第2話、大学改革について

東京大学は、百害あって一利なし.諸悪の根源です.


東大卒のキャリア官僚は、省庁の既得権のことをまず第一に考えて行動していると思います.あと関心があるのは、自分の天下り先の事と東大卒業年次による出世の事ぐらいかな.国民への奉仕の意味なんて考えた事もないでしょう.絶対間違いないです.


そこで東京大学を解体して廃止したら、東大の学閥による省庁の支配がなくなり、官僚間の競争が起こり、まともな官僚機構に変わると思います.絶対間違いないです.


それには、分割して他大学と合併させたらいいと思います.たとえば、東大法学部は千葉大法経学部と合併、東大経済学部は埼玉大経済学部と合併、東大工学部は群馬大工学部と合併、東大医・・・

東京大学の名称は都立大に譲渡して仕舞えばいいと思います.ついでに敷地は分譲住宅にして売り払ってしまう.


そんな大学改革を僕は希望します.世の中が良くなりますよ、きっと.


●ちょっと引用してみます.

(P59)・・・文部科学省内に設置された国立大学法人評価委員会が14年8月4日付で発表したリリース、「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」・・・ここに表明された方針が文字通り貫徹されるならば、国立大学からは文科系の諸学部が最終的に全廃されるということも視野に入るであろう.文学研究も、歴史研究も、経済研究も、政治研究も、国立大学から消える・・・愚の骨頂とと思われるインチキ改革がそれなりに大衆的支持を受けている、という事情である.つまり、「大学も儲けなければならない」というネオリベラリズムの命題は、日本的文脈においては・・・「科学技術の発展だけが日本を救える」という大衆的な「戦後精神」から支持を受けるのである・・・

●引用を終わります.

(続く)

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