大流行させ得る、『災厄の総合デパート』と言っても過言では無いのです!」




メリーさん太「ホント、『両刀遣い』なんてメンバーに加えていたせいで、もはや同情の余地無しだな、『LGBT』!」




ちょい悪令嬢「……ねえ、うちの作者の『野生の勘』て、むちゃくちゃすごいでしょ? 以前の【座談会】で下手したら訴えられかねないほど、『両刀遣い』のことをむちゃくちゃ貶していたけど、彼らの危険性がまさかこのような形で証明されるとはね」


メリーさん太「あくまでも当【座談会】における主張は、『愛する者が結果的に同性になるのは別に構わないが、最初から男でも女でもいいなんて言うやつは不誠実極まりない!』という倫理観に基づいたものだったけど、このように本当に『実害』が有るとはな」


ちょい悪令嬢「もうね、読者の皆様は、この作品の言うことだけを信じていれば、何も間違わないと思いますよ☆」


メリーさん太「──何かヤバい『宗教』じみてきたな⁉ この時期やめておけよ! それにこれまでの話だと、『LGBT』すべてが悪いわけでは無く、『G』と『B』以外の『L』と『T』は、別に問題無いのでは」


ちょい悪令嬢「いえいえ、前回も記しましたが、むしろ『L』こそが大問題なのです!」


メリーさん太「……そこのところがイマイチ釈然としないんだよなあ。『レズコミューン』の中にも当然のようにして、『女だけでは無く男もイケる♡』と言ういわゆる『バイの女性』もいるのだから、本来『男性同士の性的接触』がメインの『サ○痘ウイルス』に感染しても、必ずしも『Lとしては偽者エセに過ぎない』とはならないのでは?」


ちょい悪令嬢「本作における『似非LGBT』の『似非』とは、単に『偽者』という意味では無く、世に名乗りを上げて自らの要求を突きつけることのできる、『高潔なるマイノリティ』──と言う意味も含まれているのですよ!」


メリーさん太「と、言うと?」




ちょい悪令嬢「もし現在の『LGBT活動団体』の『L』のメンバーから『ウイルスキャリア』が現れたとしたら、少なくとも『レズコミューン』の中に『バイの女性』が含まれていたことになり、『男も愛せるのなら別に性的マイノリティを名乗る必要は無いだろう』となりかねず、その相手方の女性が『純粋なレズ』であったとしても、そもそも『バイと盛っている』時点で、『……おまえ本当に、純粋なるレズの代表として、正当な権利を獲得するつもりなのか?』、『おまえのような見境の無い似非レズに、私たちのような真に純粋なるレズの代表者顔されたんじゃ迷惑なんだよ!』とか、『いくら理解あるお役所でも、バイすらもコミュニティに含んでいるレズ集団を、真面目なる社会派レズ集団と認めてはくれないのでは?』──等々の意見が出ても無理は無いと思われるのですよ☆」




メリーさん太「……うん、確かに社会に向けて公的に立場の向上を訴えるためには、少なくとも『性的に何でもアリ♡』なんて無軌道極まりないことしていたんじゃ、とても認められるはずが無いわな(呆れ)」







(※更に『エセLGBT工作員』どもをけちょんけちょんに叩きのめす、次回【解説編②】に続きます)

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