第1122話、わたくし、『ネットミーム』こそは、アニメ(おたく)における最大の『業』だと思いますの⁉

ちょい悪令嬢「──今回は、アニメ作品の『奥深さ』について、全力で語り尽くしたいかと存じますが、まずは前回の『Ang○l Beats!』についての、『補足説明』から始めたいかと思います!」




メリーさん太「……何でいきなり『奥深さ』? しかも『Ang○l Beats!』って、あれだけ語り尽くしておいて、まだ語り足りないことが有るのか?」




ちょい悪令嬢「『補足』と言うのは少々ニュアンスが違っていて、別に『Ang○l Beats!』自体に語り足りないところが有るわけでは無く、前回のエピソードを書き終えた後でWeb上で少々調べ物をした際に、本作の作者自身の『不見識』を痛感した次第なのでございます」


メリーさん太「……不見識、だと?」


ちょい悪令嬢「実は『Ang○l Beats!』の最終的メインヒロインであられる、立華か○でちゃんて、Web上においては我が国サブカル界を代表する『天使キャラ』として、『ネットミーム』にすらなられていたんですよ!」


メリーさん太「か○でちゃんが、ネットミームって、一体どんな?」




ちょい悪令嬢「皆さんようくご存じの、『○○ちゃんマジ天使』ですよ!」




メリーさん太「──なっ、あれか⁉ むちゃくちゃ『定型文ゆうめい』なやつじゃん!」




ちょい悪令嬢「まず本当の名前がわからなかった時点において、『天使ちゃんマジ天使』と言われ始めて、『立華か○で』だと判明してからは、『か○でちゃんマジ天使』に変わって、何かにつけてWeb上で連呼されるようになったのです☆」




メリーさん太「……そうか、あのネットミームは、『Ang○l Beats!』が元ネタだったのか。──とはいえ、か○でちゃんて、そんなに『天使』だったっけ? 彼女自身否定するくらい、『別の何か』だと思えるんだけど? 何せ(世に言う『天使』ならではの)譲り合いとか話し合い以前に、『戦闘能力バトル優先』だったし」




ちょい悪令嬢「具体的な『使用例』としていくつか、例によって(w)『ニコ○コ大百科』様の掲載分からご紹介いたしますと、『見た目が可愛いからマジ天使』とか、『強くて可愛いからマジ天使』とか、『野球帽かぶった姿が可愛いからマジ天使』とか、『麻婆豆腐食べたさに校則忘れるうっかりさが可愛いからマジ天使』とか、『初めての釣りで失敗しまくってうっかりすぎる可愛いからマジ天使』とか、『段取り忘れるおっちょこちょいさが可愛いからマジ天使』とか、『抱き枕カバーがほぼ全裸でたまらんからマジ天使』とか言ったものが見受けられます」




メリーさん太「──もうそれ、天使本来の『清廉さ』とか『神秘さ』とかでは無く、単に『可愛い』とか『萌え』とか、下手すれば『ギャップ萌え』とか言った意味で、使われているよな⁉………………………あとそれから(第1119話に引き続いて)、『抱き枕ネタ』しつこい!」




ちょい悪令嬢「まあ、『天使』と言ってもあくまでも『ネートミーム』ですからね、実際の『使い方』としては、こんなものでしょうw」


メリーさん太「……だけどまさか、『Ang○l Beats!』の一登場人物が、Web上において『天使の代名詞』になっているなんて、想像もしなかったよ」


ちょい悪令嬢「うちの作者って、最近いかにも『アニメのことはすべてわかっておりますよ』みたいな顔をしているけど、実際のところ『にわか』に過ぎず、Web上においては『常識レベルの知識』と見なされていることすらも、抜けていることも多いんですよ」


メリーさん太「Web上の『常識レベルの知識』、とは?」




ちょい悪令嬢「例えば同じくアニメ関係において、『SHIR○BAK○』の某作監さんが『ゴスロリ』の代名詞であったり、『Fa○e』シリーズのイ○ヤちゃんが『ロリキャラ』の代名詞であったりして、アニメ以外の(意味深)においても、引っ張りだこの大活躍であられることとかですわ」




メリーさん太「『いろんな分野』って…………まあいい、これについては後で問い詰めるとして、そりゃあ『Fa○e』クラスになると、『ネットミーム』の基になるキャラが山ほどいてもおかしくは無いよな」


ちょい悪令嬢「それについては『だー○え』作品……いわゆる『かぎ○どキャラ』たちも、けして引けは取らないでしょう。──て言うか、半ば公式の発表として、そもそもか○でちゃんは、『TYPEーM○○N』様の初期の代表作の一つである、『空○境界』の両○式さんがモデルだそうですよ」


メリーさん太「あ、そうなの?」


ちょい悪令嬢「でもわたくしは『TYPEーM○○N』キャラで言うのなら、むしろ『Fa○e』の言峰綺○さんのほうが、似ていると思うんですがねえ」


メリーさん太「──何で⁉ 確かに天使と聖職者だから関連性が無いことも無いけど、外見も中身も大違いじゃないか⁉」


ちょい悪令嬢「ふっふっふっ、まさしく先ほど『ネットミーム』の実例の一つとしても取り上げましたが、『ギャップ萌え』の方向性がまったく一緒だったりするのですよ☆」


メリーさん太「ギャップ萌えって、か○でちゃんはともかく、あの綺○さんがか? それに、さっきの実例って…………」


ちょい悪令嬢「『麻婆豆腐食べたさに校則忘れるうっかりさが可愛いからマジ天使』、ってやつですよ」




メリーさん太「──ああ、そうか、麻婆豆腐か⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、『Fa○e stay night』における最終ルートである【Heavens Feel】において初めて見せた、あの『すべての黒幕』たる綺○氏の『思わぬ一面』ですが、何と『Ang○l Beats!』のメインヒロインにして『天使』たる、か○でちゃんまでそうだったなんて、(そもそも両○式嬢をモデルにしていることからも)単なる偶然以上の因縁を感じますわ」




メリーさん太「まあ普通だったら偶然で済むところだけど、自ら『空○境界』のキャラを参考にしていると公言しているのなら、そっちから合わせてきたんだろうな」


ちょい悪令嬢「『激辛麻婆豆腐が好き』くらい、一般的にそれ程珍しいことでも無く、著作権についても問題ありませんからねw」


メリーさん太「まあ、普段何気なく見ている旧作のアニメ作品が、意外な『ネットミーム』の元ネタだったりするのは、結構あり得る話だよな」


ちょい悪令嬢「……ホント、その点に関しては、うちの作者はまだまだ『不見識にわか』でありまして、お恥ずかしい限りでございます」


メリーさん太「自分で言えるだけ大したものだよ。──それで、わざわざこんなこと言い出したのも、今回の【本題】と関係が有るわけなんだな?」


ちょい悪令嬢「ええ、もろちん!」


メリーさん太「(スルー)そろそろ具体的なタイトルを、聞かせてもらおうじゃないか」




ちょい悪令嬢「(ちっ、また既読スルーかよ⁉)何を隠そう、いよいよこの7月から放映&配信が開始される、『RW○Y 氷雪帝国』でございます!」




メリーさん太「──ああ、『RW○Y』か! 確かにWeb上では、すでに超有名だよな⁉ そもそもこれって、アメリカ発の3Dアニメで、今回日本においてアニメ制作会社のシ○フト様によって、虚○玄氏や冲○丁氏をメインスタッフにして、(ローカライズ型)リメイクされているんだっけ⁉」




ちょい悪令嬢「ふっふっふっ(二回目)、実はわたくし、すでに一足早く、第3話まで視聴しておりますのよ?」


メリーさん太「ええっ、本当か⁉」


ちょい悪令嬢「ほんの先日まで、公式様が特別に配信してくださっていたのです。それ程の『自信作』ってことなんでしょうね」


メリーさん太「……実際のところは、どうだんたんだ?」




ちょい悪令嬢「なんか最初はいかにも『線が細い』って感じの作画で心配したのですが、そこはさすがは『シ○フト』様、戦闘シーンになるや、まさしくWeb上で物議を醸した『マギア○コード』第2期そのままに、超絶技巧の作画をご披露して、我々視聴者の不安を一瞬で払拭なされたのです!」




メリーさん太「おおっ、つまりは『マギ○コ難民救済』作品なわけか⁉」


ちょい悪令嬢「むしろ内容やキャラ関係的には、『アサルトリリ○難民救済』と言ったほうがふさわしいでしょう」


メリーさん太「──それは、『期待大』だな!」


ちょい悪令嬢「あと、前々からわたくし(と言うか本作の作者)の大のお気に入りだった、『ワ○ス=シュニー』嬢についてですが、もっとクールでガチの武闘派キャラだと思っていたら、何かとお嬢様言葉を使い回すツンデレキャラだったことが、意外でしたわ」


メリーさん太「ほう、一応『筆頭公爵令嬢』であるあんたからすれば、シンパシーが増すというものじゃ無いか?」


ちょい悪令嬢「しかもシ○フト様と言えば、『ルミナスウィ○チーズ』のほうもいよいよ、この7月から放映&配信がスタートしますが、そちらもかなり期待できそうですわねえ♫」


メリーさん太「ピー○ーワークス様に引き続いて、シ○フト様のほうも『完全復活』のようだな!………………それで、ちょっとお伺いしたいんですけど」


ちょい悪令嬢「はい、何でしょうか?」




メリーさん太「そもそもあんたは『RW○Y』シリーズを──特に、大ファンだと言うワ○ス嬢のことを、一体『どの媒体』で知ったんだ?」




ちょい悪令嬢「──うっ⁉」




メリーさん太「ワ○ス嬢の性格を知らなかったと言うことは、アメリカさんオリジナルの3Dアニメを見ていたわけじゃ無いんだろ?」




ちょい悪令嬢「──ううっ⁉」




メリーさん太「となると、やっぱり二次創作か? 毎度お馴染みのピク○ブ様やニコ○コ静画さまにおける、イラストとか漫画とかか?」




ちょい悪令嬢「──うううっ⁉」




メリーさん太「……何でさっきから、妙に口ごもっているんだ? どんなジャンルくらい、言えるはずだろうが?」







ちょい悪令嬢「そ、それが、『M○D』でして……」







メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」




メリーさん太「──ちょっと別室の、『取調室』に行こうか?」




ちょい悪令嬢「ち、違うんです! 『M○D』と言っても、ワ○スちゃんが全編優雅に、弦楽器でクラシック曲を奏でていたりする、おしゃれなやつなんですよ!」




メリーさん太「……その『楽器を奏でているワ○スちゃん』って、服は着ているのか?」




ちょい悪令嬢「──ううううっ⁉」




メリーさん太「……てめえ、これは聞くことが山ほど有りそうだな? 今晩は帰れそうも無いから、『カツ丼』を二人分注文しておくか」




ちょい悪令嬢「いや、ほら、わたくしってこれでも、『剥ぎコラ師』をやっているでしょう? 『アイ○スのし○りん』さん専門で! その参考になればいいかと思って、では有名なワ○スさんのM○Dを、各絵師さんのSNS上とかで見る機会が多くなっただけでして──」




メリーさん太「……言い訳は、これからたっぷりと聞いてやる。──つうか、筆頭公爵家令嬢が、いつまでも『剥ぎコラ師』なんてやっているんじゃねえよ⁉ おらっ、キリキリ歩きやがれ!」




ちょい悪令嬢「お、お役人様、どうかご慈悲を! ──ちょっ、どうして座談会会場の隣に、こんな取調室と言うよりも『拷問部屋』みたいなのがあるのですの⁉ ……い、嫌、そんななんかごっつい爪切りみたいなのを手にして、こっちに近寄らないでください! ──あ、あ、あれえええええええええええ!!!」










(※作者注、現在において某SNS上では、18禁のイラストや動画は(原則的に)視聴できなくなっておりますので、今回の本文の内容はあくまでもフィクションであり、けしてお間違い無きようお願いいたします♡)










メリーさん太「──て言うか、『RW○Y』のオリジナルアメリカ版て、3D制作ソフトの『P○ser』で作られているんじゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、それがどうしたのです? 『P○ser』なんて、皆さんようくご存じの、超有名ソフトではございませんか?」




メリーさん太「うちの作者って、『P○ser』の生みの親と面識があって、最初の開発元である『Fract○l Design社』様から、試作段階のβ版をもらったことが有ったりするんだよ!」




ちょい悪令嬢「──一体何者ですの、本作の作者って⁉」

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