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2020年2月29日 16:00
後悔先に立たずですね。 死者は、生者の心の中で生き続ける。なんて言葉は嘘です。 生者は死者を忘れますし、死者の気持ちを理解したつもりにはなれても、本当の気持ちなんて、永遠に分かりません。 彼は、彼なりの、彼女の想いを見つけて、過去の思い出にするのか、 永遠に悩み続けて、彼の中の彼女と生き続けるのか、 どちらが正しいかなんて、ありません。 強いて言うなら、重要なのは、彼女が、どう想って、散って行ったかです。 その真実も、今となっては、弾けた炭酸の向こう側ですが。 だから最後は、結局、生者が納得する道を選んで、終わらせるだけなんです。 彼の中の彼女は、弾け際、どんな答えを出すのでしょうね。
2018年10月23日 09:37
とても秀逸な作品でした。良い作品をありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございます。秀逸な作品と評価してくださり、とても嬉しいです。大臣さんが良い作品と思えて、読んでよかったと感じてくださっていたら嬉しいです。本当にありがとうございます。
後悔先に立たずですね。
死者は、生者の心の中で生き続ける。なんて言葉は嘘です。
生者は死者を忘れますし、死者の気持ちを理解したつもりにはなれても、本当の気持ちなんて、永遠に分かりません。
彼は、彼なりの、彼女の想いを見つけて、過去の思い出にするのか、
永遠に悩み続けて、彼の中の彼女と生き続けるのか、
どちらが正しいかなんて、ありません。
強いて言うなら、重要なのは、彼女が、どう想って、散って行ったかです。
その真実も、今となっては、弾けた炭酸の向こう側ですが。
だから最後は、結局、生者が納得する道を選んで、終わらせるだけなんです。
彼の中の彼女は、弾け際、どんな答えを出すのでしょうね。