第716話、【緊急提言】わたくし、『LGBT』保護の『落とし穴』に気づきましたの⁉(後編)
ちょい悪令嬢「──しかも、外国人工作員による、『同性婚の法制化』等のジェンダー保護政策を悪用しての、日本の国籍の不法取得を規制することは、
メリーさん太「な、何で⁉」
ちょい悪令嬢「本作において何度も何度も申してきましたが、たとえ『同性婚』を行った時点で、間違い無く同性愛者であったとしても、その後に『心変わり』をして、異性を好きなることは断じてあり無いこと
メリーさん太「──それってつまりは、最初から『同性愛者』では無く、結婚相手を騙していたとしても、それを証明することはできないってわけか⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、すべては『内面』の問題ですから。人の内面を『客観的に把握する』ことなぞ、誰にもできるはずも無く、しかも『内面の自由』は憲法で保障されている、日本人としての『絶対の権利』ですので、たとえホモが心変わりして女とうまぴ◯いしようが、誰にも責めることはできないのです」
メリーさん太「な、何だよ、それって? もしも『同性婚』制度が成立して、同性愛者たちが保護されるようになっても、実はそれはむしろ『エセ同性愛者』を跋扈させるだけであり、たとえ『ホモ婚』したやつが女を抱こうが、法律的にはもちろん、憲法的にも何も問題は無いだと⁉」
ちょい悪令嬢「だって、『LGBT保護制度』が正式に実施されたら、同性愛者同様に『
メリーさん太「……くそう、野党や活動家団体やマスゴミのやつらが、盛んに『同性婚』と『LGBT保護』とを
ちょい悪令嬢「こんな穴だらけであり、矛盾だらけの悪法を、下手に成立させることによって、これ以上外国の工作員の流入と、戸籍制度を始めとする日本の社会システムの破壊を許すわけには参りません! 『同性婚』と『LGBT保護』の法制化は、どのような手段を講じようとも、絶対に廃案に追い込まなければ!」
メリーさん太「……でも、どうすれば、そんなことが実現できるんだ?」
ちょい悪令嬢「簡単なことです、『法律的瑕疵』を突けばいいのです!」
メリーさん太「何だよ、『法律的瑕疵』って? また小難しそうな専門用語が出て来たな?」
ちょい悪令嬢「簡単に言うと、『法律における不備』のことで、それが重大なものであれば、法律そのものが成立しなくなる場合もあり得るのですよ」
メリーさん太「なっ⁉ 『同性婚』や『LGBT保護』の法律案にも、そのような重大なる不備があるって言うのか?」
ちょい悪令嬢「これまた本作において、何度も何度も申しておりますけど、今回の【作中作】において、自称『
メリーさん太「そ、そうか、この毎度お馴染みの理論に則れば、『似非ホモの工作員』が、白々しく計画通りに『心変わり』をしてしまえば、その時点でこの『同性愛は存在するが、同性愛
ちょい悪令嬢「権利も何も、そもそもこれって、ネット上に盛んに言われているように、『LGBT』のうちの『LGB』って、あくまでも
メリーさん太「……うん、普通は自分が同性愛者であることは、黙っているべきだし、周囲の人たちのほうも、そんなことを聞かされても、困るだけだよな」
ちょい悪令嬢「いや、おまえら、少しは『親の気持ち』ってものを、考えてみろよ? 長年手塩をかけて育ててきた大切な我が子から、いきなり『ホモ宣言』とか『レズ宣言』とかされて、未来永劫『孫の顔』を見ることができないことを突きつけられた際の、『絶望感』を⁉ おまえら本当に『人の心』を持っているのか⁉」
メリーさん太「……そうだよな、同性愛を単なる『変態性癖』と断じるのは言い過ぎかも知れないけど、『個人的趣味』であることは間違い無く、声を大にして権利主張できるものでは無いことは、確かだよな」
ちょい悪令嬢「──ちなみに、これだけおおっぴらに、同性愛者を全否定できるのは、現代物理学の根本原理である量子論に則ると、『未来には無限の可能性があり得る』のだから、未来永劫けして異性を愛することの無い『同性愛者』なんて、絶対に存在し得ないからデース☆ 存在しない者に対して、いくら侮辱しようが、全否定しようが、構わないですよねえ?」
メリーさん太「そして、その『存在しない者』に対して、『同性婚法』とか『LGBT保護法』とか言った、本来必要性のまったく無い『アホ法律』を無理やり制定して、せっかくの理想的な日本の家族システムや社会システムを揺るがしてしまうのは、単なる自殺行為に過ぎず、絶対に阻止しなければならないってわけか」
ちょい悪令嬢「今回の内容をお読みになれば、そもそも一口に『LGBT』と言っても、同じジェンダー勢力である『T』と『フェミ』が完全に敵対関係にあるように、『LG』と『B』においても、絶対的な矛盾が存在しているので、一まとめに保護対象にした法律なんて、存在自体が『矛盾の極み』でしか無く、もしも無理やり成立させようというのなら、どのようなイデオロギーをお持ちの組織であっても、『生粋の日本人の敵』として、断固『排除する』つもりですので、お覚悟のほどを♡」
メリーさん太「……いや、お覚悟のほどって、こんな内容で本当に、本作の作者の『危機感』は、ちゃんと読者の皆様に伝わったのか?」
ちょい悪令嬢「そうですね、少々あれこれ語り過ぎて、かえってわかりにくくなったかも知れませんね。──そこで補足として、最後に極力シンプルに『おさらい』を行っておきましょうか」
メリーさん太「……まず何よりも問題なのは、『同性愛者』というものの認識が、世間と実態とでは、大きく異なっていることだよな?」
ちょい悪令嬢「そうです、普通『同性愛者』と言うと、絶対に異性を受け付けず、死ぬまで『同性愛者』であり続けるものと思われがちですが、肉体的か精神的かにかかわらず、異性を愛することも絶対にあり得ないとは言えないし、もちろん他人がそれを止めることも、批判することも、けしてできやしないのですよ」
メリーさん太「そうなると、『同性愛者とは一体何なのか?』といった風に、『同性愛者の定義』があやふやなものとなってしまい、『同性愛者なんて、普通の人間と大した違いは無く、別に特別に保護する必要なんて無いんじゃね?』ということで、『同性婚法』とか『LGBT保護法』そのものが根本から否定されて、『同性愛者』の存在自体を全否定されかねないよな」
ちょい悪令嬢「──ところがどっこい、まさにその『LGBT』の中には、いわゆる『
メリーさん太「何だよ、それって? そんなんじゃもう、『同性婚』でも『同性愛』でも無いだろうが? それとも『両刀遣い』って、『同性愛者』の一種で、『同性婚』の対象になり得るのか?」
ちょい悪令嬢「そもそも『同性愛者』の定義自体が定かでは無いので、そこのところは何とも言えないのですが、少なくとも『LGBT』内において、同性愛者である『LG』と両刀遣いである『B』とは、
メリーさん太「え、そうなの? こいつらって、同じ『性的マイノリティ』として、仲間じゃ無かったのか?」
ちょい悪令嬢「実際上においても(本作でたびたび言及しているように)論理上においても、本来は厳然たる差異は無いはずなのですが、あえて『LG』と『B』とに分けていると言うことは、それこそ世間一般の『LGBT観』としては、『真逆』と言っていいほどの明確なる差異があるのです」
メリーさん太「ま、真逆って、そんなにか⁉」
ちょい悪令嬢「世間一般的なイメージでは、レズやホモは未来永劫同性しか愛せない『差別主義者』であり、両刀遣いは男でも女でもイケる、『節操無しのクズ野郎』と言ったところですかね」
メリーさん太「──『LGBT』の世間一般のイメージって、割と容赦はねえな⁉」
ちょい悪令嬢「ちょっと誇張してしまいましたが、『LG』と『B』とが、相容れないのは、良くわかっていただけたかと存じます」
メリーさん太「そんなに違うんじゃ、『ホモ婚』した男が、後からになって女に手を出しておいて、『実は俺って、両刀遣いだったのでした★』とか言い出したりしたら、けして許せないよな⁉」
ちょい悪令嬢「憲法における、『内心の自由』や『いかなる差別の禁止』を鑑みれば、非難することはけして許されないでしょうが、その一方で、あえて『同性婚法』なんかを制定して、わざわざ保護してやる必要だってありませんよね」
メリーさん太「下手にそんな法律を制定したところで、別にホモでも無いやつらが『偽装結婚』という形で、『ホモ婚』をしかねないしな」
ちょい悪令嬢「しかもすでに本編において詳細に述べたように、外国勢力の工作員による、日本の家系の乗っ取りや、社会システムそのものの破壊に利用されたんじゃ、目も当てられませんしね」
メリーさん太「……まあ、こんな体たらくじゃ、『同性婚法』や『LGBT保護法』なんて、文字通りに『百害あって一利無し』なんだから、絶対に制定させちゃ駄目ってことは確かだよな」
ちょい悪令嬢「つまり一言でまとめると、たとえ『ホモ婚』をしていようが、男性である限り、女性とも関係を結べるのであり、しかも『両刀遣い』は『LGBTの保護』の適用範囲内なのだから、いくら女性と浮気しようとも、責められたり処罰されたりしないということで、何と『LGBTの保護』が存在することによって、『同性婚』の理念自体が形骸化されかねないという、相互矛盾的な関係にあって、これらを両方共強引に法律化してしまうということは、文字通りに『重大なる法的瑕疵』に他ならず、絶対に認められないってことなのですわ♡」
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