第3話・捕食者と狩人
突然詩乃が、謎の言葉を発したその直後、詩乃は家を飛び出し、
「貴女なら、コレぐらいはできるでしょ?」
と言ってきたのだ。ですが碧は、何処にでもいる普通の女子高生で拳銃なんて扱ったことすらなかったのだ。だが実は意地っ張りな碧、
「はい。それぐらい楽勝ですよ。」
(うわぁー、意地張っちゃったよ〜拳銃なんて使った事ない、むしろ触った事すらないのにー...どうしよう)
と、完全に意地を張り切った碧に対し、容赦なく攻め立てる詩乃
「よし、じゃあ大通りに出て、貴女の実力見せてもらうわ。」
その言葉にゴクリと唾を飲む碧、そして、大通りに走るのである。その道中、詩乃は自分のある程度の素性を明かしたのだった。
「さっきも、言ったけど、名前は詩乃、年齢は貴女と同じ16よ、実はね私以外にも人はいるわ、その中でも
それを聞いた碧は、ある希望を抱いたのだ。それは、家族の生存の可能性である。
これで家族に会えるまた家族のいる日常に戻れると心の中で喜んだ碧だが、詩乃からとんでもない、一言が飛び出したのである。
「これから、大通りで貴女の実力を見せてもらうわけだけど、その実力次第で貴女には人の天敵である。
「えぇー!」
次回、
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