SFの世界の住人が、一万年もコールドスリープして目覚めた世界はファンタジーだった――。 そんなSFとファンタジーのハイブリッドが、この作品のオリジナリティです。 例えば「魔法とは何か?」を科学的に解き明かしていく過程は、この作品ならではの面白さだと思います。 そして―― 一万年にいったい何があったのか? 魔法とはいったい何なのか? かつての恋人カレンのその後は? ――とにかく様々な謎が、この作品を盛り上げてくれます。 一度読み始めると止まらない、そんな魅力のある作品だと思います。
こういった作品はもっと読まれるべき。作者様はテンプレに流されず、独自の世界を書き続けていって欲しい。他のサイトにも投稿されてるようですが、我慢出来ずに読みに来てしまった。
第27話までのレビューです。コールドスリープにより未来で目覚めた主人公。文明は中世程度と思いきや、人類には特殊能力が発現していた。SFでもありファンタジーでもあり、はたまたぴりりとほろ苦い人間模様も織り混ぜて、物語は進みます。現代物理学では未解明だが存在するであろうエネルギー、それを操る特殊能力(=魔法)。いつか人類は本当に使えるかもと考えるとワクワクします!