第1095話、わたくし、まずどの作品を見るかで、『アニメ人生』が決定すると思いますの⁉(その3)

ちょい悪令嬢「──まず最初に、これは以前も述べたかも知れませんが、本作の作者がTVアニメ版『Fa○e stay night【Unlimited Blade Works】』を視聴した折に、大いに『不満に感じたこと』が二つほど有りました」




メリーさん太「……うん、どうせあの作者のことだから、『Fa○e Zero』絡みの『二大ロリキャラ』関連だろう?」




ちょい悪令嬢「もろちん! 『Fa○e Zero』においては作者の大好物だった『闇堕ちロリ』のサ○ラちゃんと、『Fa○e』シリーズ──と言うよりも、日本サブカル界を代表する『ロリクイーン』のイ○ヤちゃんが、どうしてあんなにも扱いが悪かったか?──についてでございます!」




メリーさん太「やっぱりそうか………………て言うか、隙あらば『もろちん』ネタをぶっ込んでくるんじゃねえよ⁉」




ちょい悪令嬢「またこれに関連して、『Fa○e stay night』における主人公の士○君にとっての、『本命メインヒロイン』が一体誰になるのかと言うのが、最大の疑問となっておるところであります」




メリーさん太「『Fa○e stay night』の『本命メインヒロイン』と言えば、当然遠坂リ○ちゃんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「でも、『Fa○e stay night』をベースにしているはずの、『カーニバル・フ○ンタズム』も、『衛○さんちの今日のごはん』も、どうやらセ○バーさんこそが『本命メインヒロイン』みたいなのですが?」


メリーさん太「うっ、確かに……」


ちょい悪令嬢「この不可解な『認識のズレ』に関しては、『カーニバル・フ○ンタズム』を始めとする『番外編スピンアウト』の本質と言うものを的確に捉えることによってこそ、一気に解明できるのです!」


メリーさん太「……番外編スピンアウトの本質、だと?」


ちょい悪令嬢「なぜなら、こういった『Fa○e』どころか『TYPEーM○○N』系の複数の作品に跨がった『セルフパロディ』的作品は、当然のごとく全作品の世界観やキャラ設定を、しなければならないからです」


メリーさん太「文字通り『当然のこと』だな? それがどうした」


ちょい悪令嬢「実はこれこそが、『Fa○e』シリーズに対する全体的な、『疑問点』や『不満点』の解明に繋がるのですよ」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「忘れてはなりません、『Fa○e』シリーズを始めとする『TYPEーM○○N』作品のほとんどすべてが、『原作がゲーム』であることを!」




メリーさん太「──ああ、そうか、そう言うことか⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、元々ゲームであるからこそ、アニメ版のそれぞれのヴァージョンごとに、いわゆる『ヒロインルート』が違うものと心得るべきなのです。例えば自分のお気に入りのヒロインの活躍や詳細なキャラ設定を知りたいと思えば、その子をメインヒロインとしたアニメタイトルか、いっそのこと原作ゲームのその子の『ヒロインルート』に、直接触れることをご推奨いたします」




メリーさん太「……なるほど、いかにも時系列が繋がっているようにも思える『Fa○e Zero』と『Fa○e stay night』も、あくまでも『別物』──具体的には、『別のヒロインルート』と見なすべきってことか?」


ちょい悪令嬢「実は同じアニメ版『stay night』と言っても、TV版だけで二つも存在していますからね。劇場版も含めてすべてが別々の(ヒロインルート)ヴァージョンであると、見なしておいたほうがいいでしょう」


メリーさん太「そういや、劇場版の『stay night』こそは、うちの作者垂涎の『サ○ラちゃんルート』なんだっけ? ──とはいえ、一体どのアニメ版がどの『ヒロインルート』なのか、かなりのマニアじゃ無いと把握できないんじゃ無いのか? かといって、原作ゲームまで手を出すのは、少々敷居が高いしなあ……(※『TYPEーM○○N』様のゲーム作品は、同人時代から『エロゲ』率が高かったりします♡)」


ちょい悪令嬢「まさにそこでこそ、『カーニバル・フ○ンタズム』の出番と言うわけなのですよ♫」


メリーさん太「ああ、そうか、さっきあんたが言ったように、『番外編スピンアウトだからこそ、本編の全ヴァージョンを網羅している』ので、本来なら知り得なかった、アニメ化されていない『ヒロインルート』の詳細をも知り得る(可能性が有る)わけか!」


ちょい悪令嬢「それどころか何と、公式による『シリーズ全体的な本命メインヒロイン』さえも、判明したりしてね☆」


メリーさん太「……ていうことはやはり、『Fa○e』シリーズと言うか士○君にとっての、『本命メインヒロイン』って、」


ちょい悪令嬢「『カーニバル・フ○ンタズム』並びに『衛○さんちの今日のごはん』を見る限りは、セ○バーさんてことになりますわね」




メリーさん太「──そのまま飲みこんで、僕のエクスカ○バー!!!」




ちょい悪令嬢「おいッ、どさくさに紛れて、最悪なネタバレをぶっこくんじゃ無いよ⁉」




メリーさん太「いやいや、セ○バーさんが実は『○ー○ー王』サマであることなんて、もはや周知の事実では無いですかあ♫」


ちょい悪令嬢「何で数多あまたある『○ー○ー王』ネタのうち、わざわざ『ソレ』を選んだ⁉」


メリーさん太「まあまあ、全ヒロインルートを網羅しているからこそ、うちの作者垂涎の、『イ○ヤちゃんルート』や『サ○ラちゃんルート』の詳細も判明したわけなんだろ?」




ちょい悪令嬢「──そうなんですよ、特にイ○ヤちゃんはサーヴァントのバーサ○カーさんと共に、大々的にフィーチャーされていて、もう大満足でした!」




メリーさん太「そんなにかよ⁉」




ちょい悪令嬢「元々イ○ヤちゃんは、『Fa○e』シリーズきっての『アイドル』キャラですからね」


メリーさん太「……うわあ、『Fa○e』って、ファンのみならず製作陣をも含めて、『そっち系』の方々ばかりなのかよ?」


ちょい悪令嬢「何せ、新装開店して『クイズ番組』と化した『聖○戦争』において司会に抜擢されるどころか、シリーズ自体の次回予告の司会(の弟子アシスタント1号)までもこなす、『メイン』ぶりですからね!」


メリーさん太「……一応イ○ヤちゃんと『弟子1号』は、別キャラ設定らしいけどな」




ちょい悪令嬢「まさに『カーニバル・フ○ンタズム』全編におけるイ○ヤちゃんの活躍のほどは、かねてより本作の作者が期待していた以上で、士○君に対しては過去のしがらみを超越してラブラブだし、お付きのメイドさんたちとの主従関係が良好なのは言うまでも無く、特にバーサ○カーさんに対しては、自分が司会を務めた『聖○戦争(クイズ番組版)』においては『放置プレイ』をカマしたり、ワイヤレスゲームコントローラーの電池を買いに『初めてのお使い』に向かわせて冬○市を阿鼻叫喚の地獄絵図に変えたり、今度は自ら参加した『聖○戦争(チキ○キマシン猛レース版)』では、自分のサーヴァントをトランスフォームさせて『バーサーCARカー』にしたりと、まさしく『御主人様マスター』としてやりたい放題! いやむしろ、我々『イ○ヤちゃん熱愛軍団』としては、バーサ○カーさんと代わりたいくらいでございました!」




メリーさん太「──どこまで腐っているんだ、『イ○ヤちゃん熱愛軍団』⁉」




ちょい悪令嬢「ホント、まさか公式様がここまでやってくださるとは、もう感無量でございます♫」




メリーさん太「……それはそれは、良かったデスネ(棒)」




ちょい悪令嬢「そしてもちろん、『サ○ラちゃんルート』に関しても、まさしく『是非とも知りたいこと』が完全に解明されておりました!」




メリーさん太「是非とも知りたいことって、前回言っていた、『サ○ラちゃんが士○君に惹かれつつも慎○君を捨てきれないのはなぜなのか?』のことか?」


ちょい悪令嬢「はいっ!」


メリーさん太「──そんな(お遊びの)番外編であっさりと明かしたら、劇場版三部作の『Fa○e stay night【Heavens Feel】』の、立つ瀬が無いだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「あちらはあくまでも【シリアスヴァージョン】であり、『サービスシーン』もたっぷりだから、ちゃんとニーズが有るので大丈夫です!」


メリーさん太「……ということは、『カーニバル・フ○ンタズム』のほうは、【お遊びヴァージョン】と言うことか?」


ちょい悪令嬢「それでもちゃんと、サ○ラちゃんの秘密がすべて解明されているのです」


メリーさん太「サ○ラちゃんの秘密、って?」




ちょい悪令嬢「彼女は非常に『自己評価』が高く、常に自分以外の人たちを『見下して』いながら、『悲劇のヒロイン』気取りもしていて、あらゆる面において『拗れて』いるのですよ☆」




メリーさん太「──何ソノ、アニメヒロイン版『無敵の人』は⁉」




ちょい悪令嬢「実は、シリアスに魔術的に『闇堕ち』した『黒サ○ラ』さんというキャラもちゃんと存在しているのですが、むしろ彼女は『初期設定デフォルト』からすでに『黒い』のですよ」


メリーさん太「……うわあ、むしろ聞きたくなかったよ」




ちょい悪令嬢「よって、何かとモテモテの士○君に対しては、その『優柔不断さ』を知っていながら、『純情一途な薄幸の後輩女子』を演じて、ぐいぐい迫っていくという『性格の良さ』w ──特に、なぜか士○君がセ○バーさんと浮気している店の前にこっそりと笑顔でたたずんでいるかと思ったら、リ○ちゃんやイ○ヤちゃんもやって来てド修羅場と化した途端、頃合いよしと『先輩、どうしたんですかあ?』とか白々しいことを言いながら駆け寄っていくシーンなんて、『真っ黒クロスケ』そのものでしたわ!」




メリーさん太「──むしろ他のヒロインたちもひっくるめて、すべてが彼女の手のひらの上で転がされているようなものじゃん⁉」


ちょい悪令嬢「慎○君に対しては、自分へのDVさえも含めて、『駄目男であるからこそ引き立て役として光っている』として、その傍若無人ぶりをあえて煽っている節すら有ると言う」


メリーさん太「──もう完全に黒幕じゃん⁉ 間桐家のフィクサーじゃん⁉」




ちょい悪令嬢「このように得るものが山盛りの『カーニバル・フ○ンタズム』であり、読者の皆様におかれましても、この無料配信期間中に是非とも視聴なされることを強くお薦めいたしますが、当方としても語ることがまだまだたくさんございますので、機会があれば次回以降にご披露したいかと存じます♡」




メリーさん太「──まだ何か有るのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「実は何とセ○バーさんを巡って、(もはや士○君をそっちのけにして)ギルガメ○シュさんとキ○スターさんと『月○』キャラ(ただし『ネコア○ク』ヴァージョン)の皆様が、恋の火花をまき散らします!」




メリーさん太「──はあああああああああ⁉ いくら何でも、嘘でしょう⁉」




ちょい悪令嬢「嘘か本当かは、是非とも皆様の目でお確かめください♫」










メリーさん太「……出た、最後の最後でここぞとばかりに、『ダイマ』をぶっ込んできやがった⁉」

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