第1081話、わたくし、アニメの最終回は何よりも、主人公の『恋の行方』が気になりますの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「……ええと、前回までは、【沖縄の本土復帰50周年】に関していろいろと語っておりましたところ、少々熱くなり過ぎましたので、今回はクールダウンする意味合いも含めまして、久方振りに【アニメ談義】を行いたいかと思います!」




メリーさん太「うん、普通なら『【アニメ談義】なんて手抜きじゃないか⁉』と言いたいところだけど、ここしばらくはちょっばかし、『抑え気味』にしておいたほうがいいかもなw」




ちょい悪令嬢「まあ本作の作者としても、沖縄の皆様の現在と過去における『特殊なお立場』を、否定するつもりなんて毛頭無いのですが、あまりにも『未来志向』が無さ過ぎるのを、疑問に思っただけでして」


メリーさん太「……『未来志向が無い』って、どこかの民族の皆様みたいだな」


ちょい悪令嬢「実は前回までのって、『本土の人たちはもっと心から、沖縄の立場に立ってもらいたい』とおっしゃるものだから、実践してみただけだったりして☆」


メリーさん太「──あれでか⁉」




ちょい悪令嬢「そうですよ? ──例えば本作の作者が、例の頭K印国の『若者』になったとしたら、『……この老いぼれどもが、いつまで経っても俺たちの御先祖様が、日本人にとって、男は労働奴隷で女は性奴隷だったなんて、言うのはやめろ! 昔はどうだったかは知らないが、今の俺たちは奴隷なんかじゃ無い! 俺たち若者は「自由」だ! いつまでも昔のことばかりほざいて、俺たち若者に「奴隷根性」を植えつけようとするつもりなら、てめえら全員拳で黙らせてやるからな⁉』と、有言実行でそこら中の頭K印の老いぼれどもを、ぶん殴ってまわることでしょうよw」


メリーさん太「ああ、『相手の立場に立つ』と言っても、『若者』限定なんだ?」




ちょい悪令嬢「被害者ぶる人たちって、この『自分たちの陣営の中の若者視点』がすっかり抜けているので、この点を突けば完全に論破できるのですよ。当然のことながら、一般的な日本人は言うまでも無く、沖縄や頭K印国、下手すると中つ国においても、若者というものは『進歩的な考え方』をしていますので、老いぼれどもが必死にしがみついている、『歴史的被害者意識』なんかに囚われることが無いばかりか、むしろ(心の中では)批判的だったりしますからねwww」




メリーさん太「そりゃあ、これだけスマホなんかが普及していて、自分の生まれた地域や国どころか、世界中の情報をリアルタイムで得ることができる環境にあって、地域社会や国家的な『歴史的洗脳』なんかにかぶれる若者なんて、もはや『絶滅危惧種』でしか無く、おそらく共産主義的な専制国家なんて、あと十年足らずの余命なんじゃないのwww」




ちょい悪令嬢「本当に、沖縄も含む日本と、頭K印と、中つ国の、若者たちが手を取り合って、『黴の生えた歴史観』なんかに囚われずに、真に友好的かつ理想的な新たなる『東アジア』の未来あしたを、築き上げていって欲しいものですわね♫」




メリーさん太「……うんまあ、非常に前向きなオチがついたことだし、いい加減今回の本題に入ろうじゃないの?」


ちょい悪令嬢「そうですね、このままじゃまたいつものように、【政治談義】で終始しそうですからねw」


メリーさん太「それで今回は、どの作品について検証するつもりなんだ?」




ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、このたび最終話が無料配信されたばかりの、『F○te stay night 【Unlimited Blade Works】』と、『アルドノア・ゼロ』についてに、決まっているではありませんか?」




メリーさん太「ああそういや、この二作品については、全話見終えてから改めて論評するって、予告していたよな」


ちょい悪令嬢「まさか読者様とのお約束を破るわけにはいきませんので、今回は大いに語らせていただきますよ!」


メリーさん太「お、おい、張り切っているところ悪いんだけど、すでに最終回を迎えた作品について、大いに語っては駄目じゃないか!」


ちょい悪令嬢「はて、どうしてですか?」


メリーさん太「──『ネタバレ』だよ、『ネタバレ』! 本作の作者自身もつい最近それで、酷い目に遭ったんだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「ああ、それについては大丈夫です。今回語ることはあくまでも、『本筋から外れて』おりますから」


メリーさん太「あ、そうなの?」


ちょい悪令嬢「それでいて、誰もが気になっている話題でもあるところが、ミソだったりしてね♡」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「──つまり、『主人公が最終的に誰とくっついたのか?』と言う、『恋の行方』ですよ! これにケリをつけなくては、まったくの『片手落ち』と申せましょう!」




メリーさん太「──いやいや、『F○te stay night』や『アルドノア・ゼロ』って、そういう作品だったっけ⁉」




ちょい悪令嬢「でもやはりここら辺についても、気になるではございませんか?」


メリーさん太「そうは言っても、『F○te stay night』の士○君は、『リ○ちゃんルート』で確定していたし、『アルドノア・ゼロ』の伊○帆君のほうも、メインヒロインのアセ○ラム姫が最後には他のやつと、『略奪愛ネトラレ』──じゃ無かった、『政略結婚』することは、以前からわかっていたじゃないか?」


ちょい悪令嬢「ところがどっこい、今回述べるのは、それとは少々ポイントが異なるのです」


メリーさん太「……何だよその、ポイントって?」


ちょい悪令嬢「そりゃあもちろん、本作の作者が重要視している点ですよ!」


メリーさん太「本作の作者が重要視している、『恋の行方』のポイントだと?」




ちょい悪令嬢「『F○te stay night』では何と言っても、間桐さ○らちゃんですわね!」




メリーさん太「あ」




ちょい悪令嬢「それが奥さん、酷いんですよ!」


メリーさん太「……あたしは『奥さん』じゃ無いけど、何が酷いんだよ?」




ちょい悪令嬢「なんか、最初の頃はいかにも士○君のことを慕っていて、サーヴァントであるセ○バーさんにまでライバル心を燃やしていたと言うのに、いつの間にかフェードアウトしたかと思ったら、士○君の恋のさや当てとストーリーそのものにケリがついたとたん、いきなり再登場して、なぜか義兄の間桐シ○ジ君といい雰囲気なっていたのですよ⁉」




メリーさん太「──はああああああああああああああああ⁉ さ○らちゃんがシ○ジ君といい雰囲気って、そんな馬鹿な⁉」




ちょい悪令嬢「この世界線では、間桐家はラブコメ空間に支配されていたりして?」


メリーさん太「いやいや、今回の『F○te stay night』って、かの超問題作の『F○te Zero』の正統なる続編なんだろ⁉」


ちょい悪令嬢「実は現在リアルタイムで『F○te Zero』の全話順次無料配信が始まっておりまして、第1話から早速ロリさ○らちゃん(年齢一桁?)が、間桐家において『全裸で蟲攻め』を食らっておりましたよ☆」


メリーさん太「──そんなんでどうして、ラブコメを展開できるんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、問題はそこでは無く、ストーリーそのものと主人公の恋の行方にケリがついた途端、サブキャラ同士を適当にくっつけて、ファンの心を二重に踏みにじったことなんですよ!」


メリーさん太「……ああ、それもまた、『ラブコメあるある』だよなあ」


ちょい悪令嬢「むしろファンを逆撫でしていることが、なぜわからないのですか⁉」


メリーさん太「しかもさ○らちゃん自身はもちろん、相手のシ○ジ君の『キャラ設定』さえも、ガン無視だもんなあ」


ちょい悪令嬢「これだったら、『アルドノア・ゼロ』のほうが、一万倍もマシですわよ!」


メリーさん太「そういや、そっちのほうの『恋の行方』は、どうなったんだ? 伊○帆君は結局、誰とくっついたんだ?」




ちょい悪令嬢「何とびっくり、最後まで誰ともくっつかなかったのです!」




メリーさん太「──はあああああああああああああ⁉(二回目) そんなんアリなの⁉」




ちょい悪令嬢「ねえ、意外や意外の、結末でしょう?」


メリーさん太「いやいやいやいや、アセ○ラム姫が政治的に無理だったとしても、他にもいっぱいいたでしょう? イ○コちゃんとかラ○エちゃんとか⁉ 伊○帆君って何だかんだ言って、モテモテだったし!」




ちょい悪令嬢「そうですよねえ、わたくしなんかてっきり、『ユ○姉』と結ばれるものと、思っておりましたのに♡」




メリーさん太「………はい?」







(※後編に続きます)

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