第1033話、わたくし、BD再生専用機を買って大正解でしたの♡

ちょい悪令嬢「──皆さん、先月末まで絶賛公開されていた、『凪○あすから』の全話一挙無料配信のほうは、ご覧になりましたか? 本作の作者なんて、第14話からの第2クールについては、二度も繰り返して視聴したそうですよ♡」




メリーさん太「……え、また『凪○あすから』について語るわけ? すでに配信が終わったと言うのに?」




ちょい悪令嬢「もちろんです、このように二度見することによって、更なる発見が多々有りましたからね!」


メリーさん太「……発見、だと?」




ちょい悪令嬢「以前申したように、いまいち乗れなかった第1クールはほとんど『流し見』に徹していたので、気がつかなかったのですが、たとえ全員日本人でも無駄に髪の毛や瞳の色を変えがちなアニメ作品にあって、『海の民』の面々の瞳の色がいかにも『母なる海』を象徴するかのように『マリンブルー』で統一されていることを始めとして、割と芸が細かいのですよ。その他にも、海の世界の独特な意匠はもちろんのこと、基本的に現代日本そのままに見える地上の世界のほうも、自動車が目につく限りほぼすべてがレトロ極まる『三輪車』だったり等々、時代背景を始めとする世界観そのものが、現実のものから微妙に剥離しており、絶妙なるファンタジー感をかもし出しているのです!」




メリーさん太「そう言われてみると、パソコンは有るのに、その他の機械類は妙にアナログ臭かったり、看護婦さんの制服が時代がかっていたりして、いかにも『チグハグ』な感じがするよな」


ちょい悪令嬢「何度も繰り返し見てこのような発見をすることも、この作品ならではの魅力と申せましょう」


メリーさん太「ピー○ーワークスのお家芸である『リアルなお仕事もの』ではあり得ない、独特な『楽しみ方』かもね」


ちょい悪令嬢「まあ、お仕事アニメはお仕事アニメで、可愛い作監さんの可愛いシーンを、何度もリピートする楽しみが有りますけどね♫」


メリーさん太「──結局それかよ⁉ どんだけ『SHIR○BAK○』の小○原さん推しなんだ⁉」


ちょい悪令嬢「あら、安○さんかも知れないじゃ無いですか? あの人もTV版終盤から劇場版にかけて、作監のようなものだったし」


メリーさん太「『SHIR○BAK○』であることは、否定しないのか⁉ それに同じ作監の、大人の魅力の瀬○さんの立場は?」




ちょい悪令嬢「──とまあ、このようにピー○ーワークス様の作品は、ジャンルにかかわらず『繰り返し視聴』に耐え得る傑作揃いと言うことで、気に入った作品がお有りなら、是非とも円盤のほうも購入してみるのもいいかも知れませんね☆」




メリーさん太「──何ソノ、いきなりの『ダイマ』は⁉」




ちょい悪令嬢「それだけ最近立て続けに拝見した、『SHIR○BAK○』や『凪○あすから』に完全に魅了されてしまったわけですよ。──そして、超絶作画がウリのピー○ーワークス作品の円盤を購入するのなら、やはりBDがイチオシですわね♫」




メリーさん太「……ああ、つまり話はそこに繋がってくるわけか?」


ちょい悪令嬢「そうなんですよ、先日購入したBD再生専用プレイヤーを早速使ってみたのですが、それについての所感もレポートしておこうかと思いまして」


メリーさん太「でも本作の作者って、肝心のBDの円盤ソフトを、一枚も持っていなかったのでは?」


ちょい悪令嬢「プレイヤー自体は、DVDも再生できますからね。……それに何と言っても、まずは実際にプレイヤーを使ってみなければ、新たに(大枚はたいて)BDを購入したりはできませんよ」


メリーさん太「ああ、心配なのはBDならではの『画質』では無く、『音質(の調整機能)』だから、別にDVDでも構わないのか。──それで、実際に試してみて、どうだった?」




ちょい悪令嬢「──それが期待以上の結果で、大満足でした!」




メリーさん太「え、そうなの? 作者所有のパソコンモニターじゃ、音量調整はできなかったのでは? ──それとも結局、音量調節のできるテレビに繋いで試聴したわけなの?」


ちょい悪令嬢「今のところパソコンモニターでしか試していませんが、別に音量調整しなくても、デフォルトで丁度いい音量だったのです!」


メリーさん太「おおっ、何と!」


ちょい悪令嬢「しかもヘッドフォンの種類によって微妙に音量が違うので、音楽とかアニメとかのジャンルごとにヘッドフォンを変えることで、好みジャストの音量を選ぶことも可能なのですよ!」


メリーさん太「──もはや完璧じゃん⁉」


ちょい悪令嬢「……とはいえ、これはあくまでも本作の作者の個人的な試聴環境におけるテストに過ぎず、あらゆる場合において良好な結果をもたらすことを保証するものでは無く、M○cユーザーでBD再生専用プレイヤーを導入しようと考えられている方は、あくまでも参考意見と言うことでご了承ください」


メリーさん太「まあでも、最終的には普通にテレビに繋げば、音量調整を始めとして、プレイヤーの性能を最大限に発揮できるんだから、買っても損はしないのでは?」




ちょい悪令嬢「──まさにその、『買っても損はしない』というのは、当日BDプレイヤーと同時に購入した、他の製品にも言えることだったりするのです!」




メリーさん太「え? BDプレイヤー以外にも、何か買っていたわけ?」


ちょい悪令嬢「まずは、『USBメモリ』ですわね」


メリーさん太「……それって、前にも買っていなかったっけ?」




ちょい悪令嬢「ええ、ほんの数ヶ月前に、人生初のUSBメモリを購入してはいたものの、『高速書き込み』との売り文句に反して、HDどころかDVDーRなんかよりも、大幅に書き込み時間がかかってしまって、まったくの期待外れだったのですが、今回購入した某家電量販店のプライベートブランド製品のほうは、大容量のデータがアッと言う間に書き込み終了して、これまた大満足だったのです!」




メリーさん太「へえ、同じUSBメモリでも、メーカーによって違いが有るのか?」


ちょい悪令嬢「もしかしたら、作者自身の設定の仕方が悪かったのかも知れませんけどね」


メリーさん太「ああ、有る有る、『悪いのはハードやソフトでは無く、使っている人間のほうなのだ』ってやつだよな」




ちょい悪令嬢「実はもう一つ、同時購入したものが有って、何と『トラックボール』だったりするのですよ☆」




メリーさん太「──ええっ、ついに作者のやつ、トラックボールまで手を出したのか⁉」




ちょい悪令嬢「前から一度は使ってみたいと思っていたものの、やはり通常のマウスと比べてお値段が少々高めなので手をこまねいていたのですが、BDプレイヤーを買ったお店で運良く『特売品』として、二千数百円のものを見つけたのです!」


メリーさん太「そいつはすげえ『お買い得品』だな⁉ ──それで、実際に使ってみて、どうだった?」




ちょい悪令嬢「……うう〜ん、これについては、『イマイチ』ですかねえ」




メリーさん太「──駄目じゃん⁉」




ちょい悪令嬢「あ、いや、あくまでもそれは、トラックボールならではの『使い心地』に慣れていないだけで、使い続けていればそれなりに使いこなせるとともに、それこそ『トラックボールならではの利点』を発揮できるものと思っております」




メリーさん太「まあそりゃ、どんどんマウスが発展していき、『トラックパッド』みたいな新顔も出現して久しいと言うのに、いまだにトラックボールが作られ続けているからには、けして少なく無いユーザーからのニーズが有るんだろうよ」


ちょい悪令嬢「それに少なくとも、現在使っているマウスが故障した場合の、『代替品ピンチヒッター』として活用できますからね」




メリーさん太「……と言うことは、その日買った品物は、概ね満足のいくものばかりだったわけか?」


ちょい悪令嬢「ええ、他にも『矢○永吉さんのライブDVD』とか『M○c専門の情報誌』とか『このラノの今年度版』も購入いたしましたが、すべてまさしく『買って損はしなかった』です♡」




メリーさん太「──相変わらず多趣味なやつだな、うちの作者って⁉」













メリーさん太「……ていうか、なんか今回って、いかにも『おばあちゃんの知恵袋』みたいな内容だったよな?」




ちょい悪令嬢「いいでは無いですか、いつもの何かと危なっかしい『政治談義』なんかよりは、よほど役に立つ情報ばかりなんだし」




メリーさん太「──いや、本作は別に『エッセイ』とかでは無く、一応『悪役令嬢系Web小説』なんだから、ヒロインであるあんた自身に、こんな『お役立ち情報』ばかり語られても困るんですけど⁉」

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