第296話、わたくし、『綾波』としては『3人目』ですの。【後編】

ちょい悪令嬢「──はい、本作と、某軍艦擬人化ゲームを原作とする新作アニメとの、知られざる関連性を問う、座談会の三回目です、実は今回こそが『本番』のようなものですので、どなた様もご注目ほど、よろしくお願いいたします!」




ミルクの時間「……え、これって、まだ続けるの?」




ちょい悪令嬢「はあっ⁉ 何でそんなに、意外そうなんですか? もちろん続けますよ! 今回が『本番』だって、言っているではないですか⁉」


ミルクの時間「だって内容的には、前回までで、ほぼすべて語り尽くしているじゃないの? タイトルの『3人目のあやなみ』ネタも、ちゃんと回収したし」


ちょい悪令嬢「……まあ、『どうしても言わなければならないこと』については、しっかりと言及できたので、一区切り付いたというのは、間違いないですけどね」


ミルクの時間「どうしても言わなければならないこと、って?」




ちょい悪令嬢「問題の新作アニメ──すなわち、『アニメ版アズ○ン』が、いろいろと問題を提起する描かれ方をしていたので、あれこれご意見を述べようとする方が大勢現れるものと危惧されるところですが、まさしく『人の振り見て我が振り直せ』そのままに、本作の現下の【魔法令嬢編】と『アニメ版アズ○ン』には、共通点が多々見受けられましたので、『アニメ版アズ○ン』を擁護する形で、本作自体も別に『反○』等の意図など含まれていないことを、声を大にして強調したわけなのですよ」




ミルクの時間「うん、そうだったわよね、そこら辺のことについては、前回までの解説で、私自身も十分に納得できたのだけど、まだ何か言い残したことがあるというわけなの?」


ちょい悪令嬢「もちろんです、それも何よりも、『肝心な点』をね」


ミルクの時間「何よりも肝心な点、って……」




ちょい悪令嬢「……まったくもう、あのですねえ、ミルク先生が、本来なら最初に疑問に思うべきなのは、むしろ『何でまた、「アニメ版アズ○ン」関連の座談会なんかに、自分が司会者の一人として呼ばれたのか?』、でしょうが」




ミルクの時間「──そういえば、そうじゃないの! どうして私、この場に呼ばれたの⁉」




ちょい悪令嬢「それについては、今回語る内容に密接に関係していますので、是非最後までご静聴の程、よろしくお願いいたします♡」




ミルクの時間「それ一体、誰に向かって言っているのよ⁉ ──だからその、今回語るべき内容っていうのが、一体何なのかって、聞いているのよ!」


ちょい悪令嬢「ほら、前回までの二回にわたって、『アニメ版アズ○ン』の擁護みたいなことをやってきたではないですか、それはなぜだと思います?」


ミルクの時間「前回のあなたの言い分だと、『アニメ版アズ○ン』を擁護することこそが、本作自体を擁護することになるからでしょう?」


ちょい悪令嬢「ではどうして、『アニメ版アズ○ン』を擁護することが、本作を擁護することになるのでしょうか?」


ミルクの時間「えっ、そ、それは、本作の現行の【魔法令嬢編】と、『アニメ版アズ○ン』とが、世界観とかその他設定に、似通ったところが結構あったりするからで…………ああっ、そういうことか⁉」




ちょい悪令嬢「やっと気づかれたようですね、そうなのです、本作と『アニメ版アズ○ン』とは、、世界観を始めとしてその他の諸設定において、あまりにもに共通する点が、多過ぎる見えるのですよ」




ミルクの時間「……ええと、それって、まずいんじゃ?」


ちょい悪令嬢「ええ、これだけ『アニメ版アズ○ン』が注目を浴びている中、思わぬ『ご指摘』を受ける恐れもあるでしょう」


ミルクの時間「指摘って……」


ちょい悪令嬢「だから、本作が『アニメ版アズ○ン』と、非常にのではないか、とかですよ」


ミルクの時間「そ、それって──」


ちょい悪令嬢「ああ、大丈夫ですよ、あなたもご存じの通り、本作は別に、『アズ○ン』については、アニメ版どころか原作ゲームさえも、『模倣』はもちろん、『参照』や『お手本』にすらも、したことが無いのですからねえ」


ミルクの時間「で、でも、昨今ネット上では、『火の無いところに煙を立てる』のが、習わしとなっているわけだし……」


ちょい悪令嬢「だから、大丈夫ですってば、何せそのための『エヴ○』──じゃなかった、今回の【後編】なのですから」


ミルクの時間「えっ、ということは──」




ちょい悪令嬢「そうです、これから本作と『アニメ版アズ○ン』との、類似している部分を提示しつつ、実はそれらが本質的にはまったく異なっているという『事実』を、詳細にご説明していく所存なのですよ」




ミルクの時間「『アニメ版アズ○ン』と類似している部分、と言うと?」


ちょい悪令嬢「まず何と言っても、敵陣営の大本である謎の存在の名称が、両方共『セイレーン』であることです」


ミルクの時間「……あー、それかあ。──いやでも、それってある程度、仕方ないんじゃないの?」


ちょい悪令嬢「ほう、仕方ないと言うと?」


ミルクの時間「だって、軍艦擬人化モノの『アズ○ン』は言うに及ばず、本作における謎の敵も、『海』を根城にしているわけでしょう? そういった陣営に『セイレーン』とかと名付けるのは、むしろ『ありきたり』な話であって、別に『模倣』や『パクリ』とまでは言えないのでは?」


ちょい悪令嬢「……うう〜ん、確かにそうでしょうけど、こういったパターンだと必ず、『過激な信者』の方々が、絶対クレームを付けてくると思うんですけどねえ」


ミルクの時間「ああ、そうよねえ、大昔の話で恐縮だけど、狂信的な『ベル○ら』ファンの女の子が、かの名作『あらいぐまラス○ル』に対して、『オス○ル様のパクリだ!』とかいった『苦情(?)』を、有名な学習雑誌の読者コーナーに投稿しているのを見た時には、『失笑』するどころか、もはや『恐怖』を感じるレベルだったわ」


ちょい悪令嬢「ええっ、『あらいぐまラス○ル』って、むちゃくちゃ大人気のアメリカ文学を、日本でアニメにした作品なんでしょう⁉」


ミルクの時間「狂信者にとっての『真実』とは、文字通り、『狂った真実』でしかないのよ。言わば当時の『ベル○ら』マニアの女性信者にとっては、すべての『○○カル』は、『オス○ル様』のパクリでしかなかったのよ!」


ちょい悪令嬢「──そ、そんな、馬鹿な! それじゃ『パスカル』とか『ジャッカルのフレ○ズ』とかもなの⁉」


ミルクの時間「もちの、ろん」


ちょい悪令嬢「怖えー、狂信的マニア、怖えー」


ミルクの時間「……う〜ん、そうするとやはり、『セイレーン』も、まずいかも知れないわねえ」


ちょい悪令嬢「ええ、やはりここは、『最終手段』を決行すべきよね」


ミルクの時間「最終手段、って?」




ちょい悪令嬢「この【魔法令嬢編】における、謎の黒幕の名称を、いっそのこと『セイレーン』から、『ナイトメア』に変えるのですよ!」




ミルクの時間「──いやいやいやいやいやいや、ちょっと待って⁉」


ちょい悪令嬢「おや、どうしたのです、実はその本性が夢魔サキュバス──すなわち『ナイトメア』である、ミルク次官殿?」


ミルクの時間「──貴様、確信犯か⁉」


ちょい悪令嬢「『セイレーン』で無ければ、文句は無いでしょう。いやあ、これですべては、解決ですなあ♫」


ミルクの時間「あるわよ、文句! むしろ山ほどクレームが、殺到しかねないでしょうが⁉」


ちょい悪令嬢「おや、どうしてでしょう?」


ミルクの時間「だからあ、確信犯的にわかっていて、すっとぼけるんじゃないわよ⁉ 『ナイトメア』なんて『セイレーン』同様に、いかにもありふれた『黒幕の名称』じゃん! ──つうか、確か『まど○ギ』の完全新作の劇場版の敵の名称って、TV版の『魔女』から『ナイトメア』に、変更されていたんじゃなかったっけ? ある意味『魔法少女』モノとも言える本シリーズ的には、むしろヤバいんじゃないの⁉」


ちょい悪令嬢「確かに『まど○ギ』との類似性についても、いろいろと誤解を受けそうなところですが、まずは今話題の『アニメ版アズ○ン』への対応こそを優先すべきであり、『ナイトメア』については、来年の『マギ○コ』のアニメ版放映の際に、再検討すればよろしいかと存じますが?」


ミルクの時間「──ほんと、行き当たりばったりだな⁉ 『ナイトメア』を悪役にされると、私やが困るって言っているんだよ!」




ちょい悪令嬢「でも、この【魔法令嬢編】自体が、実験として『つくられた世界』なのだから、まさしく『夢の世界』そのものであり、ある意味夢魔サキュバスであるあなたたち『ナイトメア』に、支配されているとも言えるのでは?」




ミルクの時間「──ちょっ、何でこんな番外編的な座談会でいきなり、作品の根本的設定である、『世界の裏事情』を明かしているのよ⁉」




ちょい悪令嬢「と言うわけで、影の仕掛け人である『せいレーン転生教団』を含めて、『ナイトメア』に名称変更にすれば、すべて解決というわけですよ!」


ミルクの時間「何も、解決しないわよ! 何で『せいレーン』なのに『ナイトメア』を名乗らせようとしているのよ⁉ そもそも私たち夢魔サキュバスにとっては、とんだ風評被害だわ!」


ちょい悪令嬢「……ふう、それでは仕方ありませんね、そこまでおっしゃるのなら、謎の敵陣営については、このまま『セイレーン』という名称で呼ぶことにいたしましょう」


ミルクの時間「──軽っ! 何でそんなにあっさりと、意見を翻すことができるんだよ⁉ これまでのやり取りは、一体何だったんだ?」


ちょい悪令嬢「まあまあ、元々名称が同じ『セイレーン』であっても、何も問題は無かったのですよ。何せ『基本設定』からして、まったく異なっているのですからね」


ミルクの時間「へ? 基本設定が異なっているって……」




ちょい悪令嬢「『セイレーン』というと、普通『海の魔物』ってイメージがあって、『アズ○ン』においてもそういう設定のようですけど、本作の──すなわち『聖レーン転生教団』においては、一応『海底の魔女』という意味合いも含んではいるものの、主に『人魚姫』をモチーフにしているのですよ──しかも、西欧風のやつだけではなく、不老不死の肉体を有するとも言われている、和風のやつも含めてね」




ミルクの時間「……不老不死、ですって?」


ちょい悪令嬢「ほら、人魚の肉を食べてしまったために、八百年以上も生きながらえたとか言う、尼さんの伝説なんかがあったじゃない?」


ミルクの時間「ああ、『八百比丘尼やおびくに』の伝説のことね? それが、聖レーン転生教団と、何の関わり合いがあると言うの?」




ちょい悪令嬢「つまり、教団の真の目標こそが、『不老不死の実現』なのであり、そのための『人魚の復活』なのですよ」




ミルクの時間「はあ⁉ どうして教団が、そんなことを? あそこは『転生教団』と名乗っているように、あらゆる世界における『異世界転生』を管理することこそを、最も崇高なる使命としているはずでしょうが⁉」




ちょい悪令嬢「──人の魂を、無限に転生させることができれば、それはまさに事実上の、『不老不死の実現』とは言えませんか?」




ミルクの時間「──っ」


ちょい悪令嬢「実は教団にとっては、『異世界転生』すらも、真の『不老不死の実現』へと至るための、『実験的手段』に過ぎないわけなの」


ミルクの時間「おいおい、『異世界転生』が手段に過ぎないって、つまり教団にとっては、今や数えきれないほど存在する、『なろう系』作品なんてそのすべてが、単なる『実験レポート』みたいなものに過ぎないというわけなのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「……『転生』とか『死に戻り』とか言っているくらいなんだから、普通『異世界転生』や『ループ』の類いが、突き詰めれば『不老不死』の実現に繋がることを、何であれだけ『なろう系』作家さんが存在していて、ただの一人も気がつかないのかねえw」


ミルクの時間「──おい、むやみやたらと全方面を相手にして、無差別に煽るような真似はよせよ⁉」




ちょい悪令嬢「とにかく本作における『セイレーン』及び『聖レーン転生教団』は、『海底の魔女』とか『人魚姫』などといった表面的な事柄だけではなく、『異世界転生』や『不老不死』といった、世界や時間等のいわゆる、『根源的な概念』の範疇を超えた意味合いすらも含んだものなのであり、けして他の作品の影響なぞは一切受けておりませんので、あ・し・か・ら・ず♡」




ミルクの時間「だから、むやみに『マウントをとろう』とするような、言い方をするなって! 他との『相違』を明らかにすればいいのであって、下手に『優位』までも強調しないでよ! ……まあ、『アズ○ン』を含む、他の作品の影響を受けてはいない、独自性を有していることはわかったけど」


ちょい悪令嬢「それは、キャラとしてのわたくしたち『魔法令嬢』にも、言えることなのです」


ミルクの時間「うん? 魔法令嬢って、いわゆる『魔法少女』みたいなものなんでしょう? それがどうしたって言うのよ?」




ちょい悪令嬢「『アズ○ンのKANーS○N』や『艦○れの艦む○』って、実際のところ、魔法少女みたいなものとは思わない?」




ミルクの時間「──いやいやいやいやいやいやいや、何をいきなり、業界を揺るがせかねない、爆弾発言をぶちかましているの⁉」


ちょい悪令嬢「あら、そんなにおかしなことを、言ったかしら?」


ミルクの時間「言ったよ⁉ 何が魔法少女だよ? 『KANーS○N』や『艦む○』って、俗に言う『軍艦擬人化ヒロイン』だろうが⁉」




ちょい悪令嬢「だったら『ストライクウィッ○ーズ』はどうなの? あの子たちは間違いなく『軍用機擬人化ヒロイン』だけど、その一方で『ウィッ○ーズ』と言うだけあって、『魔法少女』の類いでもあるわけじゃない?」




ミルクの時間「──うぐっ⁉」


ちょい悪令嬢「実はこれについては、『アズ○ン』や『艦○れ』も、同様だったりするんだけど、そもそもわたくしがこのことに気づいたのは他でもなく、『アニメ版アズ○ン』第一話を観たからであって、例の『ユーち○んにまたがって天翔るユニコーンちゃん』や、『巨大怪獣を召喚するさん』なんて、もはや軍艦擬人化ヒロインというよりも、魔法少女や魔女以外の何者でも無いじゃないの?」


ミルクの時間「──ぐあっ⁉」


ちょい悪令嬢「と言うか、『艦○れの艦む○』自体が、もはや『新世代の魔法少女』と呼ぶべき存在とも言えるの。海面をスキーをするように高速で移動したり、あたかも肉体の一部のように亜空間から(?)大砲や魚雷を呼び出して、いつでも使用できるなんて、まさしく『軍艦の艤装をまとった魔法少女』そのものでしょう」


ミルクの時間「ううっ、言われてみれば。つまり『KANーS○N』や『艦む○』こそが、『これまでにないまったく新しい魔法少女の形』というわけなのね?」




ちょい悪令嬢「──ところがどっこい、実はわたくしたち『魔法令嬢』こそが、『兵器+魔法少女』の真に理想的な在り方というものを体現している、『魔法少女の最新ヴァージョン』だったりするのですよ!」




ミルクの時間「なっ、こいつ、またここでわけのわからない御託を並べ立てて、各方面に対して、マウントをとるつもりかよ⁉」


ちょい悪令嬢「……失礼な、わけのわからない御託って、そもそもミルク次官が言い出したことではないですか?」


ミルクの時間「へ、私が?」


ちょい悪令嬢「そうですよ、確か第226話あたりで、わたくしたち『ワルキューレ隊』がHe162に乗って、謎の敵と戦っているのを見て、『あなたたちは、「ウィッ○ーズ」や「航○魔導士」同様の「魔法令嬢」のくせに、自力で空を飛んで魔法で敵を撃墜しないのはおかしい』なんて、おっしゃっていたではないですか?」


ミルクの時間「ああっ、そういえば⁉」


ちょい悪令嬢「その指摘に対して、あの時わたくしたちは、何と答えましたっけ?」


ミルクの時間「……せっかく、高性能のジェット戦闘機が存在しているのに、魔法少女自身が空を飛んで敵と交戦するなんて、『非効率』過ぎる──だっけ?」




ちょい悪令嬢「そうなのです! 基本的に空戦は軍用機に、海戦は軍艦に任せておいて、魔法少女や兵器擬人化ヒロインの類いは、魔法等の超常的な力によって、補助プラスアルファ的な貢献を行うほうが、むしろ効率的なのですよ!」




ミルクの時間「──いやあああああああああああっ! やめてええええええええ! それってもはや、『KANーS○N』や『艦む○』や『ウィッ○ーズ』を、全否定しているようなものじゃないの⁉」




ちょい悪令嬢「だって、そうでしょう? 軍用機や軍艦の操作は、機械やコンピュータに任せるべきだし、わざわざ小型化して、女の子に武装させるなんて無駄なことをしても、どう考えても威力が増加するはずがなく、むしろマイナス効果しかないのでは? ──すなわち、基本的な飛行や航行や攻撃行動等は、兵器自体にやらせて、魔法少女キャラのほうは、文字通り魔法等によって、物理的にあり得ない速度や駆動を実現したり、第二次世界大戦当時にはあり得ない完璧な追尾ミサイル効果や索敵レーダー能力を発揮させたりといった、補助プラスアルファ的マジック装置に徹すれば、非常に効果的だと思うけど? 具体的な例を挙げれば、軍用機の操作なら、『ガーリー・エアフ○ース』に登場した、『ドー○ーに対するア○マ』みたいな感じに、普通の人間には絶対不可能な、超人的な空中駆動をやらせたり、軍艦の操作なら、『デート・ア・ラ○ブ』において、神○月副司令が巨大空中戦艦『フラクシ○ス』を、一種の魔法である『顕○装置』を駆使して、あたかも自分の手足であるかのごとく、意のままに操るようなものなの。それに対して、言ってみれば『KANーS○N』や『艦む○』のほうは、魔法の力を有するとはいえ、あくまでも等身大の人間の女の子に、巨大な軍艦の操作をすべてやらせているようなもので、どう考えても無理があるでしょうが?」




ミルクの時間「何なの? あなた一体、何と戦っているの? どうしてそんなふうに、命知らずの『業界横断無差別攻撃』ばかりをやろうとするの⁉」


ちょい悪令嬢「つまりは、本作って一見、『アズ○ン』や『艦○れ』に似ているようではあるけど、その本質は全然違うってことを、アピールしているわけですよ」


ミルクの時間「うん、わかった! 確かに違うよ、全然違うよ! だからもうあなたは、何もアピールしないで!(『エヴ○Q』のミ○トさん風に)」




ちょい悪令嬢「──ということで、相方の『ミルクの時間』さんも全面的に認めてくれたことですし、間違いなく完全に『オリジナル作品』である、本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』【魔法令嬢編】を、どなた様も安心して心ゆくまで、存分にお楽しみください♡」




ミルクの時間「楽しめないよ! むしろいろいろな意味で、心臓に悪いよ!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る