第5話・人類の本拠地
「あー! 詩乃がか弱そうな少女を泣かしてる〜。」
という声が聞こえて詩乃が振り返るとそこには、
「なんだ、市門隊長でしたか、巡回中ですか?」
そう。この男こそ、
「で、詩乃、それが報告にあった嬢ちゃんか?実力の方はどうだ。使えそうか?」
「そうですね。現段階だと実践では使い物にはならないかと思いますが、素質は十分にあるかと...私よりも...」
「そうか。良し、嬢ちゃん。俺らの本拠地に来い。
「はい!」
「はっ!」
道中、市門は本拠地のある場所や"
「おい、嬢ちゃん。これから言う事は、他言無用で頼む、まずは、本拠地なんだが、地下にある。元々の人口の3分の1を隠せるのは地下しかないからな。 」
「あの、隊長さん。話の腰を折って申し訳ないんですけど、嬢ちゃんじゃなくて、碧と呼んで下さい。」
と、話の腰を折られてしまった隊長、市門は、話すはずの必要事項をど忘れしてしまい、曖昧な返答をしたのだった。
「あ、あぁ、でだ、次に、
と、とてつもないキメ顔をしてくる隊長、それを横目に、笑えと言わんばかりに、合図を送り続ける詩乃、なんだかんだで、碧は、
次回、人類最悪の秘話
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます