第28話 南家 笛司 

大リーグボールならぬビルボードソング2号曲 成人式の歌 の曲の成り立ちを述べよう。

学生時代に結成した5人組ユニット タイガーリリーズの面々といよいよ詰めの作業をしていたときだ。

俺が小学生のとき 作った入選作 題名は無いので 仕方なく 小さな歌の子 と呼んでいるそれを フレーズを加えてふくらまして 長い曲にしてしまおう というプランだ。

キーボードのゆうちゃんが、コイツは入選作をやはり2曲持っていて この前の 公演でそういった改造曲を披露していた影響もある。

実質Aメロしかないこれを何とかABA´にカタチにして みんなでジャムってたら 突然 ボーカルの百合子が、(この名前は歌舞伎の名跡 本名は貝塚いおり といって劇団百合座の女形)その場でひらめいて何とCメロを歌い出した。

まあうまく手前のメロディーにマッチしたいいフレーズだと思ったから 採用することに皆で意見一致となった。

こんな時使う作家名は 南家 笛司 そう わかる人ならわかる ザ・ローリング・ストーンズの別名だ。

英語だとヘンに思えるナンカー・フェルジが、南家 笛司にすると 何か かわいくていい、日本語って不思議だ。



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