第194話 遭遇
「旦那。案外操縦がうまいじゃないか」
タリフの声が聞こえる。
しばらく過ごした水の都を離れ、砂漠を、巨大な鳥にまたがって走る。
霧族の人が案内してくれた牧場で、買い上げで手に入れた鳥馬だ。
悩んだが、俺とアカーネが同じ馬に騎乗している。
ドンさんはアカーネのリュックに入って移動することが多く、俺とドンさんがコミュニケーションできるのって、とても便利だからな。
「ギィギィ」
「龍馬よりはだいぶ揺れるな。すまんが、我慢してくれ」
「ミューィ」
そんなあ、といった鳴き声のドンさんは、のそのそとリュックに帰還する。
それでなくても、ドンさんはちょっと王都での生活に不満げだった。
食べ物が合わなかったのだ。
ヒトとしては、いろいろな濃い味を堪能できて、旅先の食事としてそれなりに楽しめた。最後はちょっと飽きてきたし、サーシャに薄味を所望して調理してもらったりもしたけども。
だが、ドンはもともとサラダやナッツが好きな、素材の味を楽しむ味覚の持ち主だ。バリバリの香辛料はすぐに飽きたらしく、しかも、この国のナッツはいまいち好みに合わなかったらしい。
ある意味、キスティ以上に休暇期間の終了を熱望していたようだ。
「ミュミュ」
「はいはい、今度チコの実を見つけたら、箱買いしとくわ」
まったく贅沢なペットだ。
まあ、アカーネが無理をしはじめると、鉄拳制裁で強制的に作業を中断させていた貢献を考えて、善処してやるとするか。
いや、かわいいペットがじゃれてくるから作業をやめるとかではなく、ガチのマジで引っ叩いて作業を中断させていたからな。
本気出したら、アカーネよりドンの方が白兵戦に強いのかもしれん。
俺たちに先行する、なんかやたら細身の鳥馬に乗っているのが、案内人のタリフだ。
パーティメンバーはいないらしく、一人で鳥馬に乗って登場し、そのまま出発した。
余計なお世話だが、これで俺たちが盗賊まがいの不良傭兵だったらどうするのだろうか。
あんまり腕に覚えがあるように見えないが。
「この辺りから舌長鳥の領域だ。言っとくが、オレぁ戦力としちゃ計算しないでくれや」
タリフは茶色で統一された軽鎧と兜を身につけている。得物は腰に差してある短剣だけだろうか。
顔にはゴーグルのようなものを着けていて、アウトサイダーな雰囲気のファッションだ。
「別に戦力としちゃ数えないが、自分の身くらいは守ってくれよ」
俺の言葉に、振り返らないまま騎上で手を振って応えるタリフ。
危険の多い砂漠を1人で案内してるってことは、それなりに技量と経験があるはず。あまり言葉通りに受け取らない方が良さそうだ。
タリフの先導で、1日目の目的地に着く。
前にも泊まったような、小さな水源がゆるっと管理されているような施設だ。
「ふぅー、旦那、なかなか幸先が良いね」
白い鳥馬から飛び降りたタリフがゴーグルを外し、服で表面を拭う。
俺も飛び降りて、アカーネを猫のように持って下におろす。
「魔物が出なかったな」
「今日のルートなら、割と出るんだがね。運が良い」
「一体くらい、相手しても良かったがな」
「はー、これだから戦闘狂の傭兵は。命あってのなんとかでしょ」
「単純に、素材が欲しいだけだよ」
「素材ってか、金だろ? それは分かるけどね。最初も言ったけど、俺は無駄なリスクってやつが大嫌いなタチなんでね。無理するなら、置いてくぜ」
「俺も無理するつもりはない」
「だと、いいがね。ま、俺はサイアク前金だけでも良いんだ。置いとくときはマジで置いてくからな」
肩をすくめてタリフに応える。
管理人は不在のようで、水源は鍵が付けられて開かないようになっている。ただ蛇口のようなものを回すと、チョロチョロと水が出る。
少し濁っていてあまり飲みたくないが、鳥馬にとっては関係ないらしい。
水を溜めた木枠に喜んで嘴を入れている。
それも、少ししたら水が出なくなる。
タリフ曰く、水源から出てきた水の一部のみ出てくるようになっているらしい。
魔道具ではなく、単に水量でこぼれた部分のみ出てくるような単純な装置だ。
これは龍馬だったら水が足りなかったな。
「あんたの鳥馬って、普通の鳥馬とちょっと違くないか?」
タリフが熱心にブラッシングしている、細い鳥馬を見て聞いてみる。
「こいつはもっと西の方にいる鳥馬だ。暑さにも強いし、ダッシュ力も凄えぜ」
「付き合い長いのか?」
「まあな」
なかなか高性能なようだが、線が細く小柄なタリフ1人で重量カツカツに見える。
その辺がスタンダードになっていない理由かな。
その後サーシャの調理した保存食料理を平らげると、最低限の装備を着たまま順番に寝る。
これをやると、旅に戻ってきた感じがする。
俺はタリフとのタッグで夜番を務めたが、タリフはアーコンと異なり、星空を見上げる事が少ない。
移動中も、天体の位置で現在位置を測っているような素振りを見せなかったが、どうやって場所を測ってるんだろう。
聞いてみても、「経験だ」としか答えないから、企業秘密ってやつなのかもしれない。
二日目はやや曇り。日差しがない分過ごしやすい天気になった。ただそれでも、暑いは暑いのだが。
二日目は残念ながらというべきか、魔物に遭遇した。
遠くからサーシャが発見し、矢を射掛けたところ逃げ出した砂走りという魔物と、タリフが言っていた舌長鳥という魔物だ。
舌長鳥はデカイハゲワシのような鳥型魔物だが、目がなく2メートル近くまで伸びる舌で攻撃してくるというキモめの魔物だ。
サンドウォールで受け止めて、斬撃で反撃すると割と簡単に対処できた。ただ、飛びながら長い射程で攻撃してくるので、面倒くさい。
道中3体ほど現れ、2体ほど討伐できた。
残念ながら魔石以外に大して有用な素材はないらしく、舌は加工してゴムのように使うこともできるが、他にも似た性質の素材はあり、わざわざ使わなきゃならないものでもないのでかなり安いとのこと。
残念だ。
三日目は魔物に遭遇する確率がグッと減るらしく、四日目にはダンジョン前に寄る町に到着するという。鳥馬はそこで預けるか売却して、準備をして徒歩でダンジョンに向かうことになる。
二日目は野宿で、三日目に順調に北へ向かっていたところで、タリフが急に速度を落とした。
「どうした?」
「伝令鳥だ」
タリフが指差した方には、小さな点にしか見えない鳥影が舞っている。
「サーシャ、見えるか?」
「はい。たしかに鳥です。伝令鳥かは分からないですが」
伝令鳥は、固有名詞ではなく連絡用に使う鳥の総称だ。
だから色んな種類がいるわけだが、タリフは判別できたらしい。
「タリフ、止まったのは何故だ? 賊の可能性があるからか?」
「それもあるが、あの鳥は多分違う」
「ほう? 何か知ってるのか」
「ああ。ありゃあ、犬頭どもの使う伝令鳥だ」
犬頭ども。
この国の先々で噂を耳にした、クーデターか何かを起こしたワーリィ族の蔑称だったはず。
「ワーリィか?」
「だな。あいつら最近、きなくせえからなあ」
「一応様子を見てみるか。サーシャ、伝令鳥に見つからない場所に誘導してくれ」
「伝令鳥は向こうに飛んでいきましたよ。いったん鳥馬から降りて、近づきますか?」
「……そうだな」
何が起こっているかは確かめたい。
「おいおい。このまま迂回するルートもあるぜ?」
「位置も正確に分からないのにか? いったん情報収集はした方がいいだろ」
「……ま、それは定石だな」
タリフも納得して、鳥馬から降りて、伝令鳥がいた方向を探りつつ進むり
砂山の影に隠れながら、それらしい人影を見つけたのはすぐだった。
「様子はどうだ?」
「ワーリィ族の人が…6人くらい。何かと戦っていますね。あれは、魔物でしょうか」
「どんな魔物だ?」
「大きな、二足歩行の虫のような亜人、でしょうか? 武器を持っています」
「戦況は?」
「五分五分、いや少し押しているでしょうか。何体か、魔物の方が倒れているのが見えます」
うーむ。
押しているなら、手助けの必要はないか?
「旦那。関わる必要はねえよ」
「そう思うか?」
「旅の流儀としては、手助けのひとつもしたくなるかもしれねえ。でも、よりによってきなくせえ犬頭どもに接触する必要はねえよ」
「それもそうだが……」
魔物が勝ったら、俺らが追撃される可能性もあるのだが。または、何かあった時のために、ワーリィ族に恩を売っておく選択肢も考えられる。
どっちを取るべきか。
「キスティ、意見は?」
「声だけ掛けてみては? 助太刀不要と言われたら、そのまま行けば良い。魔物襲撃の近くを通って無視するのは、それ自体が敵対的行動も取られるおそれはあるぞ」
「そうなのか」
「おいおい! そりゃ戦士団みたいな偉い奴等の言い草だろ?」
タリフがイラついたように舌打ちした。
厄介ごとをスルーしたいタリフの気持ちも、よく分かるが……。
「ご主人様」
「なんだ? サーシャ」
「なんだか……様子がおかしいような?」
「うん?」
「何かを叫びあってから、ワーリィ族の動きが鈍りました。今は様子を伺い合っているようで」
「威圧スキルか?」
「分かりません。それと、申し訳ありません、おそらく気付かれました」
「こっちに来たか?」
「いえ。ですが一瞬、こちらに顔を向けました」
「……。キスティ案で行くか。正式に助太刀無用と言われたら、後で文句も言われないだろ」
「おいおい。頼むから穏便に頼むぜ」
呟くようなタリフの声が後ろから聴こえた。
キスティと二人で、一緒に姿を現して、敵意がないことを示すために両手を広げてみながら、ワーリィ族に声を掛かる。
もちろん、魔物の方に攻撃されるかもしれないので、いつでも動けるように準備はしておいて。
「俺たちは通りすがりの者だ! 状況を教えてくれ」
「コソコソと見ていた輩か。賊ではないと?」
犬頭のうち、鳥馬に騎乗したまま腕組みしている豪華な頭飾りをしたやつが応えを返してくる。
「そうだ。助太刀無用なら、このまま去るがどうする」
「去るが良い」
「マッテクレ、旅ノカタ」
ん?
「どっちだ?」
「ちっ、余計なことをせずに消えろ!」
「彼ヲセットクシテホシイ。ワレラ争ウイシはナイ」
んん?
「えーと?」
「コッチダ、旅ノカタ」
もしや……虫っぽい亜人が喋ってる?
「……すまんが、あんたらはヒトなのか?」
「この虫どもに惑わされるでないわ! ヒトではなく亜人、魔物の類よ。ヒトの言葉を操ってヒトを誘惑するのだ」
「ソウではナイ。ワレラはタイコよりコノチにオル」
「だそうだが?」
「だから惑わされるなと! おのれ、まさか魔物と通じて我らを謀るつもりか?」
うーん?
「キスティ、ヒトの言葉を操る亜人というのは?」
「聞いたことがない。言葉を喋れるなら、ヒトでは」
犬頭の、偉いヒトのそばにいた耳が長いやつが槍を地面に叩いた。
「阿呆か貴様ら! だからあやつらは言葉を喋ってはいない、操っているだけだとシャイム様がご説明を下さっただろうが」
「言葉を喋るのと操るの、何が違うんだ?」
「ヒトは喋り、魔物が操るのだ!」
「堂々巡りじゃねぇか」
騎乗している偉そうな方がカッと犬耳を立てて叫ぶ。
「どうでも良いわ! これ以上邪魔だてするなら、魔物どもと共に殲滅してくれるわ!」
よっぽどオコな様子。
なんか心情的には、こいつらともう関わりたくはないが……。
うーん。
「まあまあ、分かったよ。それでこの魔物は、何をしたんだ?」
「ヒトを拉致し、引き渡さないのだ! これを魔物の所業と言わずして、何とする」
「ソレはチガウ。ワレラにココロアタリがナイとセツメイシタのダガ、信ジテクレナイノダ」
うーん。
うーん。
「……判断が付かないから、俺はこのまま去るよ」
「とっとと行け!」
「旅ノカタ、マキコンデスマナカッタナ」
後ろを警戒しつつ、サーシャのところまで下がる。
「キスティ、サーシャ」
「それで良いのか? 主」
「まあなあ」
後ろでは、争いが再開した。
虫っぽいヒトは残り3人いるようだが、数に勝る犬頭が果敢に責め立てている。
倒れている数を考えると、最初は同数程度だったようだし、力量も犬頭の方が上なのかもしれない。
鳥馬に乗り、走り出す。
キスティと同乗して、後ろの鳥馬の操作はアカーネに任せる。
先導するタリフに従って、回り込むように移動しながら……手綱を引く。
「そろそろいいか。行くぞ、キスティ!」
「応!!」
争う2つの勢力の横っ腹から、鳥馬で突っ込み、騎乗した偉そうなやつ目掛けて、溶岩弾を放る。
「おのれ、ニンゲンどもーっ!」
「悪いな」
騎乗したまま、すれ違い気味にキスティがハンマーで吹き飛ばす。俺はそこで飛び降りて、エアプレッシャーで補助しながら着地する。
「旅ノカタ!」
「事情はよく分からんが、助太刀する!」
「オンにキル!」
キスティが殴り飛ばした、騎乗していたやつが長だっただろう。
隣にいた槍の戦士は、サーシャに胸を射抜かれている。
奇襲は成功だ。残りは4人。
そこで、虫のヒトと組み合っている仲間たちの背後を守るように、マントを羽織った戦士然とした犬頭がこちらに向き直って、曲剣を横手にして構えた。その姿は堂に入っていて、一見して隙がない。
「……」
「……」
自分と、敵の息遣いが響く。
他の戦闘音が、まるで遠くの出来事のように薄れて聞こえる。
「シィっ!」
一瞬の踏み込み。
こちらの魔剣よりも射程が短いはずの敵の曲剣が、伸びるように滑り込んで来た。
エアプレッシャーで少しだけ体幹をずらして、斜めから剣を合わせる。
想像以上の力で対抗されるが、あちらは斜めから打ち込まれ、態勢を乱されている。
結果的に弾く形になり、空いた身体に魔弾を連射。
相手が受け身を取って勢いを殺すと、今度はこちらから大振りの一撃。
その隙に潜り込まれることを警戒するも、相手は一度受け止める選択をした。
そこで『魔剣士』を意識して、斬撃に魔力を乗せるイメージ。
受け止めた相手の剣をすり抜けるように、相手の胴体に斬撃が直撃した。
斬撃は鎧に受け止められるものの、突き飛ばされるように転がる敵の姿がスローモーションのように。
敵は、兜で表情ははっきりとは分からない。
ただ、大きく息を吸い込んだことが分かった。
威圧系のスキルでも使うか?
そんな予想と裏腹に、敵はただ叫んだ。
「俺では勝てん!! 今は退けっ!」
こいつ!
「ば、バカな。ワリシャが勝てないだと!」
「コウフクセヨ」
動揺した犬頭に、やや盛り返した虫のヒトが降伏を促す。
だがそれには答えず、1人の戦士が離脱する動きを見せた。虫のヒトも追撃する様子がない。
「キスティ! 逃すな、全員殺せ!!」
叫んだが、キスティはどこで戦っているか。
代わりに、矢が離脱しようとした戦士の足を貫いた。ナイスだ、サーシャ。
目の前の敵からも目を離せない。
その鎧はまだ身を守っているようだが、衝撃でダメージは負ったらしい。
ヨロヨロと立ち上がるも、先程までの凄みは感じない。
「名のある戦士と見受ける。この地に何用で来た?」
「さあな」
問答には付き合わず、サテライトマジックを発動。
こっちの魔法の威力を体感したあとだ、過剰に警戒してくれるはずだ。
同時に足元から、砂山をいじって落とし穴作成だ。
だが完成する前に、後ろに引かれてしまった。
「『土魔法使い』か? いや、先程の技は……」
「落とし穴がバレたか。なぜ分かった?」
「経験だ」
やっぱ砂漠だと、土魔法で落とし穴って鉄板なのかな。
その割にあの盗賊どもは無警戒だったけど。
経験の長い戦士なら、そういう魔法使いとも戦ったことがあるって事なのかね。
「俺の命を差し出せば、部下の命は助けてくれるか?」
「……いいだろう」
「ふっ。嘘は下手だな」
チッ。
降参してくれたら早かったのに。
『詐欺師』のジョブが泣くぜ。
「責めるつもりはない。俺もそっちの立場なら、皆殺しにする」
「……そうかい」
「さあ、殺し合おう。修験の神よ、我が試練を見届けよ……」
戦士が足を踏み出す。落とし穴の上だ。
だが、発動できない。何かしてるな。
「ふんっ!」
力任せの一閃。
後ろにエアプレッシャーで飛び退いて回避。
ブゥンという、ハンマーでも振ってるような風切り音がする。
重量イジるスキルか?
念のため、一度「酒場語りの夢」を発動すると、少し身体が軽くなった。全く気づいてなかったが、範囲型か!?
それから身体強化をフルで発動。
真正面から打ち合わないように、横に回り込むように動く。こちらに合わせてその場で回ろうとした敵に、大量の砂をまとめて叩きつける。
これは発動できたか。
一瞬硬直した敵の位置を気配探知で特定しながら、ありったけのスキルを乗っけて斬りつけた。
「強撃」「魔閃」も乗せた一撃は鎧を壊し、肉を裂いたようだった。
血が吹き出し、戦士は倒れて地に伏した。
ふう。
残っていた3人も、キスティが1人を殴り倒し、虫のヒトが2人ほど捕縛していた。
「旅ノカタ。コロサナケレバイケナイカ?」
「そりゃそうだろう。逃したら、確実に報復に来るだろ」
帰ってこなければ、魔物に襲われたのか、賊に嵌められたのか、事実は確定しない。ピンポイントで復讐には来ないだろう。伝令鳥がどこまで報告しているか次第ではあるが……。
「イタシカタガナイ」
虫のヒトは、仲間にカチカチと合図をする。
それぞれ、虫のヒトの仲間が捕縛した敵の首に刃物を滑らせ、犬頭の一団は全滅した。
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