第848話、わたくし、『マギ○コ』二期の敵(ワルプルギス)を、『ま○マギ』新劇場版で討ちますの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「………………」


メリーさん太「………………」


ちょい悪令嬢「………………」


メリーさん太「………………」


ちょい悪令嬢「………………」


メリーさん太「………………」


ちょい悪令嬢「……あの、メリーさん」


メリーさん太「……うん、何でしょう?」


ちょい悪令嬢「ほんのついさっき視聴したばかりの、『マギア○コード』セカンドシーズン最終話についてなんですけど」


メリーさん太「あ、ああ、ちょっと『現実時間』とはタイムラグがあるけど、この作品を作成中の現時点って、まだ9月26日の午前2時だったっけ」


ちょい悪令嬢「本来なら、これから大至急【座談会】形式の『感想レポート』を作成して、朝の7時頃に公開すべきかと思うのですけど」


メリーさん太「そうだな、セカンドシーズンが開始して以降、ずっと即日公開してきたしな」


ちょい悪令嬢「ええ、もちろん最終話の今回も、そうしようかと思ったのですが」


メリーさん太「……ですが?」




ちょい悪令嬢「──なんか『語ること』がいっぱい有り過ぎて、とても今すぐまとめられそうに無いのですよ!」




メリーさん太「あー…………そりゃあ、そうだろうなあ。ただでさえ超注目の最終回だと言うのに、あの内容じゃ『賛否両論』だろう」


ちょい悪令嬢「あ、いえ、『賛否両論』になることについては、今回の『セカンドシーズン』は最初から、年末の『ファイナルシーズン』に向けて、『尻切れトンボ』に終わることがわかっていたので、別にいいのですけど──」


メリーさん太「──いいのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「これってやっぱり、『ま○か☆マギカ』本編の正統なる続編である、新劇場版の『ワルプルギス○廻天』に続きそうですよね?」




メリーさん太「は?………………………って、はああああああああああああ⁉」




ちょい悪令嬢「おや、何をそんなに驚かれているのでしょうか? このことについては、これまでも当【座談会】において、再三申し上げてきたかと思うのですが?」


メリーさん太「それはそうかも知れないけど、どうして今回のセカンドシーズンの最終話を見た途端、改めて確信したように断言するんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「それは何よりも、アニメ版と原作ゲーム版との、『違い』ゆえですよ」


メリーさん太「ゲーム版との『違い』、だと?」


ちょい悪令嬢「今回アニメ版においては何と、ゲーム版第一部のクライマックスにおける二大目玉トピックスであるはずの、『ワルプルギス○夜戦』と『エン○リオ・イブ戦』とを、分離してしまったでは無いですか?」


メリーさん太「……ああ、『マギ○ス』謹製の『魔女誘導装置のウワサ』が、い○はちゃんとま○かちゃんの新旧W主人公による『コネ○ト』攻撃で、ぶっ壊されてしまったので、『ワルプルギス○夜』が神○市では無く、元々の出現予定地であった見○原市へと向かって行くことになったから、ま○かちゃんたち『見○原勢』が急遽とんぼ返りして、退治することになったんだっけ?」


ちょい悪令嬢「おそらくこれによって、『マギ○コ』アニメ版全シリーズにおける、『見○原組』の登場シーンは、おしまいでしょうね」


メリーさん太「──な、何だと⁉」


ちょい悪令嬢「年末のファイナルシーズンが予定されているとはいえ、エン○リオ・イブの覚醒と、まさにそのイブとの最終バトルと、う○ちゃんの復活と、万○桜ちゃんが登場してすべての謎を解消──等々といった、『マギ○コ』サイドのストーリーを消化するだけで、尺的に精一杯いっぱいいっぱいでしょう」


メリーさん太「うっ」


ちょい悪令嬢「それにアニメ版には、『黒○さん』というオリジナルキャラもおられて、どうやらこれから『一悶着』ありそうですしね」


メリーさん太「そ、それはそうかも知れないけど、そんなんじゃ元祖『ま○マギ』のキャラたちが、完全に『客寄せパンダ』扱いじゃないか⁉ 今回のマ○さん救済のくだりも、鶴○ちゃんに比べたら、むちゃくちゃ雑だったし!」


ちょい悪令嬢「お陰様で、現在ネット上では、大炎上のようですわw」


メリーさん太「笑い事かよ⁉ 一体どうするんだよ? 『ワルプルギス○夜』については、このまま投げっぱなしにするつもりなのか⁉」




ちょい悪令嬢「だからここから、『ワルプルギス○廻天』へと、続くわけなのですよ」




メリーさん太「──なっ⁉」




ちょい悪令嬢「い○はちゃんたちがエン○リオ・イブをどうにか押さえつけて、一段落と言ったまさにその時に、見○原市においては『ワルプルギス○夜』が猛威をふるっていて、ま○かちゃんたちが絶体絶命の大ピンチに陥っているという急報が届くところで、ファイナルシーズンが終了して、『続きは劇場で!』となると言ったところじゃ無いですか?」




メリーさん太「──典型的な、『劇場オチ商法』じゃねえか⁉ また炎上してしまうぞ!」




ちょい悪令嬢「でもこれって、最初から予定されていたようなものなのですよ? ──つまり、そもそも『ま○マギ』の新劇場版の公開スケジュールのほうが先にあって、それに合わせて『マギ○コ』セカンドシーズンの放映&配信スケジュールが組まれたのでは無いかという説も、現在ネット上でまことしやかに噂されているのです」


メリーさん太「……ああ、ストーリーや作画面に少々おかしいところがあるのは、実は『秋アニメ』だったところを、『夏アニメ』に前倒ししたためでは無いのか?──とか何とか言うやつだっけ?」


ちょい悪令嬢「よって、『マギ○コ』内で『ワルプルギス○夜』には直接対応しないのは、最初からの予定通りに過ぎなかったわけですよ」


メリーさん太「あーそうかあ、新劇場版の『ワルプルギス○廻天』の完成&公開自体は、どうやら来年以降になりそうだけど、せっかく今年は『ま○マギ』初放映からちょうど10周年なんだから、一応新劇場版を交えて盛り上げておこうと、『マギ○コ』のセカンドシーズンを先行放映&配信させておいて、それを『ワルプルギス○廻天』へと繋げようという寸法か」


ちょい悪令嬢「いわゆる『万策尽きて』残りを劇場版頼みにするのでは無く、すべて最初から『計画通り』だったと言うことで、視聴者の皆様のご理解を頂きたいところであります」


メリーさん太「……でもよう、そもそも『ワルプルギス○廻天』て、やはり『ま○マギ』の劇場版である『叛○の物語』の正統なる続編なんだろう? ま○かちゃんがすでに魔法少女になっていて、ほ○らちゃんが『メガほ○』ちゃんに過ぎない、いわゆる『マギ○コ設定』では、話が繋がらないんじゃないのか?」




ちょい悪令嬢「あら、それに関しては、これまで散々、当【座談会】において考察してきたではないですか?」




メリーさん太「……それってまさか、『実は「マギ○コ」そのものが、デビほ○ちゃんが悪魔の力で創り出した世界』説のことか?」


ちょい悪令嬢「『マギ○コ』セカンドシーズンのほ○らちゃんて、いかにも『よわよわ』していて、不自然極まりなかったとは思いません?」


メリーさん太「ああまあ、元祖『ま○マギ』の『クーほ○』ちゃんを知っていれば、ほとんど別人と言っていいくらいだったけど、そもそも『マギ○コ』ゲーム版が、デフォルトで『メガほ○』ちゃんだからなあ……」


ちょい悪令嬢「実はアニメ版においては、あの『よわよわほ○らちゃん』こそが、制作陣による、盛大なる『前フリ』だったりするのですよ!」


メリーさん太「『よわよわ』が、前フリだと?」




ちょい悪令嬢「おそらくは、劇場版『ワルプルギス○廻天』──あるいは、『マギ○コ』アニメ版ファイナルシーズンのクライマックスにおいて、見○原市に『マギ○コ』勢が多数助太刀に来るものの、それでも『ワルプルギス○夜』には敵わず、あわやま○かちゃんが絶体絶命の大ピンチに陥ったまさにその時、『……仕方ないわね』とか言いながら、ほ○らちゃんがついに『デビほ○』ちゃんとしての正体を現すのです! ──どうです、この『激アツ』展開は⁉」




メリーさん太「……なるほど、『マギ○コ』TV版ではすっかり『猫を被っていた』ところ、劇場版で本性を現すというわけか」




ちょい悪令嬢「場合によってはいっそのこと、『マギ○コ』ファイナルシーズンのラストシーンで行っても、効果的かと思いますけどね♫」







(※後編に続きます)













ちょい悪令嬢「──たった今思いついたのですけど、メガほ○ちゃんと黒○さんが合体することによって、デビほ○ちゃんになるといった展開も、大いに『アリ』とは思いません?」




メリーさん太「……ほう、つまりは元々黒○さんが、デビほ○ちゃんの、『分身』だか『使い魔』だかだったりするわけか?」




ちょい悪令嬢「『マギ○コ』の原作ゲーム版においては、ほ○らちゃんと黒○さんのモデルとなったキャラには、浅からぬ因縁が有ったことですしね☆」

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