第62話 強撃

朝、顔に朝露が触れて目を覚ました。

昨夜は巣の近くから撤収し、街道近くまで戻ってから野宿となった。夜飯を突きながら、対フェレーゲン戦の反省会も開かれたのだが……

俺に関しては、「ヨーヨーお前、魔法の名前ちゃんと言えっつったろ」と突っ込まれて「あ……すんません」と言うしかなかった。すっかり忘れてたもん。

その他の、後ろからの奇襲に気付いて、ただ警告しただけだと間に合わないからと止めに行った行動なんかは状況判断として優れていたと褒められた。まぁ、細かいことを言えば色々マズかった点はあるだろうけどね。


いち早く危険を察知したドンには、MVP扱いで色んな干し果物が献上されて、本獣も満足そうにしていたっけ。その姿を探すと、たき火の近くで未だに残っている食物に囲まれてダラリンと腹を出していた。あれじゃあ、見張りの役には立たなかっただろうなぁ。


「ドン、食えない分はリュックにしまっとくぞ」

「ギィー」


軽く短い前足を振ってきた。良きに図らえ、といったところか。


少し経って隊員たちも起き出し、干し肉と近場で採取してきた木の実、果物という質素な朝食を摂る。

その後、今日の予定の発表。


街道近くで留まり、援護部隊が来るのを待つ。来たら、仲間の亡骸と重傷者の一部を引き渡し、応援に来ていた小部隊2つは残りの怪我人を連れて基地に帰還するらしい。

任務は残ったメンバーで続行するらしい。


しばらくはまったりとした時間。

サーシャは同じ弓使いのツブラカに熱心に弓を習っている。

反省会でもサーシャは特に問題なしとされていたが、本人は少し悔しかったらしい。

俺はよく見ていなかったが、フェレーゲンにはツブラカと2人で継続して矢を浴びせかけていたらしい。

だが、ツブラカの矢に反応し、避けようとするのに対し、サーシャの矢は相手にされず、当たっても痛そうな素振りは見せなかったという。


「あのような硬い魔物が相手だと、私は戦力になれませんね……」


と軽く落ち込んでいた。

俺が奴隷になったら、適当にしか仕事をしないと思うのだが、サーシャは本当に真面目だと感心した。

すぐに筋力を付けるわけにもいかないが、少しでも威力を上げる工夫はないものかとツブラカにアドバイスをもらっているらしい。


それを見ながら、『警戒士』をセットして気配察知をしていると、昼前になって近付いてくる気配があった。

こちらを見付けて馬上から手を挙げる。騎兵だ。

早馬ではなく、俺が乗馬を練習したずんぐりした馬に騎乗している。それが10頭ほど。

虎の子の騎兵部隊というやつだ。

ただ、今回は戦力としてではなく、重傷者を運べる部隊として駆り出されたらしい。ちょうど昼飯の時間だからと昼を一緒にし、街道を引き返していった。


「さて、我々はとりあえず南方、テクーバ方面へ出発する」

「隊長、街道を通って良いんですかい?」

「ああ、とりあえず、当初の予定の引き返しポイントまでは街道で行く。本来の川沿いのルートは、別の隊がフォローしてくれたようだしな」


とのことで、この日はそのまま南下。踏み固められた街道沿いをテクテクと歩くことになった。

こうしてみると、道なき道との違いが良く分かる。

現代日本の道路とは比べるべくもないが、それでも道があるってのは重要なことだと思い知った。


夜、陽が落ちて丁度くらいに野営地に着く。

ほとんど魔物にも襲われず、平和な日であった。




翌朝、隊長は部隊を2つに分けると言いだした。

どうやら任務どころでなくなってしまった部隊のしわ寄せが来ているようだ。


「片方は、センカやフィーロたちの班。それにヨーヨー殿と、斥候用の人材を1人付ける。ここは先日の戦いでも欠けがいないし、魔法使いがいるから討伐に丁度いい。残りの者は私に付いて、この辺の調査を中心に行う」

「討伐? どこに行くんっすか、俺たちは?」


淡々と説明する隊長に、怪訝な顔をしたフィーロが訊く。


「川近くだな。我が隊の本来の調査・討伐範囲だ。応援に来た小部隊に任せたが、いかんせん人数が少なかったし、討伐が十分ではない。その代わり調査は済んでいるのだが、その情報を考慮すると我が隊全体で討伐するのは過剰だということになった」

「なるほど……」

「討伐中心のチームと、調査中心のチームに別れると考えてくれればよい。魔法使いのいる班は、討伐が向いておろう」

「そうですねー」

「センカ、そちらのリーダーは任せたぞ」

「お任せを」


そしてリーダーは安心のセンカ先輩だ。

なんというか、あの巨体と頼りになる言動を見ていると、安心できる。隊長とはまた異なった色のカリスマみたいなものがあるんだろうな。


「地図はセンカに渡すゆえ、しっかりやれ。さて、私の方は少し人員の整理も必要だな。こちらへ集まれ!」


隊長が調査チームの準備作業に取り掛かったので、我々魔法班こと討伐チームはセンカの下に集まることになる。


「各自装備の点検をしたらすぐにでも出る。基本は川沿いを下っていく流れだ」


センカが渡された地図に目をやりながら説明する。


「センカ、討伐対象は何か分かっているのかい?」


とツブラカ。


「とりあえずは、歩き木の群れがすぐそこにある。適当に間引けば良いそうだ」


頷く戦士団諸君。


「歩き木?」

「根を足のようにして動き回る木のような魔物です、ご主人様」


1人首を傾げていると、サーシャペディアから情報提供が入る。優秀だ。


「強いのか?」

「いえ、中流域では弱い方のようです」

「そうか」


まぁ、弱いなら言うことはない。



************************************



「ファイアボール!」


空に掲げた剣先から火の球が創り出され、射出される。真っ直ぐと魔物へと飛んで行き……弾けて消えた。


「ヨーヨー! 歩き木は火魔法以外を使え!」

「ええーっ! 木の魔物って普通、火が弱点じゃない?」

「知るかよっ」


鋭くツッコむのは、全身をオーラのような何かに包んだ筋肉漢のトラーブトスだ。

隣から雷光が走り、俺が火球を当てた歩き木に命中、大きなダメージを与えたようだ。


「……」

「へへっ」


ドヤーと得意気な顔にちょいイラッ。まぁいいけどさ。

火魔法を除くと、俺が使える攻撃魔法で威力が高いのって……あんまりないんだよ。

風魔法系は威力不足で、水魔法はいくらかマシだが弱点ではない魔物を倒せるほどではない。土魔法は……効くかな?


「サンドニードル」


飛ばした土針は魔物の表皮にいくつもの傷を付けたが、ごく浅いものに留まった。攻撃された歩き木も、あまり気にした風ではない。

仕方ないので魔剣に魔力を通し、前線に参加。

本物の樹木ほど硬いわけではないらしく、スパスパと斬れて気持ちが良い。ただ、痛覚がないのか動きは鈍らず、完全に斬り倒さないとあまり意味がない。敵の攻撃が遅いので脅威ではないが、とにかく面倒だ。

活躍したのは筋肉ことトラーブトス。オーラパンチで殴り倒して一気に倒壊させるという力技で効率よく対処している。力技でしかないが、その力技ができるのが彼くらいしかこの班にいない。

俺は大人しく、木こり役のトラーブトスやケルスメメが囲まれたりしないようにチクチクと援護をし続けた。


だいたい目標数まで歩き木の数を減らしたころ、森の奥からひょこひょこと黒くて触手の生えた物体が歩いてきた。


「おや、黒玉だ」


触手が意外にもコリコリ系食材としてサラダに常用されているあの不思議な魔物だ。

こいつの相手は慣れているので、近付いて火壁を展開、攻撃を躊躇する触手を追い回して本体を切断する。

終わると他の隊員たちがこちらに注目していた。


「火魔法があると、そいつの相手が楽だな……」

「火魔法なしで相手すると、触手抑えるのも刈り取るのも手間だもんね」

「うむ」


どうだ、見たか。黒玉の死骸を印籠かトロフィーのように掲げて戻る。

歩き木相手に株を下げ、黒玉退治で株を上げた。……差し引きゼロだな、うん。


「いや、黒玉くらいで威張られてもな」


ええい、だまらっしゃい!


2つ目のポイントは、ピックイ水虫という虫型の魔物だ。

水虫というが、皮膚がかゆくなるアレではない。単に水辺にいる虫、という意味でのネーミングだ。

虫とは言うが、地球でいうところのカブトガニっぽい見た目。ただしデカいし、見た目のわりには素早い。

これはフィーロの雷魔法が良く効いて、包囲してからの一網打尽で終わり。

火魔法で嫌がらせをしながら目標ポイントに誘導するという、牧羊犬的な役割をやらされた。

ワンワン。


3つ目は火ネズミである。トカゲではない。

名前に「火」とあるが、火を使うとは限らない。なんじゃそりゃ、だよな。

火、水、土あたりの魔法のうち1種を使ってくる、大きくて動きの素早いネズミである。

魔物にしては攻撃性が低く、目立たないので知らない間に人里に潜入していることもある。

そうなると火を使う個体が火事を起こす原因となり、厄介な火ネズミとして有名になったという歴史がある、らしい。


接近を察知され逃げられると厄介だったが、まとまっていたのを奇襲することに成功し、混戦へ。

あとはウォータウォールで敵方の各種魔法を防ぎつつ、すり抜けてきた個体を斬り付ける作業だった。

いくらか逃がしたようだが、半分以上は討ったということで目標達成。

もともと調査でなく討伐のためのチームということもあり、バラバラに逃げたネズミを追うような仕事はしなかった。というか、できない。


そんなこんなで5日目も日が暮れ、川辺で野宿。

夜番はツブラカと一緒だった。


引き継ぎをして顔を合わせて直後に、話し掛けられた。


「そういえば、隊長にやけに丁寧な口調じゃなかったですか? 隊長、少し訝しがっていましたよ」

「え? 最初からじゃなかったっけ」

「いやいや、最初はもっと普通だったですよ?」

「そうだったか。まあ、隊長で貴族なんだから丁寧にもなる」

「その辺りは空気を読むというか、使い分ける人なのですね」

「まあな。権力者を相手に安いプライドを誇っても、百害あって一利なしだろ」

「そりゃあそうかもしれませんが」


もともと貴族なんていない国から来ているし、通常一般の感覚がどうなのかはわからんのだが。

隊長は、なんだか名のある家の分家当主候補とかフィーロが言っていたし、かなりの権力者だろう。

隊長自身が気にしなくても、周りが気にするかもしれない。

そうやって成り立っている社会なのだから、常識の違う国出身だからといってやんちゃをするつもりはない。

丁寧すぎるのもそれはそれでトラブルを招きそうだから、難しいけどね。

一応、今現在の基準としては、「貴族には敬語で」だ。分かり易くてよろしい。あれ、でも大商会の会長にも自然と敬語使っていたっけ。「権力者には敬語で」が正しいか。うん、普通のことだな。


「そういえば、隊長以外に貴族はいないよな?」

「そうですねぇ……たしかいなかったはずですけど」


はず、か。


「フィーロが元貴族? ってのは驚いた。あんたは完全に平民か?」

「ああ、フィーロは笑っちゃいますね。いまだに信じられないところがあります。あたしは完全に平民生まれの平民育ち。安心してくださいよ」

「ああ、気楽でいい」


そんなことを言って軽く笑い合った。

もう少し詳しく出自を訊いてみると、入り口の外にあった街……サーストリラだったか、その街の狩人一家の四女らしい。


「狩人って、普通の動物とかを狙うわけだよな?」

「そうですねぇ、色々いるけれど。単に森で狩猟するだけの人もいますし、害獣駆除を請け負ってる人も、特定の獲物だけ狙う人もいます」

「ほう。稼ぎは良いのか?」

「そこそこかな? うちは兄弟が8人も……この前増えたらしいから9人か。そんなにいるけれど、それほど金には困っていなかったですし。ただ、良く父の愚痴は聞いていた気がします」

「愚痴?」

「ええ。害獣駆除なんか、必要なのに金にならなくて、補助金の類も安くて。ほぼボランティアだって」

「なるほど……魔物狩りのように、魔石なんかが出て来るわけでもないしな」

「そうです。素材も、金になるのは魔物由来のものが多いですから。でも、誰かがやらないと森が荒れたり、農地が荒れたりする。だから俺がやるんだって。それが口癖でした」

「へぇ」

「金になる魔物狩りを副業にしている狩人は多いですよ。見つけやすいし、金に換えやすい。危険は大きいけれど」

「魔物狩りするときも、やっぱり武器は弓が多いのか?」

「そう……あとは罠? 武器って言って良いのか分からないけれど……魔物にも有効だから」


罠か……前にゴブリン狩りしたとき、エリオットのパーティが色々使っていたよなぁ。有用そうだ。


「あたしも初期ジョブは『罠師』だったんですよ」

「へぇ、選択しなかったのか?」

「外に出たかったですから。弓の方が、潰しが効くだろうと」

「なるほど」


活躍できる場面が限られるか。戦士団とかだと。


「それより後ろの娘の弓、どう? 少しは上達してきた?」

「はい、まだ練習の途中ですが……」


ツブラカは傍に控えるサーシャに話を振った。

今日も、食事休憩後などのちょっとした時間に、サーシャに弓を教えてくれていた。サーシャに捕まっていたともいう。


「力はともかく、当てる技術はなかなかのものです。才能あります」

「ありがとうございます」

「もしかしたら『狙撃手』系統のジョブを狙うのが向いているのかもしれない。遠目のスキルも持っているわけですし」

「そうでしょうか」


まぁ、そうだよなぁ。俺も薄々、そう思ってはいた。

それはレベルがもっと上がってから考えればいいのだが、1つ気になることもある。


「だが、遠目があったとしても、ジョブチェンジした段階でなくなるんだよな? あくまで『弓使い』のスキルとして習得したわけだし……」

「……ん? もしや、知らないのですか」


ツブラカは軽く眉を寄せるようにして微妙な表情を見せた。


「派生職になっても、関連しているスキルの何個かは引き継がれるのが普通ですよ?」

「えっ」

「ご主人様……申し訳ありません、説明していませんでしたねぇ」


サーシャはご存知だったらしい。まじかー。


「どれが引き継がれるか、ってのは確実じゃないけれど。『狙撃手』になるなら、遠目のスキルはかなり高い確率で引き継がれると思う」

「へぇ……」

「それくらいのことがないと、せっかくレベルが上がってきたのに、派生職になってレベル1からやり直すという人は少ないんじゃないですか?」

「まあ、そうだな……」


考えて見れば、今まで派生職や上位職と呼ばれるものを設定したためしはなかった。

獲得しているジョブで派生っぽいものは……『土魔法使い』くらいかな?

後で確かめてみるか。


その後、何事もなく交代の時間となったので、寝入る前にひさびさに、ゆったりとステータスチェックをしてみる。



************人物データ***********

ヨーヨー(人間族)

ジョブ ☆干渉者(18)魔法使い(12↑)警戒士(7↑)

MP 32/40(↑)

・補正

攻撃 G+

防御 G+

俊敏 F-(↑)

持久 F-(↑)

魔法 E(↑)

魔防 F+(↑)

・スキル

ステータス閲覧Ⅱ、ステータス操作、ジョブ追加Ⅱ、ステータス表示制限、スキル説明Ⅰ

火魔法、水魔法、土魔法、風魔法、魔弾、身体強化魔法

気配察知Ⅰ

・補足情報

隷属者:サーシャ

隷属獣:ドン

***************************


MPが結構減っているのは、『警戒士』で気配察知していたから。

それほど消耗は激しくないのだが、発動中はジリジリ減っていくという感じ。

『魔法使い』のレベルも上がって、全体的にステータスアップ。

ただ、攻撃・防御が低いので、あんまり自分の戦闘スタイルに向いているとは言えない。


最近のお気に入りスタイルである『魔法使い+剣士』に替えると……。



************人物データ***********

ヨーヨー(人間族)

ジョブ ☆干渉者(18)魔法使い(12↑)剣士(10↑)

MP 29/36(↑)

・補正

攻撃 F

防御 G+

俊敏 F+

持久 F-

魔法 E-

魔防 F+(↑)

・スキル

ステータス閲覧Ⅱ、ステータス操作、ジョブ追加Ⅱ、ステータス表示制限、スキル説明Ⅰ

火魔法、水魔法、土魔法、風魔法、魔弾、身体強化魔法

斬撃微強、強撃(new)

・補足情報

隷属者:サーシャ

隷属獣:ドン

***************************


『剣士』がついに2ケタレベルに到達した!

そしてレベル10で習得できたスキルは「強撃」だった。

これを「スキル説明Ⅰ」で解析すると……


『強撃:発動後一定時間、攻撃補正を強化する』


だそうだ。

明日、試し斬りできそうな雑魚が出たら、確かめてみるか……。


ステータスをこねこねしていたら、少し眠くなってきた。

おっと、寝る前に派生職についてちょっと調べてみないと、な。



************人物データ***********

ヨーヨー(人間族)

ジョブ ☆干渉者(18)土魔法使い(1)剣士(10)

MP 24/30

・補正

攻撃 F

防御 G

俊敏 F

持久 G+

魔法 F-

魔防 G+

・スキル

ステータス閲覧Ⅱ、ステータス操作、ジョブ追加Ⅱ、ステータス表示制限、スキル説明Ⅰ

土魔法、火魔法、水魔法、風魔法、魔弾

斬撃微強、強撃

・補足情報

隷属者:サーシャ

隷属獣:ドン

***************************


……ふーむ?

何度か、『魔法使い』と『土魔法使い』を入れ替えてみたが、結果は同じだった。スキルは、『魔法使い』のスキルから、「身体強化魔法」だけが抜け落ちている。

あと、細かいけど「土魔法」の位置が変わっているが、これはいいか。

俺の場合、『魔法使い』から、派生職『土魔法使い』に転職すると「火魔法」「水魔法」「風魔法」「魔弾」のスキルを引き継いだ、ってことですかね。

「土魔法」は、『土魔法使い』のデフォスキルで入っていそうだし。

軽く火魔法、水魔法を使ってみるが、明らかに威力が落ちている。

魔法のステータス補正が下がったせいもあるだろうが……ちょっと考えられないくらいに使いづらくなっているので、それだけではなさげ。


特化系の魔法使いジョブになると、他の魔法が使いにくくなるというのは実証されたな。

誰が言っていたんだっけ……高レベルの水魔法使いだったじいさんだったかな?

確認したいことをだいたい確認できたし、今日はもうおねんねの時間にしよう。

おやすみなさいませ。


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