第247話、【PV90000アクセス達成記念】あたし、自衛隊全肯定都市伝説少女、メリーさんなの。

 ──読者の皆様、こんばんは。




 いつもニコニコ、あなたの後ろに忍び寄る、あたし、メリーさんなの♡




 ……何か、どこかの『邪神少女』みたいな挨拶になってしまったの、失敗したの。


 まあ、それはともかくとして、


 本作もめでたく、『小説家になろう』様において作者初の、PV累計90000アクセスを達成したとのことで、準レギュラーキャラであるあたしも感無量であり、すべての読者の皆様に対しては、言葉にならないほどの感謝の気持ちでいっぱいなの。




 ──どうぞこれからも、あたしことメリーさん共々、本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』のご愛顧のほどを、よろしくお願いいたしますの。




 さて、読者様への御礼のご挨拶はこのくらいにして、今回も前回に引き続いて、【PV新記録達成の記念番外編】を行おうと思うんだけど、あたしメリーさんの、『一人語り』で進行していることからおわかりの通り、またしても『Web小説における自衛隊』について、本作の作者の独自見解に基づいて、述べていこうと思うの。




 ……どうして本作には直接関わり合いが無く、しかも前々回において一応決着のついた形になっている、『自衛隊』を、またしてもテーマに取り上げたかというと、


 元々、作者のいくつかの著作においては、『アンチ自衛隊』と思われてもおかしくない描写エピソードが多かったからこそ、むしろ作者自身は個人的には『自衛隊全肯定(奴隷)Web作家』と言っても過言で無いことをアピールしようと、前々回までの三部作を公開したんだけど、今度は『反動主義者』や『軍拡支持者』である疑いが持たれる怖れが出て来たので、少しだけ補足説明を加えておこうと思ったらしいの。




○作者はむしろ『平和主義』だからこそ、自衛隊を全肯定しているの。


 元々作者はその昔、宮○監督の超傑作テレビアニメの『ド○ボウは平和を愛す』の影響を受けて、一時期『大の自衛隊嫌い』(つまりは『無用論者』)だったの。


 しかしその後量子論SFに傾倒して、自分でも作品(SF小説)を創っているうちに、ラノベの『りゅう○うのおしごと』における『受け将棋』という概念との出会いもあって、「量子論に則れば、攻撃優先で侵略行為をするよりも、専守防衛で防戦に徹したほうが、けして負けることが無い──すなわち、事実上の『勝利』をつかめるのでは?」という、『真理』にたどり着き、「……実は自衛隊こそ、この世で最も理想的な、『平和的かつ真に最強の』軍隊じゃないのか?」と、意識を改めるようになったの」


 ──そうなのよ! 自衛隊を全肯定するのは、けして『軍国主義』なんかではなく、むしろ『平和主義』的にも、正しい在り方なの!




 なぜなら、たとえ世界最強の軍隊であろうと、自分から闘おうとしなければ、むしろ『戦争を未然に防ぐ抑止力』と成り得るのだから、当然平和を守ることができるの!




 だからこそ自衛隊は、『専守防衛』に徹する限り、どれだけ凶悪なまでに強い軍隊であろうと、周辺諸国の軍事行動を思いとどめさせて、極東アジアの平和の維持に貢献し得るの!




○専守防衛と言っても、軍隊の質や量自体は、むしろ強大かつ攻撃的であっても、別に構わないの。


 確かに作者のポリシーとしては、専守防衛厳守の、超平和主義者なんだけど、別にこれは『弱腰』でも『受け身』でも無いの。


 むしろ『専守防衛=戦争抑止』に実効性を持たせるためにも、軍事費アップによる軍備拡張路線は、大歓迎なの。


 戦争というものを知らない『エセ平和主義者』どもに限って、日本のような平和国家や、スイスのような中立国家は、爆撃機や長距離ミサイル等の、『攻撃兵器』を持つことを禁じるべきだとほざいているけど、ちゃんちゃらおかしいの。


 世の中には『阻止爆撃』というものがあって、かつての小国フィンランドは、超大国ソビエトの侵略に対して、しつこいまでの空爆攻撃を敵の最前線陣地にお見舞いすることで、国土の全面的占領を免れて、事実上の勝利を掴むことができたの。


 それなのに日本の『エセ平和主義者』どもが、「専守防衛に攻撃兵器なんか要らない!」とか言ったりしたら、世界中の笑い物になるだけなの。


 特に、いったん戦端が開かれた後には、別に攻撃を受けるばかりでいる必要は無く、海を隔てた敵の本土──特に、こちらへの攻撃行動の拠点である、空軍基地や海軍基地やミサイル発射基地に対して、先制的に長距離ミサイルを多数ぶち込んで無力化して、敵の脅威をそぎ落とすのは、むしろ戦争の早期終結にとっては『定石』とも言える、戦略&戦術なの。


 もちろん、相手国の首都を始めとする重要拠点や人口密集地等を、すべて射程内に収める長距離ミサイル等の、強力な『攻撃兵器』を多数常備しておくことによって、相手に安易な侵略行為をさせないようにするといった効果も、十分期待できるの。




 つまり、たとえどんなに強大な武器を持とうが、けしてこちらからは使おうとせず、あくまでも戦争に対する『抑止力』として利用する限りは、平和憲法に背くことなどあり得ず、考え無しの野放図な『軍拡』でも『軍国化』でも無いわけなの。




○結論。


 その他にも、最近話題の憲法改正に関して、『9条改案』やそれから派生する、『兵役の義務化』や『集団的自衛権』なんかが話題になっているけど、これらについて詳しく突っ込んだりしたら、もはや政治的思想イデオロギーの問題になってしまいかねないので、遠慮させていただくの。




 ──とにかく作者としては、自衛隊が『専守防衛』を遵守して、『真に理想的な平和かつ強い軍隊』である限りは、全肯定し続けるつもりなの。




 最後に、これまで何度も何度も述べてきたように、作者はあくまでも、既存の『Web小説における自衛隊』が、あまりにも『なろう系のテンプレ』に囚われ過ぎて、何よりも大切な『専守防衛』精神を忘れ去って、異世界に侵略していって『無双する』といった、馬鹿げた作品ばかりである現状を憂えて、一人でも多くのWeb作家の皆さんに、真の自衛隊の魅力を知っていただこうと、門外漢ながらも今回の『特別企画』を設けたわけですので、どうぞ誤解無きよう、よろしくお願いいたします。

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