第4話 それは基本的な事ですが
そのロングヘアーどうにかならんのか。
ランドセルに引っかかってぎゅーって引っ張られるのを、いちいち気にしてしまう私の心など知らぬこの小学四年女子児童。なんだろう、絶対束ねない意志の強さ。女らしさを演出したいらしい。
週末はお出かけするんですーと言うがこっちはあんたに予定があろうとなかろうと関係ない。ただお友達と言う名の、異性を毒牙にかけるのはよしなさい。親が早々とコウノトリの存在を否定した為起こる飽くなき探求心。その距離感どうにかしなさい。パーソナルスペースって知ってますか。
知ってるんですね、はいはいこっちが馬鹿でした。自称全てに愛されている女は、手も足も髪もすべてを使って無知で無垢な王子様に迫っていく。ホモ・サピエンスとしては当然な行為だが、人としてこの場にはふさわしくないと解れや、く○ガキ。お前の常識には奥ゆかしさが欠けてるんだよ。
くっそー、将来税金納めなかったら生霊になって成敗してくれるわ、覚えとけ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます