第4話、日米軍事同盟
積極的平和主義を掲げている日本は、アメリカの内政にドンドン干渉して、アメリカの軍産複合体をバンバン縮小して行ったらいいと思いますね.
日本は、消費税増税や老齢年金支給開始年齢先送りによって捻出した国家予算でオスプレイとかイージスアショアとかのアメリカ製兵器を爆買いしてやるわけだから、アメリカの内政に干渉する権利と責任があるとおもいますよ.
世界が平和になります.まあそういうこと.
●ちょっと引用してみます.
(P165)・・・米国の軍事的プレゼンスの低下に歯止めがかからず、国内での厭戦ムードも鎮まらないなかで、安倍が掲げる「積極的平和主義」は、米国にとって「使いで」のある方針であるとみなされよう.そこにはまた、日本の国防予算の増額が米国の軍事産業に利益をもたらすことへの期待も含まれる・・・なぜ米国は、東アジアにおける緊張の高まりに関して、日本の肩をもっと積極的に持ってくれないのか、という疑問を安倍に同情的な人々は持つかもしれない.だが、日本の「積極的平和主義」を歓迎することと、歴史修正主義的言動を抑止することは、米国の指導者層にとって完全に両立する.もっと正確に言えば、安倍がどれほど盛大なレトリックを動員して懸命に説明しようが、安倍の掲げる「方針」など、どうでもよいのである・・・要するに、米大統領から見て、「敗戦の観念的な否認」などというマスターベーションに耽る安倍は、世界秩序を構想するにあたって真面目に対話するに値する相手ではないのである・・・
●引用を終わります.
(続く)
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