第486話、【戦艦大和進水80周年記念】わたくし、『文学少女』系悪役令嬢ですの⁉(後編)
オキナワン少年「……ところで、さっき『制限速度上限で走行していた』とか何とか言っていたけど、それって本当なんだろうな?」
ヤマト2020「本当ですよ。何せ同じ警察と言っても、神奈川県警と警視庁は犬猿の仲ですので、捕まったらただでは済みませんからね?」
オキナワン少年「……何でそこで、警察の話が出てくるんだよ?」
ヤマト2020「──つまり作者は絶対に、法令の類いを違反することは無いってことですよ!」
オキナワン少年「うん、これ以上つつくと、文字通り『やぶ蛇』になりそうだから、やめておこう。──それで、一つ疑問に思っていることがあるんだけど、電動アシスト自転車なんて、どうやって手に入れたんだよ? 値段のほうも、結構するんじゃないのか?」
ヤマト2020「そりゃあもちろん、『給付金』を全額ぶっ込んだに決まっているではないですか?」
オキナワン少年「給付金かよ⁉ しかも、もう全額使ってしまったのか⁉」
ヤマト2020「……ったく、ド庶民が、『給付金』の真の目的も、知らねえんでやんの」
オキナワン少年「え、何で僕、いきなりディスられてんの?」
ヤマト2020「あのですねえ、どうしてわざわざ全国民一律に、10万円も配られたと思っているのですか? 例のファンタジー世界の『中つ国』がまき散らした『
オキナワン少年「──あ、そういえば、そうでした」
ヤマト2020「それなのに例えばクソ最底辺オタクどものように、『ガチャ』だとか『スパチャ』だとかいった、海外のイリーガル組織の資金洗浄以外には何の役にも立たないことなんかに、無駄に浪費したんじゃ、何の意味も無いでしょうが? それに比べて、電動アシスト自転車の一気買いのほうは、立派に景気回復に貢献しているのだから、文句を言われる筋合いなぞ微塵も無いのです」
オキナワン少年「おい、むやみやたらと、ケンカを売るのはよせ!」
ヤマト2020「そういえば、今話題の『カ○ナシ』についてですが、これはむしろ宮○監督作品屈指の名
オキナワン少年「──それこそ、各運営に対する、風評被害だろうが⁉ ……まあ確かに、著作権違反等を平気で行って、金儲けさえできればそれでいいという、いかにも内外を問わぬ
ヤマト2020「……まあ、クソ『V』系へのディスりは、この辺にしておいて、そんなことよりも、もっと大切なことを忘れていませんか?」
オキナワン少年「へ? 大切なこと、って……」
ヤマト2020「この作品を作成している、2020年8月9日がまさしく、『長崎原爆忌』と『ソ連参戦』との両方の、75周年に当たることですよ」
オキナワン少年「……あー、そういえば、そうだった。だったら、すでに数日前に終わってしまっている、『戦艦大和の進水記念日』のための【座談会】なんて、やっている段では無いのでは?」
ヤマト2020「──何ですって? 私の進水式が、どうでもいいとでもおっしゃるのですか⁉」
オキナワン少年「い、いや、そこまで言うつもりは無いけど、やはり歴史的にも、『原爆投下』や『ソ連参戦』のほうが、大事件だろうし」
ヤマト2020「それらについては、問題ありません。確かに『広島原爆忌』については本作でやりましたが、『長崎原爆忌』のほうは、別作の『なろうの女神が支配する』において、『ソ連参戦』のほうは、『夏のホラー2020』エントリー作品において、作成かつ公開する予定ですので」
オキナワン少年「あ、そうなの?」
ヤマト2020「ええ、そもそも現在『なろうの女神が支配する』においては、私の妹艦であり、長崎の三菱重工造船所において建造された、大戦艦『武蔵』がヒロインとなっておりますし、『夏のホラー2020』のほうも、元々『ソ連参戦』について扱う予定でしたから」
オキナワン少年「言われてみれば、君の妹の武蔵は確かに長崎の造船所生まれだったけど、何で『ソ連参戦』を、ホラー小説なんかでやるんだよ?」
ヤマト2020「仮のタイトルが『
オキナワン少年「……今、
ヤマト2020「だから、『幽霊列車』が、登場すると」
オキナワン少年「『列車』の後に、何かぼそっと、言っていなかったか?」
ヤマト2020「気のせい、気のせい」
オキナワン少年「……ほんとかなあ?」
ヤマト2020「──と言うわけですので、8月9日を記念した完全新作を、二本ほど別の作品として公開する予定ですので、ご興味のある方は、是非御一読なさってください♡」
オキナワン少年「結局、
ヤマト2020「私の前世である戦艦大和については、本年の『慰霊祭』に際してすでに【記念特別編】を、『ナデシコ転生!~軍艦擬人化美少女無双物語~』において発表しておりますので。進水記念日だからといって、それほど語ることは無いんですよ」
オキナワン少年「結局それも、本作とは別の作品じゃないか、いい加減にしろ!」
ヤマト2020「あ、でも、8月8日におけるショッピングセンターでの書籍の購入は、作者としてもけして無駄では無かったのですよ?」
オキナワン少年「……書籍って、何を買ったんだよ?」
ヤマト2020「『りゅう
オキナワン少年「──はああああああああああ⁉ あの作者、今の今まで、『りゅう
ヤマト2020「13巻のほうは、あまり本編に絡まない短編集なので、まだ買っていないそうです」
オキナワン少年「それじゃ本当に、12巻を今頃買ったのかよ⁉ あんだけべた褒めしておきながら、もう発売日に本屋に駆け込んで即買いしたりはしないくらい、飽きてしまったわけか?」
ヤマト2020「だからあ、これもまた『
オキナワン少年「それにしても、限度という物があるだろうが? 『りゅう
ヤマト2020「そりゃそうでしょう、何とかの野村○月先生の、ラノベにおける4年ぶりの完全新作なのですから!」
オキナワン少年「野村○月先生って、まさか、『文学○女』シリーズの⁉」
ヤマト2020「もちろん、そうですわ♫」
オキナワン少年「何と、『りゅう
ヤマト2020「しかも主人公が、『本の声』を聞くことができるという、『特殊スキル』持ちだったりして☆」
オキナワン少年「ええっ、『文学○女』そのまんまじゃん⁉」
ヤマト2020「そのまんまと言うよりも、ズバリ、『世界観が繋がっている』のですよ」
オキナワン少年「世界観が、繋がっている……とは?」
ヤマト2020「文字通り『文学○女』シリーズと同様に、『
オキナワン少年「悠○くんて、姫倉麻○さんと櫻井流○君の息子さんで、つまりは『文学○女』の主人公である、天野遠○先輩の甥御さんじゃん⁉」
ヤマト2020「ねえ、びっくり仰天でしょう?」
オキナワン少年「びっくりも何も、まさか今頃になって、『文学○女』シリーズが復活するとは!」
ヤマト2020「……う〜ん、『文学○女』のシリーズ内の作品とは、あながちに言えないかもねえ」
オキナワン少年「え、何で?」
ヤマト2020「実は何と、今回のメインヒロインが、本の中の住人である、『夜○姫』ちゃんなんですよ」
オキナワン少年「夜○姫って、あの坂口○吾先生の、『夜○姫と耳男』のメインヒロインの?」
ヤマト2020「それで、遠○先輩の『特殊スキル』って、何だったっけ?」
オキナワン少年「そりゃあもちろん、『本喰らい』…………って、本の登場人物にとっては、『不倶戴天の敵』じゃないか⁉」
ヤマト2020「当然、ベクトルは違うものの遠○先輩に勝るとも劣らず、古今東西すべての本を愛しているむ○ぶ君としても、遠○先輩の存在自体が赦し難いでしょうね」
オキナワン少年「……うわあ、絶対出くわすわけにはいかないわ、この主人公同士って」
ヤマト2020「そんなむ○ぶ君を主人公として、夜○姫をヒロインとする、この新作が、『文学○女』シリーズに属しているというのは、無理があるでしょう?」
オキナワン少年「……うん、せいぜい一応はシェアワールドではあるものの、まったくの『別作品』と言ったほうが、無難かもね」
ヤマト2020「とはいえ、やはり『古今東西の名作を巡るビブリオミステリィ』と言う、最大のセールスポイントは御同様ですので、『文学○女』シリーズのファンであった方は、是非とも必見でございますわよ♡」
オキナワン少年「──結局は、話を盛大に引き延ばしておいて、宣伝で終わるのかよ⁉」
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