第17話 初授業
パーティーが終わった次の日、俺たちは教室にいた。もちろん今日から授業が始まるからだ。教科書は昨日のうちに配られており、あとは授業を開始するだけだ。
今日の一時間目は数学。まだ教科書は開いてすらいないからどんなことをするか楽しみだ。
ガラガラ
先生が入ってきた。
「よし、じゃあ数学の授業を始めるぞ。魔法とか戦闘に直接関係しないからって、日々の生活に必要になってくるからしっかり勉強するんだぞ。じゃあ教科書の最初のページを開いて…」
教科書の最初のページを開くと目次になっていた。足し算に引き算、掛け算と割り算と…。小学生レベルかよっ!っと、まだ年齢だけで言えば小学6年生だな…。でも四則演算だけしかしないのか、いかん、一気に飽きてきたぞ…。
他の教科書も確認ついでに読んでみる。大抵のものが小学生レベルのものだった。昨日の説明で教科書が5年間使っていくと言っていたから、内容が変わることは無いんだろう…。
ダメだな、これは特・特待生の特権を使わせていただくしか無いな。とりあえず、この授業は寝てすごして、あとの一日は図書館に行かせてもらおう。
じゃあ、とりあえずおやすみ~zzz
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起きたら一時間目が終わっていた。
「シオン、授業どうだった?」
「そうね、簡単でつまらないけど復習みたいな感覚で授業を受けてるみたいね。つまらないわ」
「なあ、シオン。俺は特権使って図書館行くけどどうする?」
「一応、授業を受けるわ。どこがテストに出るか分からないもの」
「じゃあ、俺にはシオンが教えてくれ。俺は図書館に行ってくる」
「ええ、いってらっしゃい」
そういって俺は教室から出て図書館に向かって歩いていった。
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この世界の一週間は日本のように月火水木金土日になっている。そのうち、月~金の日に授業がある。戦闘の授業は一応毎日あるのでそれは出るとしよう。それ以外は図書館に通い詰めか、町に出てお金を稼ぐかだな。
町には冒険者組合というところがある。そこに登録したら冒険者というものになることができ、依頼をこなしてお金を稼ぐことが出来るのだ。
まあ、組合には明日行くとして、今日は図書館だ。魔法の本でも読むとするかな。
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作者あとがき!
PV数があともう少しで600に届きそうです!ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!
今日の分短くてすいません!
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