タイトルの通りの、小さな傷み。

なかなか読ませてくれました。切ない人物の感情の動きが、薔薇の扱いとよく連動されており、ありきたりに見える話だが実に上手く仕立てられています。上品なニットのような肌触りは、作者の個性なのでしょうね。

レビュワー

このレビューの作品

棘のない薔薇