咲見とサカシ



 真っ白い砂浜の海辺で、男が海を見ていた。

 四十を迎えたかどうかの年齢ではあるが、身長も体格も並よりだいぶん大きかった。

 よく焼けた黒い肌に、潮で固まった髪を後ろになでつけている。

 下は膝丈のズボンを履いているが、上は逞しい半身をむきだしにしている。

 雲は一つもないが、波は高い海の中に、頭が一つ見え隠れしている。

 男は、砂浜に寝転がると空を眺めて目を閉じる。まぶたを通しても明るい日が眼を刺すが、風は確実に秋のにおいを含んでいる。


 男――咲見は元プロレスラーだった。

 大規模団体に二十年ほど所属した。ベビーもヒールもやった。マスクもかぶればタッグも組んだ。エースにはなれなかったがチャンピオンにはなったこともある。

 その程度の格だった。

 リング華やかなりし頃、隠れた最強レスラーと一部のファンからは呼ばれていた。それは例えば、海外遠征中に出会った柔道の米国代表を投げ飛ばしたとか、道場破りに来た喧嘩屋を返り討ちにしたとか、そんな逸話が一人歩きして行くうちに実力最強と目されていたのだが、その事実もたいした物ではなく、十人抜きのイベントで九人目だったというだけで、しかも相手は軽量級だった。喧嘩屋もたまたま自分が対応しただけで、他の、例えば練習生でも楽に勝てるようなタマだった。

 その頃付いたタニマチにもらった土地に今は住んでいる。

 もっとも、小さな離れ小島のタダ同然の物件で、借金の担保として手に入れた物をくれただけではあるが。

 しかし、レスラーとしては長寿だった。

 怪我や、体力の低下でリングを去る同期や後輩を山ほど見て来た。別のリングに上がり、帰ってこない者もいたし、独立して団体を立ち上げる仲間もいた。

 辞めて事業を立ち上げた仲間に金を貸したこともある。そいつはレスラーとしてはパッとしなかったが、事業家としては才能があったようで、金と、株式をくれた。

 その配当金で細々とではあるが食っていけている。


「おじさん」


 傍らから声がして、咲見は眠りに落ちていたことに気づいた。

 覚醒し、目を開けると数秒間の青みがかった世界が広がる。太陽の位置から小一時間は眠っていたのだと解る。


「おじさん取れたよ」


 そういってサカシは手にした銛を掲げた。引っかかっているのは中庸なヒラメだった。

 おう、よくやった。そう言おうとして、声が出なかった。直射で焼かれ、喉が乾燥していたのだ。

 軽く咳払いをして「よくやった」とサカシをほめた。

 サカシの顔がうれしそうにゆがんだ。


 十二歳になったばかりの少年である細島賢は、咲見の甥である。とは言っても血などつながっていない。咲見の妹の子供ではあるが、まず咲見と妹に血の繋がりがない。さらに妹とサカシも実の親子ではないのだから、サカシと咲見は赤の他人であるともいえる。

 サカシの実の両親がどこで何をしているのか、サカシも咲見も興味がないが、少なくとも咲見の妹が、誰かと失踪した日には二人は叔父と甥の関係になった。

 以来、一年半ほど咲見とサカシは一緒に暮らしている。

 最初、巨大で厳つい咲見に怯え、ほとんど話そうとしなかったサカシは、三日後には今と同じ態度で咲見に接するようになり、島に来た頃は真っ白なもやしのようだった体も、色黒で逞しい少年の物になった。東南アジアで現地人に紛れでもしたら咲見にも見分けが付かないかもしれない。

 サカシはテキパキとヒラメを処理し、アイスクーラーに放り込んだ。

 代わりに水道水を冷やしたボトルを二本取りだし、一本を咲見に投げ渡す。

 咲見は冷たい水を、喉を鳴らして飲み、五〇〇ミリのボトルを二息で空けた。


「おじさん泳がないの?」


「おまえ、もう三時だぞ」


 咲見は時計を見て顔をしかめる。


「まだ三時だよ。あと三時間か四時間は明るいしさ」だから泳ごう。サカシの表情がそうつないでいた。


「ここに来たのが朝六時だぜ」だから疲れた。咲見も対抗して表情で訴える。


 咲見もサカシも海が好きだった。島に来た当初、サカシは足が付かないところまで泳ぐことができなかったが、あっという間に咲見よりも泳げるようになってしまった。

 だから、夏の間、サカシは晴れてさえいれば海に来ていた。夏休みに入る前から、朝と夕は泳いでいるのだから、黒くなるのも、逞しくなるのも必然といえた。


 夜八時、サカシが作った夕食を二人でつつく。メニューはヒラメの刺身と焼き魚と大量の野菜。ヒラメ以外は農家や漁師からもらった規格外品で、安価で分けてくれている。

 食事中テレビは付けない。というより咲見の家は古く、テレビ線がなかった。固定電話も置いていないし、携帯電話はハナから圏外である。というわけで咲見家の情報媒体はラジオと雑誌、通信手段は手紙と公衆電話に限られている。

 それでも二人とも問題なく暮らせているのは慣れてしまったからだろう。


 食事を終えると片付けをサカシに任せ、咲見は隣に建っている倉庫に向かった。

 咲見がこの家で唯一気に入っている点はここで、この家には広い倉庫が付属していた。古くは海産物の加工場だったらしく、コンクリートベタ打ちながら、百坪ほどの広さがある。咲見はここにマットを敷き、ベンチを据え、サンドバッグを吊した。

 簡易トレーニング施設のできあがり。

 当初、強烈に漂っていた独特の腐臭も、一ヶ月を待たずに汗のにおいで塗りつぶされた。

 咲見は今でも朝、昼、夜と合わせて六時間はトレーニングを繰り返している。なんとなく、落ち着かないのだ。

 柔軟からはじめ、道具を使わないトレーニングに入り、道具を使い始める頃には滝のような汗が床を塗らしている。

 と、サカシが倉庫に入ってきた。

 ゆったりとした膝丈のズボンを履き、上は長袖のジャージを着込んでいる。

 会話もなく、サカシは黙々とトレーニングを始めた。

 黙々と時間が流れ、刻々と汗が流れる。

 と、九時半を回り、サカシが口を開いた。


「おじさん、勝負しようか。今日は三回」


 言ってジャージとシャツを脱ぎ捨てる。

 咲見もバーベルをスクワットラックに戻し、タオルで汗を拭いた。

 荒い息を吐きながら首を回す。


「いいぜ、種目は?」


「キックボクシング」


「オーケー」


 晩飯のおかずを一品増やして一回、食事の用意で一回、サカシには咲見と勝負する約束が交わされている。


 最初、あまりに華奢だったサカシがおもしろくて、トレーニング法を教えたことがあった。よく喰い、よく寝て、よく動くサカシの体にはみるみるうちに筋肉が積み込まれていったが、それでも線が細いので、相撲を持ちかけて投げ飛ばしてやった。

 鼻歌交じりに投げ飛ばされたことがよっぽど悔しかったのか、何度も挑戦してきた。

 誇張ではなく、百回も投げたかもしれない。

 翌日も、挑んできたので、めんどうくさくなった咲見はその約束を交わし、サカシは家事全般をこなすようになった。

 結局、一ヶ月ほど負け続けたサカシは小学校の図書室で相撲入門書を見つけてきて、体重による有利不利が大きい相撲で二倍以上重い咲見を投げることの困難を悟ったらしく、種目を変えた。

 図書室にあったボクシングの教本を見つけ、密かに練習し、ボクシングでの勝負を挑んできた。

 その他に、小遣いで柔道、キックボクシング、柔術、レスリングなどの本を買い込み、トレーニング法も自分で工夫し挑んできたこともあった。

 サカシにとって残念だったのは咲見がボクシングもキックも柔道もレスリングも柔術も経験していたことだ。

 時流に乗り、異種格闘技戦と呼ばれる他流試合から、バーリトゥード、NHBと呼ばれる時代を通し、総合やMMAという呼称に落ち着くまで咲見もいろいろな練習をした。そちらでの実力はたいしたものではなかったし、結局好きにもなれなかったが、それでも練習をした。実戦にかり出され、勝利も味わった。敗北もだが。とにかく子供の付け焼き刃に負けることはない。


「ルールは肘、頭突き有りだ。五分一ラウンド」


 咲見は七分に合わせたタイマーをスタートすると、グラブに手を突っ込む。数回サンドバッグを殴るが、調子は並。対するサカシは自然体でリラックスしている。


 ピ。


 残り五分を知らせる電子音が鳴り、同時に動き出した。

 互いに目線を合わせたまま、左に回る。回る、回る。

 やがて、咲見の間合いに入ったが、咲見は打たない。それは、大人の手加減ではなく、戦略的な話である。

 もちろん、手加減はする。力を入れては打たない。咲見とサカシの体重差でそんなことをすれば容易く人は死ぬ。障害が残る。たとえガードの上からでも。

 が、それを考えても考えなくても、後の先を狙う。サカシの方がスピードがあるからだ。

 手が長ければ往復の時間が長くかかる。一瞬の話だが、それは間合いを詰め、連打で崩し、距離を開ける一連の流れに入る起点としては十分な間だ。

 と、咲見が息を吐いたほんの一瞬、サカシが遠間からローキックを打ち込んできた。とっさに足を上げて衝撃を逃がすが、鞭のようにしなるムエタイ式の蹴りがピリ、とした痛みを残す。

 咲見が足を戻したときには、サカシは十分に離れていた。

 自分より強い相手と正面から撃ち合いするほど熱くはないらしい。

 それにしても、サマになるようになった。咲見は内心、舌を巻いた。

 昔、ムエタイ王者が興業に参加したことがある。そのとき、教えてくれたいくつかの技を、サカシに教えた。とは言っても、見た目さえよければいいプロレスラーが覚えた技だ。

 いくつかのポイントを教え、二三度やってみせたに過ぎない。他にも、キックボクシングの蹴りも、空手の蹴りも、器用貧乏だった咲見は一通り教えることができた。

 サカシはそれらをうまく飲み込み、消化し、今後自分のスタイルを練り上げていくのだろう。


 だが、まだ足りない。


 サンドバッグを殴って、拳を痛めていたガキが、腹にパンチをもらってゲロを吐いたガキが、未来しかないガキがこの俺に勝つのはまだ早い。

 咲見は、ローに入ろうとしたサカシの腹に前蹴りを刺した。


「タイミングが悪い」


 バランスを崩したサカシの腹にボディブロー。昔より格段に堅くなった腹筋が、しかし受けきれずに腕が下がる。


「ガードを下げるな」


 平手であいた頭を押す。すぐにサカシはガードを上げたが、今度は開いた腹に蹴りを打ち込まれ、崩れて落ちた。


「はいダウーン、十、九、八七六五四三二一、カンカンカーン。咲見選手のK.O.勝利です」


 うずくまるサカシを尻目にセルフアナウンスをし、咲見は時計を止めた。時間は四分残っている。

 勝負と勝負の間には十五分間の休憩時間がとられる。

 咲見はベンチに座って汗を拭いた。風の通らない倉庫はサウナのように熱い。

 一分ほどで立ち上がったサカシは渋い顔で向かいのベンチに腰掛けた。

 あとどのくらい、サカシと遊んでいられるだろうか。

 ふと、咲見は思った。

 先ほどの蹴りは三割程度の力だったが、あと二年もすればそれでは当たらなくなるだろう。

 毎日トレーニングを続けるからこそ、咲見は日々衰える自分の肉体を意識していた。対してサカシは日々成長している。

 十年後は、まるで話にならずに負けるだろうし、二十年後になれば手加減の具合が今の逆になる。

 五年、いや四年か。手足や身長が伸びるだけでも強くなる。骨格もできてきて大量の筋肉を支えられる男の体をサカシが手に入れる頃、咲見は今より衰え、互いの全力が拮抗する。その後は二度と覆らない。その瞬間ができるだけ遠ければいいのに。咲見はそう感じていた。

 だが、現実はそれほど悠長な話でもない。


「サカシ」


 水を飲んでいるサカシに咲見は声をかけた。


「来年、どこの中学校にいく?」


 島には十人ほどの子供がおり、小学校もあるが中学校はない。必然的に島外への転出を迫られる。最も近い本土の学校へ行くか。サカシが生まれ育った大阪に行くか、咲見と共に東京へ行くか。

 島の出身者が中学生向けの下宿をやっていて、島の子供達はほとんどがそこで三年間を過ごす。それに倣うのもいいだろう。また、大阪にはサカシの祖母が一人で住んでいる。老齢で陰気くさく、サカシと関わることを避けてはいるが、生活費を咲見が工面すれば断られることはないだろう。


「いいよ、東京。おじさんについて行くからさ」


 言ってサンドバッグを叩く。すでに回復が始まったのか、連打にダメージの影響は見られない。


「東京……ね」


 それは、咲見にとってうれしい答えではあった。だが、困難さと、不安もいくらか混ざってくる。柄にもなく、咲見は昔を思い出した。



 十四歳の時、親父を殴り飛ばした。

 酒に酔い、暴れるのは昔からだったが、新しい母の連れ子であった妹を張り飛ばしたとき、不意に腹が立ったのだ。身長はすでに父に並び、同年代との喧嘩に負けたことはなかったが、父に手を挙げたのはそれが最初で、最後だった。父は這うように家を出て、二度と帰ってこなかった。

 以来、咲見が現役で活躍し、テレビに出たり、映画に出たりしても連絡が来たことはない。

 幸い、咲見は酒を飲まない。タバコも吸わない。信条やスタイルではなく、体が受け付けないのだ。だから酔ってサカシを殴ることはないだろう。だが、だからこそ、素面で殴られて、冷静でいられるだろうか。

 一緒に暮らす限り、遊びではない、真剣に向かい合ったサカシに打ちのめされる日が必ずくる。そうしたときに、逃げ出さないでいられるだろうか。

 父は恥も外聞もなく、這って姿を消した。その目は息子に怯えていた。顔も覚えていない親父の、その目つきだけが今も鮮明に思い出せた。

 同じ目でサカシを見つめる日は来ないだろうか。


「おじさん」


 十五分が過ぎ、サカシがグローブを外した。

 ほぼ十五分間、休むことなくサンドバッグを叩き続けたサカシは三度の深呼吸で呼吸を元に戻した。

 考え込んでいた咲見は、いつの間にか冷えてしまった体を軽い伸びでほぐし、立ち上がる。


「次は?」


「合わせ」


 短く言ってサカシはマットの中央に座った。咲見もサカシに背中を合わせるように腰を下ろす。

 合わせとは、寝技を競う練習だ。背を合わして座り、両足を伸ばし、片方の合図で両者が動きだす。関節か、絞め技、押さえ込みなどを狙う。

 背中を合わせて座る姿は、体格が似通っていれば左右対称に見えるだろうが、咲見とサカシでは滑稽なほどのアシンメトリーができている。


 パン。


 サカシの手拍子で二人は動き出す。

 柔をよく剛を制す。それはたしかに真実かもしれず、関節や絞めにおいては子供の力でも技が正確なら体格差は関係ない。が、やはりそれは寝言である。

 技の一つ一つに力の差が大きく関わってくるため、極端な体格差があって、技術に極端な差がない場合は体格に勝る方が勝つ。

 一瞬先に動き出したサカシが咲見の首をめがけて伸ばした左腕を掴み、すでに首に掛かった右腕を内から叩いて打ち払う。

 咲見の左腕はそのままサカシの右脇に刺さり、押す。

 サカシがそれに耐えようとしたときには、咲見の右腕がサカシの首に伸び、左腕はサカシの腕を浮かんで引っ張っていた。

 自分の勢いも重なり、サカシはあっさりと倒れ、その上に咲見が体を乗せる。

 一瞬で袈裟固めを決められたサカシは小さく「ぐえ」と漏らし、足をバタバタさせたが、すぐにあきらめた。


「三十数えるか?」


 上から聞く咲見に、サカシは無言で首を振り、自由になる腕で咲見の背中を叩く。

 首を極め、体と右腕を押さえられたサカシは呼吸ができないのだ。

 咲見が体を起こすと、サカシは大きく息を吸った。


「失敗した」


 サカシが呟くように言う。おそらく、首を取ったあとにガードポジションを取るか、そのまま三角締めに入るつもりだったのだろうサカシのその声を聞きながら、咲見はまだ自分の技術が圧倒的であることに安堵していた。昔、力士上がりのレスラーに習い覚えた体崩しがとっさに出た。いつもはもう少し付き合うところを、瞬殺しに行った自分の大人気のなさに少し嬉しくなる。


 再び十五分の休憩。

 咲見はサカシに頼まれ、絞め技の練習台になった。

 寝技は練習量がすべてを決める。咲見の他に練習相手がいない以上、サカシの寝技練習は咲見が務めなければならない。これもほぼ毎日の日課になっていた。

 技の入りから極めまでの反復練習を繰り返すサカシに、咲見が助言を送る。

 目に見えてよくなるほど甘いものでもないが、教え始めた頃よりは格段に鋭い。

 技術もパワーも勝る咲見を、技術でもパワーでもサカシが上回る日がいつか来る。そう考えると複雑な気持ちにもなるが、努めて忘れることにしていた。

 手にした技術を伝えもせず失ってしまうこともまた、切ないのだ。


 次の年が明けたら、新団体を立ち上げる。お前にはそこのコーチになって欲しい。

 同期のレスラーからそう言われたのは半年ほど前だった。

 咲見を誘ったのは二人の同期レスラーだった。一人はプロレスに非凡な才能を持って挑み、今や社長と看板レスラーを兼務している。もう一人はブームに乗って総合格闘技に流れ、日本でも有数の実力派ファイターになった。

 二人とも未だに現役であるが、プロレスはともかくシュートはきつい。そこで三人でまた組んで団体を立ち上げたいという話だった。

 総合格闘家は、人脈を駆使して総合上がりのファイターを呼び込み、現役レスラーは興業の段取りをつける。咲見にはそれぞれの補佐と若手のコーチ、それから台本組み立ても兼務して欲しいといわれていた。

 おそらくやれる。器用貧乏の咲見はどれもうまくこなすだろう。だからこそレスラーとして大成もしなかったのではあるが。

 サカシを引き取っていなければ即答で断っていただろう。それぐらいには悩み考えて引退を決意したのだ。

 が、サカシと過ごすうち、もう少し自分の強さに未練が出てきていた。指導者の立場にもまた、楽しさを覚え始めていた。


「中学生になったらいろんな大会に出してやるよ」


 その言葉にサカシは目を煌めかせてこっちを見つめた。

 近くで潮騒が聞こえ、蒸し暑い空気には確実に秋のにおいが混ざっていた。

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