第6話 腐女子という後光差す
「先生ふじょしってなんですか?」
その質問きたー。気になるのかー。さてどうしたものやら。小学六年生、女子。たぶんうっすらとはわかっている様子。
ですがですが、先生はあなたに伝えたい。ふじょしって言うのは腐女子って表すかもしれないけれどそんなに単純なものではない。彼女達はただ純粋にどこまでも貪欲に、あくまで愉快痛快に時に高揚しながら、その世界を愛しているのだと。
様々な言葉、絵、音にとめどなく毛細血管を震わせるのだと。ただの腐った女の子ではないの。心が冨んでいると思わない?体がふわふあと浮かんでるかもしれない。誰にも負けない愛を持っているのかもよ。その「ふ」の重みがわかるまで、ほざくなっ!!!
って言えないので「なんだろー?わからない」と小芝居をする私なのでした。
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