第8話

その次の日私はその喫茶店に行って、前の日に印刷した鉄道会社についての資料を渡した。彼は

「ありがとう」

と言って受け取り、中を読み始めた。流石に法律に関しては全部知っていたようだった。逆に知ってないとやばいんだけど。そして鉄道会社の立ち上げ方の資料を読み始めた時、彼は首を振り始めた。彼は

「もう鉄道会社を立ち上げてはいるもののこの資料はものすごく参考にできる。」

と。それで彼は宣言した。

「唐木原〜受原までの路線を開業させよう。そして収益を得るんだ。」

まあ確かにリスクはあるかもしれないが、その策が一番良いとわたしも思った。それで

「じゃあそうしたら。」

と私は声をかけてあげた。そして彼は本当に鉄道会社を運営し始めた。まあ管理職であって社長ではないけど。それで彼はどんどん儲かっていった。そしてついに彼にも自分の路線を作ることを許可された。もう立派な社長軍団の仲間入りだ。本当に良かったと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る