第2話とある少女の雨の日

次の日は雨だった


私は雨が嫌いじゃないけど、彼は雨が嫌いみたい


だって、いつも来る彼は、雨の日だけは現れないから


だから私は、雨は嫌いじゃないけどつまらなくなっていた


一人でいるのは、本当につまらない……


そして、つまらないのは大っ嫌い……


私は、彼の来ない場所を走って通り過ぎて行く


明日は晴れるとイイのになぁ〜……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る