第152話、わたくし、『ちょい悪令嬢』になりましたの。【150回記念特別編】

ちょい悪令嬢「──さあ、ついにこの日がやって参りました! 新感覚短編連作『わたくし、悪役令嬢ですの!』、堂々の連載150回達成! 今回はこれを記念して、本作の成り立ちやこれまでの経緯についてはもちろんのこと、これからの展望についても熱く語り合って参ります、『ボイスチャット座談会』特別編を、わたくしこと『ちょい悪令嬢』を司会に、いつもの量子魔導クォンタムマジックチャットルームより、いつものメンバーでお送りいたします!」




ちょい悪令嬢以外の全員「「「わーわーわー! ドンドンパフパフ! パチパチパチ!!!」」」




かませ犬「いやあ、ついに150回突破だよ!」


メイ道「何と言っても、作者自身のWeb活動全体において、初の快挙ですからね!」


真王子様「まさかこんなに続くとは、思いも寄らなかったな!」


ジミー「めでたい、めでたい」


妹プリンセス「これもひとえに読者の皆様の、過分なるご支援ご声援のお陰ですわ♡」




ちょい悪令嬢「──ありがとう、皆様、本当にありがとう! 作者に代わって主人公かつメインヒロインである、わたくしことホワンロン王国筆頭公爵家令嬢、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナが、心より御礼申し上げますわ♡」




かませ犬「……そういや、ブックマーク数も、ちょうど100件を超えたばかりだっけ?」


メイ道「あ、それを言っちゃ、駄目!」


真王子様「途端に、剥がされかねないからな……」


ジミー「まあ、100件と言っても、まさにこれまで『剥がされた』数のほうは勘定に入っておらず、現時点においては差し引き85件であり、総合ポイント数のほうも200ptには届いていないしね」


妹プリンセス「まあ、そっちに関しては、名実共にちゃんと100件になってから、改めてお祝いすればよろしいかと思いますわ」




ちょい悪令嬢「まあ、そういった細かい裏事情もありますでしょうが、せっかくの記念すべき日ですので、できるだけめでたい話題で盛り上げて参りましょう! ──ということで、今日のこの日に最もふさわしい、特別ゲストの方にお越しいただいております! どうぞ、早速ご入室エントリーを!」




おう陛下たん「……どうも、本日はよろしくお願いいたします」




ちょい悪令嬢以外の全員「「「うおおおおおおおっ、ktkr!!!」」」




かませ犬「……この作品には、超希少な、清純系ロリだぜ」


メイ道「言い方が少々アレですが、全面同意ですね」


真王子様「同上」


ジミー「ちょっ、座談会で、それはやめろよ⁉」


妹プリンセス「こうして同じ超絶美幼女の、アルテミスお姉様と並び立たれると、破壊力五兆倍ですわね♡」




ちょい悪令嬢「──みなさーん、お気持ちはわかりますが、踊り子さんにはくれぐれも触らないように! ほんと、美幼女に目がなさ過ぎるんですよ、あなたたちときたら、現役の魔王様を怯えさせてしまうなんて、どれだけなの⁉」




おう陛下たん「い、いえ、私のほうこそ、申し訳ございません。何せ、こういった場には、あまり慣れていませんもので……」




かませ犬「──控えめ!」


メイ道「──健気!」


真王子様「──おしとやか!」


ジミー「──もう、辛抱たまらん!」


妹プリンセス「──抱きついても、よろしいですわよね⁉」




ちょい悪令嬢「……よろしいわけが、ないでしょうが? おう陛下たんも本気になさって、そんなに怯えなくてもいいのですよ? 何かあればきっと、アイカさんが駆けつけてくださると思いますから♡」


おう陛下たん「──そ、そんな! お姉様が、私のためなんかに!」


かませ犬「いやいや、お二人の熱々ぶりは、もうみんな、知っているから!」


メイ道「しかも、これまでの他のキャラたちのGLイベントとは、少々趣が違うんですよね」


真王子様「そうだな、もうお二人は、魂の絆で結びついていると言っても、過言ではないよな」


ジミー「ほんと、前回の『一日遅れのホワイトデー』記念企画エピソードは、良かったよねえ」


妹プリンセス「……私もあんな素晴らしい話で、是非ともヒロイン役を張ってみたいですわあ♡」




ちょい悪令嬢「確かに第151話のおう陛下たんも素敵でしたが、その直前の【ミステリィ編】後半における、実質上の主役兼語り手としての活躍のほども、忘れてはなりませんわよ?」


かませ犬「あれって実は、作者自身の初期短編作品である、『ミステリィ作家ゲーム』の焼き直しでもあったんだよな」


メイ道「少々古い作品でもあるために、作中の量子論の捉え方が現在の作者の考えとは少々異なっており、チャンスがあれば改訂版を出したいと思っていたみたいですね」


真王子様「ラストに出てくる『作者』という名のチートスキルに関しては、すでに本作の第39話と第40話とにおいて、全面的修正版が紹介されているしな」


ジミー「しかも、そんななかにびっくり仰天、なんと当の『ミステリィ作家ゲーム』が、本作も現在エントリー中の、第7回ネット小説大賞の運営事務局様から、公式の感想をお寄せいただいたんだよね!」


妹プリンセス「まさに本作の【ミステリィ編】は、時宜に適った公開と言えて、こんな偶然の慶事がもたらされることも、コツコツとただひたすらほぼ毎日のようにして、150話も書き連ねてきた成果とも申せましょう」




おう陛下たん「……とはいえ、『魔王探偵』なんて呼ばれながらも、事件の解明においてはまったく活躍できなかったことが、少々心残りとなっております」


ちょい悪令嬢「まあまあ、作中でも何度も述べていましたけど、あれはそういうステレオタイプのミステリィ路線じゃありませんから。私も『悪役令嬢探偵』としては、事件に全然関与しませんでしたし」


かませ犬「──あ、でも、作者の別の作品では、明日にでも、『悪役令嬢探偵』を主役にしたエピソードを、投入する予定だそうだぞ?」


メイ道「ええっ、うちのアル様以外にも、『悪役令嬢』キャラを立ち上げていたのですか、あの作者⁉」


真王子様「……ああ、『小説家になろう』様限定オンリー公開作品の、『なろうの女神が支配する』か」


ジミー「何か、すっごくヤンデレな、悪役令嬢なんだよねw」


妹プリンセス「……いや、クラリスジミー姉上的には、『ショタ王子』さんのほうを、推すべきでは?」


ちょい悪令嬢「──何それ? わたくしにも第8話あたりで『悪役令嬢名探偵』をやらせておいて、何て節操のないことでしょう、あの作者ときたら⁉」


おう陛下たん「まあまあ、同じ作者の作品の中においても、いろいろな『悪役令嬢』キャラがおられたほうが、その分バラエティ豊かになって、読者様へのサービス的にも好ましいのではありませんか?」


かませ犬「……そういや、『なろうの女神が支配する』には、魔王も登場するんだよね」


おう陛下たん「──えっ⁉」


メイ道「そうそう、すごく根暗で陰湿な、青年魔王ですよね」


真王子様「見かけ上は、『ゲンダイニッポン』の予備校生あたりを、彷彿とさせるらしいぞ?」


ジミー「……何それ、本当に魔王なの?」


妹プリンセス「妹さんのほうは、超絶美幼女ならぬ、超絶美女なのにねえ」


おう陛下たん「──そんな、困ります! 私たち魔王全体のイメージが、大幅ダウンじゃないですか⁉」


ちょい悪令嬢「まあまあ、陛下、『よそはよそ、うちはうち』ですよ♡」


かませ犬「──自分のことは、完璧に棚に上げやがった」


メイ道「……お嬢様ったら、何か、『オカン』みたいな台詞ですねえ」


真王子様「そんなに、『(グレッグ=)イーガン』『(テッド=)チャン』、『イーガン』『チャン』ばかり言うのなら、『イーガンちゃん』のうちの子供になりなさい!」


ジミー「『イー○ン病』かよ?」


妹プリンセス「翻訳調モドキの作品しか書けない、KY大学系の三流SF作家連中は、非常に耳が痛いでしょうね♡」




ちょい悪令嬢「──はいはい、毎度余計な『黒路線』はそのくらいになさってください! これ以上続けてたら、せっかくの記念すべき日に水を差すことになりかねませんので、今回はこの辺にいたしましょう! それでは、読者の皆様、また200回記念に、お会いいたしましょう♡」














おう陛下たん「……その前に、垢バンされなければ、よろしいんですけどねえ」




ちょい悪令嬢「──うおっ、最後の最後に、特大の『黒発言』が出た⁉」


かませ犬「……さすがは、魔王様だぜえ」


メイ道「いや、これって時期的に、洒落にならないんじゃありません?」


真王子様「まあ、そんなに気にしても、仕方ないってことだよ」


ジミー「そうそう、ちゃんとルールさえ守っていれば、別にビクビクする必要は無く、自然体でいられるはずだからね」


妹プリンセス「我々としても、たとえ何があろうと、常に全力を尽くしていくだけですので、読者の皆様におかれましても、変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたしますわ♡」

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