第798話、わたくし、『マギ○コ』新OPを徹底検証いたしますの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「──ぶはははははははは! そうか、そうだったのか⁉」




メリーさん太「お、おい、どうした? また開幕一発目から、大爆笑したりして⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、実はこの作品を作成しながらリアルタイムで、動画サイトの『GYA○!』様の『マギア○コード』ファーストシーズンの全話一挙配信を流し見していたんですが、主人公のい○はちゃんが、『マギ○スの幹部と会いたいけど、どうしたらいいかわからない』なんてぼやいたら、すかさずフ○リシアちゃんが、『だったらあの黒羽○クロッチイノとっ捕まえて、(マギ○スの本拠地を)吐かせようぜ』とか、言ってやんのw」


メリーさん太「そ、それって──」




ちょい悪令嬢「ええ、例の『マギ○コ』セカンドシーズン第1話のCパートで、『マギ○スの本拠地はどこ?』botと化したや○よさんから、時○ちゃんが責め立てられていたのは、すべてフ○リシアちゃんのせいだったのですよwww」




メリーさん太「……うわあ、サイテーだな、フ○リシア」


ちょい悪令嬢「時○ちゃんとしても、この恨みをけして忘れること無く、将来『ネオマギ○ス』を結成した暁には、フ○リシアちゃんに対して復讐を遂げることでしょう」


メリーさん太「──おいっ、いきなり『ネタバレ』するんじゃないよ⁉」


ちょい悪令嬢「大丈夫ですって、アニメの範囲では、ゲームの第二部までは入りませんから」


メリーさん太「ていうか、いつまで第1話のことにこだわっているんだよ? 今回は当然、ついさっき視聴したばかりの、第2話について述べるべきだろうが?」


ちょい悪令嬢「あ、はい、その予定です………………けど」


メリーさん太「けど?」




ちょい悪令嬢「何はともあれ、や○よさんの『ヤンデレ大暴れ』っぷり、サイコーでしたよねえ♡」




メリーさん太「──おまえ、あの『神作画』連発の超アクション巨編を見た第一ファーストイ印象ンプレッションが、それなのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「もちろん、ド○ペル同士の戦闘シーンは、第1話での空中戦シーンに勝るとも劣らぬ、超絶作画のオンパレードであったことに、異論なぞありませんわ」


メリーさん太「だったら最初からそういったところこそ、言及しろよ⁉」


ちょい悪令嬢「あ、でも、今回は第2話の内容について、語るつもりは無いんですけど?」


メリーさん太「はあ⁉ どういうことだよ、それって? まさか今更、ファーストシーズンの話でもする気なのか⁉」




ちょい悪令嬢「本編ではありませんが、今回の第2話において初お目見えとなった、セカンドシーズンのOPについて語る予定でおります」




メリーさん太「お、オープニング?」


ちょい悪令嬢「何せ下手したら、本編以上の情報量でしたからね。ここは詳細に考証をしなくては!」


メリーさん太「あー、確かにいろいろと、『意味深』なシーンや『きわどい』シーンが目白押しだったから、やはり何らかの解説が必要か……」


ちょい悪令嬢「まず冒頭から早速、『意味深』かつ重要なるシーンで、開始されてますよね」


メリーさん太「うん、どこか『ま○か☆マギカ』シリーズの各劇場版のオープニングを彷彿とさせる、女の子たちがダンスっぽく戯れているシーンだけど、ストーリー上超重要人物ばかりなので、作画的に顔等がはっきりわからないようにぼかしており、よりファンタジックに見えるという」


ちょい悪令嬢「この『幼女組』は、下手したら何をやっても『ネタバレ確実』なのに、わざわざOPの冒頭部に持ってきたってことは、かなり『意味深』でしょう」


メリーさん太「しかし次のシーンでは、気がつけば電車の中で、い○はちゃん一人になってしまうんだよな」


ちょい悪令嬢「まるでその代わりのように乗車してきたのが、『チームみか○き荘』のメンバーなのですが」


メリーさん太「これまた全員、なぜか顔をはっきりと作画されていないんだよなあ……」


ちょい悪令嬢「まあここまでは、ファーストシーズンのOPであっても、それ程違和感の無い内容なんですけどね」


メリーさん太「そのすぐ後には、どちらかと言うと『サブ』系のキャラたちの、日常的ないちゃいちゃぶりの描写って…………何コレ?」


ちょい悪令嬢「しかも全員、現時点で『マギ○ス』に参加している、魔法少女ばかりですよね」


メリーさん太「あー、言われてみれば」


ちょい悪令嬢「一部では、ま○かちゃんたち『見○滝原組』がOPからリストラされたことが話題になっていましたが、彼女たちは現在生死不明のマ○さんを除いて、『マギ○ス』のメンバーではありませんからね」


メリーさん太「でも、み○まさんはマギ○スに関しては『中立』だと、それこそ第2話内で明言していたぞ?」


ちょい悪令嬢「後日『万○桜のウワサ』さんから『有罪判決』を食らうので、『クロ』で構わないのでは?」


メリーさん太「──だから、ネタバレをするなよ、おまえは⁉」


ちょい悪令嬢「いいじゃないですか、アニメ版ではどうなるか決まっていないんだし」


メリーさん太「おまえ、その『アニメ版ではどうなるか決まっていない』を、ネタバレの免罪符にするんじゃないよ⁉」


ちょい悪令嬢「真面目な話、これはある意味、『救済』のシーンだと思いますの」


メリーさん太「救済、って?」


ちょい悪令嬢「主に、『マギ○スからの解放』という名の、救済ですね」


メリーさん太「はあ?」


ちょい悪令嬢「ここって全部で4カットほど有るのですけど、最後のはちょっとわかりにくいと思いません?」


メリーさん太「……そういえば、何だ、このカット? そもそもこの金髪の美少女って、誰だ? 一見フ○リシアちゃんのようにも見えるけど、少々年が上のようだし。しかも最後の登場人物は『影』だけなので、正体がまったくわからないじゃないか?」


ちょい悪令嬢「──それは、ひどいの! 『マギ○コ』界隈では、ア○ナ先輩なんかよりも、よほど有名人なの!」


メリーさん太「は? ア○ナ先輩って………………………ええっ⁉ この金髪美少女って、あの『アメージング』なマギ○スのお三方の一人の、ルー大し──じゃ無かった、ア○ナ=グレイさんだったのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「珍しく学校の制服姿だし、最大の特徴である髪の色が緑なのか黄色なのか見えにくいですけど、ようくご覧になれば、カンバスや絵の具のチューブが、彼女の『ド○ペル』を象徴しておりますでしょう?」


メリーさん太「──いやそんなの、それこそ原作ゲームをやっていないと、気がつかないだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「だから、気がつかなくてもいいんですよ、あくまでもこのパートは、作品終了時の『救い』をだけなのですから」


メリーさん太「……だったら、同じ画面の『影絵少女』は、一体何者なんだよ?」


ちょい悪令嬢「──かしらかしら、ご存じかしら?」


メリーさん太「やかましい! J・○・シーザー様は、今のところセカンドシーズンには参加なされていないだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「彼女こそは、ア○ナ先輩を失意のどん底から救い出す、天使のような女の子なの! それはもう、『マギ○コ』きっての大人気キャラなの!」




メリーさん太「大人気キャラあ? それにしては『ハロウィンらしさ』が、あまり感じられないんだけど?」


ちょい悪令嬢「──そんなことは無いの! 私こそは、『ハロウィンの魔法少女』なの! どこぞの『お菓子の魔女』の前身の、『チーズケーキ大好きっ子』なんかには負けないの!」


メリーさん太「……ああ、やっぱり『か○んちゃん』だったのか? ──なるほど、あのア○ナ先輩にとっての『救済』や『癒やし』になり得るのは、他ならぬ彼女だけだよな」


ちょい悪令嬢「『カ○ンチャン』とか伏せ字にすると、まるで『ウ○娘』みたいなの!」


メリーさん太「──余計なこと言うな! それよりもとっとと口調を元に戻して、解説を続けろ!」


ちょい悪令嬢「このように『救済』とか『癒やし』とかいう意味では、『か○でちゃんとレ○ちゃん』や『み○ゆさんとピーヒョロ姉妹』の組み合わせは、わかりやすいと思いますの」


メリーさん太「まあ、そうだな。──でも、残りの『み○まさんとも○こちゃん』の組み合わせは、何だよ? も○こちゃんはむしろ、か○でちゃんやレ○ちゃんとトリオを組むべきだろうが」


ちょい悪令嬢「実は、も○こちゃんて、み○まさんの『飼い主』なんですよ」


メリーさん太「へ?………………………な、何だよ、その『飼い主』って⁉」




ちょい悪令嬢「『調○屋』であることにかこつけて、神○市中の魔法少女を食う気満々のみ○まさんは、や○よさんと並ぶスーパークソレズシティ神○市の『レズボス』の一人であり、いかにも自分の欲望以外の何物にも囚われない自由奔放ぶりでありながら、も○こちゃんの言うことだけは絶対に逆らわず、唯一の『ブレーキ』となっているのです」




メリーさん太「……そらまた、どうしてよ? それから、『レズボス』とか、まるで『ラスボス』みたいに言うんじゃない!」


ちょい悪令嬢「もちろん、『惚れた弱み』ですわ☆」


メリーさん太「ええっ、神○きっての『レズクイーン』が、も○こちゃんに惚れているって⁉ まさか、も○こちゃんも──」


ちょい悪令嬢「いいえ、彼女はみ○まさんみたいに、『取っ替え引っかけ』のような不誠実なことはいたしません。面倒見がいいし、何よりも『侠気』があるからこそ、たとえみ○まさんのような『お姉様気質』の方でも、コロっといってしまうのですよ」


メリーさん太「あ、うん、か○でちゃんやレ○ちゃんのような『問題児』たちを、きちんとまとめ上げているんだから、リーダーシップは抜群だろうな」


ちょい悪令嬢「元々は、現在よりも曲者揃いだった『第2期みか○き荘』のメンバーを、しっかりとまとめ上げていたほどですしね」


メリーさん太「……え、もしかしても○こちゃんて、『マギ○コ』の中においても、結構優秀なのでは?」


ちょい悪令嬢「人間性やメンタルの強さからすれば、随一と言っても過言では無いでしょう」


メリーさん太「……なるほど、それだったらみ○まさんのような、いろいろな意味で『難有り』なキャラに対しても、立派に『癒やし』や『救済』になり得るわ」




ちょい悪令嬢「──おおっと、何とまだまだ『触り』の部分だというのに、予定字数をオーバーしてしまいました! かくのごとく語ることの尽きない大注目の『マギア○コード』セカンドシーズンのOPですが、もちろん次回以降も考察を続ける所存ですので、どうぞご期待なさってくださいませ♡」













メリーさん太「……いや、あんたが無駄にか○んちゃんのものまねなんかをして字数を使わなかったら、もっとスムーズに話が進んだんじゃないのか?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る