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2019年6月17日 00:10
ざわふみさん、初めまして。帆多と申します。「思ったことをコメントしてほしいです」企画を目にしまして、一通り読みました。(僕の作品は企画には参加していません)一話ずつ、思った事をコメントして行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。---------------------------------雷雲(かみなりぐも)雷雲《かみなりぐも》と書くと、フリガナになります。---------------------------------「大きな物体」これはドラゴンの事を指しており、彼は生きてしゃべっているので、「大きな生き物」とすると良いと思います。「物体は住んでいる」よりも「生き物は住んでいる」の方が自然な流れになります。また「大きな物体がとある島にあって、ずっと物体だと思っていたら生き物だった」という展開なら「物体」とする所ですが、この作品はドラゴンとじぃが喋らないと進まない構成ですから、やっぱり「生き物」とするのがスムーズだと思います。---------------------------------執事が出てくるところまでの出だしは、良いんじゃないかと思います。可愛らしいです。作品全体を通して可愛らしさが一貫しており、冒頭で作品の雰囲気をしっかり書けているので、良いです。---------------------------------「でもなんでぼくとじぃだけしかいないんだっけ?」という質問に対して「あなた様は魔王のドラゴンであるのです」と、質問に関係のない事をじぃが言っていますが、何十年も生きてきた執事のコウモリにしてはちょっと答えがズレていると感じました。「ドラゴンでさらに魔王」だと言うことはどこかに書かなければ、闇の魔法の話に続けられないので、「ねぇねぇじぃ、ぼくってドラゴンだっけ?」「何をおっしゃりますか、あなた様はドラゴンでございます。ドラゴンにして魔王なのでございますよ」 と、最初の会話にまとめてしまうのはどうでしょうか。---------------------------------「魔王のドラゴンであるのです」 最初に読んだとき、魔王に飼われているドラゴンなのかと勘違いしました。「僕の犬」と同じ感覚です。勘違いをなくすためには例えば、先程の例で出したような「ドラゴンにして魔王」と書くやり方があります。---------------------------------次の部分については、ちょっとコメントに迷っています。「体長5メートルぐらいでその頭には後ろ向きに角が生えており全身紺いろで、は虫類のようなうろこが生えたドラゴンである」僕個人としては、すこし説明が長く感じました。ただし、有名な「ドラゴン」という生き物をちゃんと説明している事で「これは『ドラゴン』を初めて読む人にも優しい」という雰囲気を冒頭で出すことに成功しています。ここにこの説明があることで「絵本みたいな雰囲気の話」という事が読者によくわかるのです。なので、ちょっと迷っています。こんな感じだとどうでしょうか。「体長5メートルぐらいで頭には後ろ向きに角が生えており、全身紺いろのうろこにおおわれたドラゴンである」---------------------------------六話完結の短編ですので、第一話は「プロローグ」としなくても良いかな、とおもいます。実際のところ、第一話からしっかり話の本題に入っていますので、もうここは「第一話」と言い切ってしまった方が、かっこいい気がします。(プロローグを置きたくなる気持ちはわかります)以上です。二話以降のコメントは、また今度書きますね。
ざわふみさん、初めまして。帆多と申します。
「思ったことをコメントしてほしいです」企画を目にしまして、一通り読みました。
(僕の作品は企画には参加していません)
一話ずつ、思った事をコメントして行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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雷雲(かみなりぐも)
雷雲《かみなりぐも》
と書くと、フリガナになります。
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「大きな物体」
これはドラゴンの事を指しており、彼は生きてしゃべっているので、「大きな生き物」とすると良いと思います。
「物体は住んでいる」よりも「生き物は住んでいる」の方が自然な流れになります。
また「大きな物体がとある島にあって、ずっと物体だと思っていたら生き物だった」
という展開なら「物体」とする所ですが、この作品はドラゴンとじぃが喋らないと進まない構成ですから、やっぱり「生き物」とするのがスムーズだと思います。
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執事が出てくるところまでの出だしは、良いんじゃないかと思います。可愛らしいです。
作品全体を通して可愛らしさが一貫しており、冒頭で作品の雰囲気をしっかり書けているので、良いです。
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「でもなんでぼくとじぃだけしかいないんだっけ?」
という質問に対して
「あなた様は魔王のドラゴンであるのです」
と、質問に関係のない事をじぃが言っていますが、何十年も生きてきた執事のコウモリにしてはちょっと答えがズレていると感じました。
「ドラゴンでさらに魔王」だと言うことはどこかに書かなければ、闇の魔法の話に続けられないので、
「ねぇねぇじぃ、ぼくってドラゴンだっけ?」
「何をおっしゃりますか、あなた様はドラゴンでございます。ドラゴンにして魔王なのでございますよ」
と、最初の会話にまとめてしまうのはどうでしょうか。
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「魔王のドラゴンであるのです」
最初に読んだとき、魔王に飼われているドラゴンなのかと勘違いしました。「僕の犬」と同じ感覚です。
勘違いをなくすためには例えば、先程の例で出したような「ドラゴンにして魔王」と書くやり方があります。
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次の部分については、ちょっとコメントに迷っています。
「体長5メートルぐらいでその頭には後ろ向きに角が生えており全身紺いろで、は虫類のようなうろこが生えたドラゴンである」
僕個人としては、すこし説明が長く感じました。
ただし、有名な「ドラゴン」という生き物をちゃんと説明している事で「これは『ドラゴン』を初めて読む人にも優しい」という雰囲気を冒頭で出すことに成功しています。
ここにこの説明があることで「絵本みたいな雰囲気の話」という事が読者によくわかるのです。
なので、ちょっと迷っています。
こんな感じだとどうでしょうか。
「体長5メートルぐらいで頭には後ろ向きに角が生えており、全身紺いろのうろこにおおわれたドラゴンである」
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六話完結の短編ですので、第一話は「プロローグ」としなくても良いかな、とおもいます。
実際のところ、第一話からしっかり話の本題に入っていますので、もうここは
「第一話」
と言い切ってしまった方が、かっこいい気がします。
(プロローグを置きたくなる気持ちはわかります)
以上です。
二話以降のコメントは、また今度書きますね。