第715話、【緊急提言】わたくし、『LGBT』保護の『落とし穴』に気づきましたの⁉(中編)

メリーさん太「……何だよ、これって?」


ちょい悪令嬢「何って、見ての通りですけど?」


メリーさん太「見てわからないから、聞いているんだよ⁉ 一体何をいきなり、無茶苦茶危ない【作中作】なんかを、ブチかましているんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「……何を申されているのです、これはまさしく、【緊急事態】なのですよ?」




メリーさん太「は? 【緊急事態】、って……」




ちょい悪令嬢「──突然でございますが、このたび、『同性婚』と『LGBT保護』の法制化は、断じて実現させてはならないことが判明したのです!」




メリーさん太「なっ⁉ どういうことだよ、それって⁉」




ちょい悪令嬢「……これをご説明するに当たって、少々下世話な話をしても構わないでしょうか?」


メリーさん太「下世話な話、って?」


ちょい悪令嬢「実は、ホモの男性の方も、『できる』んですよ」


メリーさん太「できるって、何をだよ?」


ちょい悪令嬢「そ、その、あ、『アレ』ですッ」


メリーさん太「う〜ん? 『アレ』って何だよ、お嬢ちゃ〜ん?(ここら辺で、大体わかってきた)」


ちょい悪令嬢「だ、だから、女性の方との、『アレ』でございます!」


メリーさん太「……女性の方と? ホモの男性が、女性と一体、何をするって言うんだい?」




ちょい悪令嬢「男と女がやることは、決まっているではないですか⁉ 『愛の営み』ですよ!」




メリーさん太「──な、何だってえ⁉」




ちょい悪令嬢「白々しく、驚いたフリするんじゃないよ? 『M○R』かよ⁉」




メリーさん太「い、いや、ほぼ予想していたとはいえ、やっぱり驚くよ。──そもそも、どういうこと? どうしてホモが女性と、『うまぴ○い』できるの?」


ちょい悪令嬢「『うまぴ○い』、言うな! それを言うなら『交○』──あ、しまった⁉」


メリーさん太「聞きましたあ、読者の皆さん! 今この悪役令嬢ったらはしたなくも、『交○』なんて口にしましたよ? ロリキャラのくせに、大したおませさんだことw」


ちょい悪令嬢「うるさい! うるさい! うるさい! うるさい! 話が進まないから、これ以上余計なことは言うな!」


メリーさん太「はいはい♫(都市伝説のくせに、菩薩のような慈愛に満ちた笑顔で)」


ちょい悪令嬢「なんか、ムカつくう〜ッ」


メリーさん太「いいから話を続けなさいよ? ──で、何だって? ホモ男でも、女性と『事に及ぶ』ことができるですって? ホモの人って大部分は、何よりも『生理的に』、女性を受け付けられないんじゃなかったっけ?」




ちょい悪令嬢「むしろ『生理的』にこそ、受け付けられるのですよ」




メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「実は昔は、ホモだけど長男だから『仕方なく』、お嫁さんを迎えると言った、『偽装結婚』も少なくは無かったのです」


メリーさん太「……あー、日本においてまだ、『ジェンダー』の『ジェ』の字もなかった頃の話か? しかしそれって、女性にとっちゃ、堪ったもんじゃないよなあ」


ちょい悪令嬢「現在の『LGBT』こそが、あらゆる意味で『フェミニスト』の怨敵であることが、如実に証明されていますよね」


メリーさん太「とりあえず、そのパターンはさておいておけ! 後で好きなだけいつものように、『……戦え……戦え』って、言わせてやるから!」


ちょい悪令嬢「でも、ホモゆえに女性との『交渉うまぴ○い』が原則的に無いわけだから、いつまでも『子宝』に恵まれないままでいて、親戚縁者を始めとする周囲の人たちから不審に思われてしまうでしょ?」


メリーさん太「つうか、いの一番に、肝心の奥さんに、気づかれてしまうんじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「そこで、『男の生理現象』の、出番ってわけよ!」


メリーさん太「まあた、『ドロボーは平和○愛す』ネタかよ⁉ ………………いや、何となく、『下世話』の意味がわかってきた。つまり、『アレ』を利用したんだろ?」


ちょい悪令嬢「ええ、オブラートに包み込んで申せば、いわゆる『夕立』の早朝ヴァージョンです」


メリーさん太「──全然オブラートに包まれていないよ⁉ 朝だったら、『夕立』では無く『朝○ち』になるってことは、ほぼ100%気がつくだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「ところでこの場合の『だち』は、『立ち』でいいんでしょうかねえ? それともやはり『勃ち』のほうを使うべきなのでしょうか?」


メリーさん太「やかましい! このエロ悪役令嬢が⁉ とっとと話を続けろ!」




ちょい悪令嬢「つまり同性愛者を自称する男性であろうとも、女性を『肉体的に愛する』ことは、けして不可能では無く、同性愛者が『本物かどうか』の判断基準が非常に不確かなものとなり、いくらでも『擬装ホモ婚』をし放題になってしまいかねないのですよ」




メリーさん太「──ッ」





ちょい悪令嬢「しかもタチの悪いことに、たとえ『真性の同性愛者』では無く、何らかの目的で『同性婚』を利用して、そのメリットを好きなだけ貪った後においても、『LGBT』における『B』──すなわち、『両刀遣いバイセクシャル』に該当するということで、これまた制定が促進されている『LGBT』に対する保護的法律においては、同性愛者同等の保護対象となるので、後出しジャンケン的に『わりぃ、俺はただのホモでは無く、実は両刀遣いだから、女も抱けるんだわwww』などと、ぬけぬけと『事後申告』するだけで、少なくとも『ジェンダー関係の法律』においては、『お咎めなし』ともなりかねないのです」




メリーさん太「──ちょっ、それじゃホモでも何でも無いやつが、『同性婚』制度を利用して、様々なメリットを享受し放題じゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「すると、どうなると思います?」


メリーさん太「ど、どうなる、って……」




ちょい悪令嬢「これまでは、『男女の間で』婚姻関係を持たなければ、日本国籍を得て永住権を獲得できなかった外国人が、実質上は単なる『同性同士の共同生活』であり、正式に結婚するよりも格段に手軽な手段で、日本の国籍や永住権を手に入れて、日本人としての権利をすべて手に入れることが可能となるのですよ」




メリーさん太「それってもはや、『移民の大規模無条件受け入れ』の法制化を、事実上実現するようなものじゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「……移民? 何をおっしゃっているのです、これはまさに『乗っ取り』ですよ」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「本作においても以前、詳細に述べたではありませんか? 日本における遺産相続制度は、『配偶者』が最も厚遇されており、もしも外国人とのホモ婚をした名家の御曹司が、何かしら『不慮の事故』で身罷った場合、家屋等の大半の遺産はもちろん、下手したら『家系』そのものを乗っ取られかねないのです。──何せ、『同性婚』なので、子供を残すことは絶対にできず、そこで『血統』が途絶えてしまい、後は『配偶者の両刀男性』が、『本国』から『元からの女の恋人』──あるいは、すでに本国で結婚済みだった『妻』を呼び寄せて、自分たちの子供を作って、その名家を継がせれば、海外勢力による『日本乗っ取り』が、確実に一つ達成されるといった次第ですよ」







(※次回に続きます)













メリーさん太「……いや、次回に続くって、今回ちょっと、字数が少な過ぎるんじゃないのか?」




ちょい悪令嬢「うっ……………………そ、それはですねえ、実はこれって本来は【前後編】の二話構成だったのですが、前回の分の推敲の際につい調子に乗って加筆し過ぎて、二回分では収まらなくなって、急遽三話構成にすることにしたのですけど、今度は前回以外の【中編】と【後編】が、少々字数を少なくせざるを得なくなったのです」




メリーさん太「……つまり、全体的に字数がかさんだために、二回分を三回分に分け直してみたら、今度は各話ごとの字数が、それぞれ少なめになってしまったと?」


ちょい悪令嬢「え、ええ」




メリーさん太「あんた、『本末転倒』という言葉は、ご存じかしら?」




ちょい悪令嬢「──返す言葉もございません!」




メリーさん太「……ったく、ほんと計画性皆無だよなあ、本作の作者って」


ちょい悪令嬢「ど、どういたしましょう? ここは一つ、何か『穴埋め企画』でも行って、お茶を濁しておきますか?」


メリーさん太「穴埋め企画、って?」




ちょい悪令嬢「──本作の作者が密かに計画を進行している『シン・ニッポン』が、いかに素晴らしい理想的な国家であるか、事細かに謳い上げるとか」




メリーさん太「……それは、遠慮しておきます」




ちょい悪令嬢「それでは、たった今飛び込んできた『ガセネタ』として、『世界最高レベルの文化大国の日本において、何といまだに中学校や高校の体育の授業に際して、男子と女子とが同じ教室で着替えを行っている』などと吹聴して、日本の国際的評価を陥れようとしている、マスゴミどもやエセ知識層やネット上の虚偽の証言者どもを、どのようにして一匹残らず駆除するかを、話し合いましょうか?」




メリーさん太「……え、何ソレ? 現代の日本の中学や高校で、男女が一緒に着替えをしているって? そんなこと、あり得るの?」




ちょい悪令嬢「──あり得るはずがあるかよ、糞マスゴミどもが! また得意の『印象操作』だよ!」




メリーさん太「いやそれにしても、もうちょっと『現実味』が無いと、誰も信じてくれないだろう? こんなん、本作の作者の学生時代どころか、数十年前の親世代だって、絶対にあり得ないぞ? もしも万が一日本国内のどこか田舎の片隅で実際に行われた瞬間に、大問題になっているはずだろうが?」


ちょい悪令嬢「おそらくは日本での話では無く、マスゴミどもの『宗主国スポンサー』(の現状)におけるエピソードを、日本国内に無理やり持ち込んできたんでしょう」


メリーさん太「……ああ、そういう」




ちょい悪令嬢「つまり現在において、『中つ国』は欧米諸国にジェノサイド問題を突き上げられているわ、『シモ半島』は経済的に行き詰まり現政権が風前の灯火だわ、『キタ』に至っては最初からどん詰まりだわで、なりふり構っていられなくなったんだろうよ」




メリーさん太「──それにしたって、もうちょっと考えて、『陰謀工作』をしろよな⁉」




ちょい悪令嬢「例えば、かの超ベストセラーラノベ作品において、ヒロインがいきなりみんながいる教室で着替え始めて大騒ぎになったのは、『現実問題としてそんなことはあり得ない』からこそ、インパクトがあったのであり、たったこれだけのサンプルですでに、今回の『マスゴミ陰謀論』が如実に証明できたりしてね」




メリーさん太「まさにその『涼宮ハ○ヒの憂鬱』だって、すでに20年前の作品なのに、今更何をほざいているんだよ、糞マスゴミどもは? あいつらもはや『デマをでっち上げる』ことすらも、満足にできなくなったのかよ?」




ちょい悪令嬢「特亜の走狗イヌとしての、唯一の取り柄なのに、それすらもおぼつか無くなったんじゃ、そろそろ『宗主国スポンサー』様に見限られて、一族郎党揃って『チノちゃん系マファイア』によって、『医療用臓器』としてバラされたりしてねw」




メリーさん太「最近じゃ、どうにかしてオリンピックを中止させようとして、『ワクチンネガティブキャンペーン』ばかり連発して、もう本当に見苦しいことw」




ちょい悪令嬢「だったら、こうしましょう! 放送局や新聞社や出版社等における、いまだワクチン接種対象外であるはずの65歳未満の幹部職員の皆様に、特別にワクチンを接種させてあげましょうよ!」




メリーさん太「──おおっ、そいつはいいなあ! やろうやろう! 今すぐやろう!」




ちょい悪令嬢「……おやあ、マスゴミの役員の皆さん、何を必死に拒否なされているんですかあ? せっかくワクチンを先行接種できるという、本来なら考えられないほど貴重なるチャンスなのですよお? 断る理由なんて、あるはずは無いですよねえ?」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──政治家や一部の企業人の先行接種をあれだけ批判しておいて、実は自分たちもちゃっかりと、二回分の接種を済ませていない限りはね♡」」

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