たかが言葉

「詩なんていくら書いたって……」


「いくら投稿したって……」


 私の言葉を無意味だと宣うその言葉に、どれだけ押し潰されてきただろうか。


 まるで無邪気な子供のように、彼らは己の愉悦に舌舐めずりをしながら拳を振り下ろす。


 しかしどうだろうか。


 私を否定する無意味という言葉もまた、言葉ではないか。


 無意味だなんだという戯言はゴミ箱に投げ捨て、私は自分の信じた言葉を紡いでいこう。


 良かれ悪かれ、たかが言葉なのだから。

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