第1091話、わたくし、【完全新作】『お稲荷様転生記』ですの!(解説編①)

ちょい悪令嬢「──ほうら、思った通りだよ!」




メリーさん太「……は? 何だよ、またしても冒頭早々から?」




ちょい悪令嬢「何って、『まちカ○まぞく』ですよ、『まちカ○まぞく』!」


メリーさん太「え? またその話なの? ──いやいやいや、今回は【アニメ談義】なんて、やっている場合じゃ無いだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「何でですか? むしろ今こそ【アニメ談義】をしなくてはどうするのです? 現在Web上では、『うちの界隈』が大変なことになっているのですよ⁉」


メリーさん太「『うちの界隈』、って?」


ちょい悪令嬢「もちろん、『マギア○コード界隈』ですよ」


メリーさん太「──『まちカ○まぞく』、どこ行った⁉」


ちょい悪令嬢「ご心配なく、『まちカ○まぞく』ついては『今回の本題』として、後ほどたっぷりと述べる予定です」


メリーさん太「今回の本題って、いやいや、おまえ、今回は何をさておいても、前回までの──」


ちょい悪令嬢「何をいつまでごちゃごちゃおっしゃっているのです、下手すると『マギ○コ界隈』そのものが、瓦解の危機に直面しているのですよ⁉」


メリーさん太「が、瓦解の危機い⁉ 一体何をそんなに騒いでいるんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「もちろんついに去る5月25日に発売された、『マギ○コ』【FinalSEASON】BD&DVD第1巻における、作画修正についてです!」




メリーさん太「あ、もう発売されていたんだ? でも、円盤で作画修正されるのって、普通のことだろう?」


ちょい悪令嬢「それにしたって、『限度』と言うものが有るでしょうが⁉」


メリーさん太「『限度』って、一体どのパートが、どんなふうに修正されていたんだよ?」


ちょい悪令嬢「OPです」


メリーさん太「OPって、あの【2ndSEASON】と共通のやつか?」


ちょい悪令嬢「そうです、Clar○Sさんの『ケア○ス』版です」


メリーさん太「今更あのOPの、どこを修正するんだよ?──ああ、『OP詐欺』の最たるものである、クライマックスの『コネ○ト』シーンから、黒○さんを消去ナーフするとか? …………それはそれで、(某『たこΠぱいそん』先生のような)『黒○さん原理主義者』から非難囂々になりそうだけど」


ちょい悪令嬢「むしろ、逆です」


メリーさん太「逆、って?」




ちょい悪令嬢「あの主人公のい○はちゃんを中心にした『手繋ぎコネ○ト』シーンが、TV放映版通りに黒○さんとや○よさんが両サイドを固めているのみならず、何と他の『みか○き荘』メンバー全員揃い踏みに、変更されているのですよ!」




メリーさん太「……え? 何ソレ?」




ちょい悪令嬢「どうしたのです、メリーさん、そのような呆けた顔をなされて?」


メリーさん太「呆けているんだよ⁉ ──いや、あんたの言っていることが、全然わからないんですけど⁉」


ちょい悪令嬢「だから、OPの『ラスボス(?)』に対して『コネ○ト』(で増幅された魔法攻撃)をぶっ放すシーンにおいて、『みか○き荘全員+黒○さん』へと、全面的にカットが修正されているのです」


メリーさん太「『絵面』が想像できない⁉ ……え? そんな大人数が並んで立てるほど、スペースが有ったっけ、あの『浮遊しているビルの瓦礫』のようなものって? ………………いやいや、それって『コラ』かなんかじゃないの?」


ちょい悪令嬢「ええ、どう見ても『コラ』にしか見えませんね。………まさか、公式が『コラ』をぶっ込んでくるとは」


メリーさん太「──『公式によるコラ』って、何なんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「そしてその結果、その次の『電車の座席で仲良く居眠り』シーンにおいても、『ぎゅうぎゅう詰め』の状態になっておりまして……」


メリーさん太「──そっちもかよ⁉ ……え、ちょっと待って? それって黒○さんもいるの?」


ちょい悪令嬢「はい」


メリーさん太「だったら、『コネ○トシーンは、実は夢でした!』と言うわけには、行かなくなるじゃん⁉」


ちょい悪令嬢「少なくとも、この円盤の『修正版OP世界』においては、ラスボス(?)がみんなのコネ○トであっけなく退治されてしまい、あまつさえ黒○さんも生存なさっていることになりますわね」


メリーさん太「──紛う方なき『OP詐欺』じゃん⁉ むしろTV放映版よりひどくなっているじゃん⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、必ずしもそうとは限りませんよお?」


メリーさん太「……何だと?」




ちょい悪令嬢「OPがここまで修正されるのだから、次の【FinalSEASON】第2巻──すなわち、全編における最終巻においては、いっそのこと内容のほうが修正されて、このOPの通りになっていたりして☆」




メリーさん太「──ちょっ、OPに合わせて修正って、実際に放映されたやつと、180度方向性が違うじゃん⁉ だってそれって、黒○さんも生き残ってしまうってことだろ⁉」


ちょい悪令嬢「いいことづくめでは無いですか? (某『たこΠぱいそん』先生のような)一部の『黒○さん原理主義者』の方々も大喜びでしょう♫」


メリーさん太「そりゃそうだろうけど、いくら何でもそれは無いだろう?」


ちょい悪令嬢「どうしてです?」


メリーさん太「あれだけ物議を醸した『バッドエンド』を断行しておきながら、自らそれを覆したんじゃ、もはや非難囂々なんてもんじゃ済まないだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「それはそうでしょうが、だったらどうして、OPをあのように修正なされたのでしょうか?」


メリーさん太「う、うん、確かに俄然『前向き』になったけど、むしろその分内容との『乖離』が甚だしくなったよな」


ちょい悪令嬢「とすると、やはり……」


メリーさん太「やはり?」




ちょい悪令嬢「この期に及んで、制作スタッフの皆さんてば、強引なる『みか○き荘オシ』の本性を現されたのでは?」




メリーさん太「──はああああああああああああああ⁉ 何ソレ⁉」




ちょい悪令嬢「確かに主人公にとって、『みか○き荘』の仲間たちは大切な存在でしょう。しかし【FinalSEASON】においては、い○はちゃんの最愛の妹であるう○ちゃんを始めとする『病院組』と、アニオリキャラで『もう一人のい○はちゃん』とも言うべき黒○さんこそ、全力でクローズアップすべきなのに、一体どういうことでございましょう⁉」




メリーさん太「い、いや、い○はちゃんが作中で心が折れかけた時、何よりの『支え』として、彼女たちとの『絆』の再確認が必要だったのでは?」


ちょい悪令嬢「『みか○き荘』の仲間同士の絆なら、【1stSEASON】において一人一人事細かに描写したし、【2ndSEASON】においては、い○はちゃんとや○よさんと鶴○ちゃんと言う、いわゆる『TrySa○l組』の絆をしっかりと結び直したので、もはや十分であるはずです」


メリーさん太「──うっ……………そ、それはそうかも、知れないけどよお」


ちょい悪令嬢「よって、彼女たちの描写は、実際に放映された通りでいいのであって、内容の修正はもちろん、OPを修正する必要なんか無かったのですよ!」


メリーさん太「うう〜ん、まあそう言われれば、そうかも知れない……かなあ?」


ちょい悪令嬢「おや、あまり歯切れがよろしくありませんね?」


メリーさん太「……あのさあ」


ちょい悪令嬢「ええ」


メリーさん太「これってやはり、『確かめる』べきじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「……あー、やはりそうなりますかあ」


メリーさん太「うん、もう『買う』しか無いんじゃ無いの?」


ちょい悪令嬢「それはもちろん、1巻だけでは無く、2巻もですかあ?」


メリーさん太「むしろ両方揃えなければ、『確認』にならないだろ?」


ちょい悪令嬢「うう〜ん、それでは完全に、『前言撤回』になってしまいますよねえ?」


メリーさん太「いいじゃん、せっかくBDプレイヤーも購入したことだし」


ちょい悪令嬢「──ええいもう、仕方ありませんわね!」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──と言うわけで、『マギア○コード』【FinalSEASON】のBDについては、第1巻と第2巻共に購入することに決定いたしました!!!」」




ちょい悪令嬢「……まあ、【FinalSEASON】に関しては、購入しても『外れ』は無いでしょう」


メリーさん太「OPだけでもあんな『魔改造』をされているんだ、本編のほうもどんなふうに修正されているのか、俄然気になるしな」


ちょい悪令嬢「ただし、【1stSEASON】と【2ndSEASON】に関しては、以前の宣言通りBDーBOXが出るのを待つことにいたしましょう」


メリーさん太「……そうなると、【FinalSEASON】の分だけ、Wってしまうんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「それくらいは、『必要経費』ですよ。こうして作品づくりに役に立っていますしね」


メリーさん太「えらい余裕だな、さすがは『実家暮らし』!」




ちょい悪令嬢「──とまあ、『雑談』はここまでにして、そろそろ本題の『まちカ○まぞく』の話題へと移りましょう!」




メリーさん太「今更かよ⁉ ──それに今回語るべき本題は、『まちカ○まぞく』では無いだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「……だったら、何だとおっしゃるのです?」


メリーさん太「そりゃあ、前回まで【突発連載】していた、『お稲荷様転生記』の詳細解説に決まっているじゃんか⁉」




ちょい悪令嬢「え、だからこそまず『まちカ○まぞく』について、語らなければならないのですけど?」




メリーさん太「…………は?」




ちょい悪令嬢「あの【突発連載】における、最も重要なキーワードとしては、『狐の獣人族』と、『夢の世界における神様』で、間違いありませんよね?」


メリーさん太「ああ、まあ、そうだな」




ちょい悪令嬢「そして、『狐の獣人族』と言えば、『狐狸精』であるリ○ちゃんであり、『夢の世界における神様』と言えば、『夢魔』とも呼ばれているシ○ミ子ちゃんではございませんか?」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「そうなのです、あの【完全新作】は、『まちカ○まぞく』から発想を得て作成していたのですよ」







(※次回に続きます)

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