こぶ郎

ろくなみの

第1話

昔々、あるところに、一人の男の子がいました。男の子には、二つの丸いこぶが、頭に付いていて、彼はこぶ朗と呼ばれていました。

 こぶ朗は、小さなころの事をよく覚えていません。けれど、こぶ朗にはたった一人の家族がいました。お兄ちゃんです。

お兄ちゃんは、かつて、鬼を倒した英雄と、村中から称えられていました。

 こぶ朗も、いつかお兄ちゃんのような英雄になりたいと思っていました。

 そのために、こぶ朗は毎日毎日、お兄ちゃんと一緒に、剣の稽古を続けていました。続けるうちにこぶ朗は、お兄ちゃんも唸るほどの、腕前を手にしていました。

 そんなある日の事です。村に伝染病が蔓延しだしました。

 なんと、お兄ちゃんもそれにかかってしまったのです。

「お兄ちゃん、その病気は治るのかい?」

 こぶ朗は、布団で寝込むお兄ちゃんの顔を心配そうに伺いました。

「ああ、裏山に桃の木が生えているだろう?あれを食べれば治ると、村の医者が言っていた」

「なら、それを食べれば」

「無駄なんだ」

 お兄ちゃんは、どうしようもなさそうに首を振りました。

「山の桃は、鬼どもが全て、奪ってしまったんだ」

 こぶ朗は驚きました。

「鬼だって? 鬼は兄ちゃんが倒したはずだろう?」

「いや、どうやら生き残っていたらしい。そいつらが、人間に仕返しに、来たんだろう。きいた事がある。鬼には、病気を流行らす力を持つ輩もいるようだ。恐らく、そいつが流行らせて、薬となる桃を奪ったのだろう。仕返しをするには、とてもいい手だよ」

 お兄ちゃんは、敵である鬼に、怒るどころか感心していました。こぶ朗はそれにひどく苛立ちました。

「おかしいだろ! 悪い事をしたのはあいつらのほうなのに、こんなことをするなんて……」

 こぶ朗は怒りで体を震わせながら、立ち上がりました。

「どこに行くんだい?」

「決まってるだろ、あいつらを成敗しに行く」

 こぶ朗は、いつも練習に使っている木刀を片手に、家を出ようと勝手口に向かいました。

「やめろ、こぶ朗。危険だ」

 こぶ朗は、お兄ちゃんの言葉を最後まで聞かずに、お気に入りの木刀を片手に、家を飛び出しました。

「そういえば」

 こぶ朗は家を出てから気が付きました。こぶ朗は鬼の住処を知りません。どうしたらいいかと悩みました。

「鬼退治に行くも迷子な英雄なんて、聞いたこと無いぞ」

 こぶ朗は木刀を振り回しながら空を仰ぎました。

「どうした小僧、そんな不貞腐れた顔をして」

 話しかけてきたのは、一匹の白い犬でした。

「最近村に現れた鬼を退治したいんだけど、どこが住処なのかわからなくて困っているんだ。お前、何か知らないか?」

 犬はジトッとこぶ朗を睨みました。

「お前、木刀なんかで鬼に立ち向かうつもりか」

 言われてみればそうです。木刀で戦っても、相手を痛めつけることはできますが、絶命にまでは至れません。

「でもなあ、本物の刀なんて、どこにあるのか」

 犬は目を閉じてこぶ朗に言いました。

「心当たりがないこともない」

「本当か?」

「ああ、この村の裏山があるだろう?あそこには滝が流れている裏に洞窟があるんだ。そこに、一本だけ刀が納められている」

「どうしてそんなところに?」

 こぶ朗は気になって犬にききました。

「俺の、昔の主様が使っていたのさ」

 その時の犬の瞳は、少しだけうるんでいました。


 犬の言う通り、こぶ朗は草をかき分けながら、裏山にやってきました。しかし、山ともなれば、滝を見つけるなんて一筋縄ではいきません。長く険しい道を進みながら、水の音を頼りに歩き続けました。

「兄ちゃんも、きっとこんな険しい道を通ってきたんだ。僕だって、お兄ちゃんと同じ事ができるはずだ」

 こぶ朗は自分をそう勇気づけながら、歩みを進めました。

 そして、ようやく轟々と水が激しく落ちる音が聞こえてきました。木々の隙間から、水が鮮やかに落ちて行く美しい滝が姿を見せました。

「あそこの裏にか」

 こぶ朗は進みながら、犬の言葉を思い出します。


「小僧、だが滝の裏には頑固者の番人がいるかもしれん。戦うことになっても、油断するなよ」


 頑固者の番人とは、どんなやつなのでしょう。滝の裏の湿った石の足場を落ちないように、慎重に進みました。

 滝の裏からは、小さな明かりが見えました。誰かがたき火をしているのかとも思いましたが、どうやらコケやキノコが光っているだけでした。

「なんだ、脅かすなよ」

 そんな事を言いながら、こぶ朗は奥へと足を運びました。奥には、大広間のような、開けた場所がありました。真ん中には、楕円形のこぶ朗の部屋くらいの大きさのお立ち台のようなものがそびえていました。

 その真ん中には、横長の箱が置かれていました。刀が入るには十分な大きさです。

「よし、あれだな」

 こぶ朗は、箱めがけてかけ出しました。その時、ぐにゃりと何か柔らかいものを踏んだ音がしました。それが何かを判断する前に、こぶ朗はすてんと転び、地面に頭をぶつけました。

「いてえ!なんだこれ」

 こぶ朗は踏んだ物をひょいと拾い上げました。光るコケに照らされたそれは、黄色いバナナの皮でした。

 その時です。後ろから何か獣の走ってくる音が聞こえました。慌ててこぶ朗は振り返り、木刀を暗闇に振りかざしました。

 ガチっと、何かが木刀を挟みました。それは、歯のようでした。

「……猿?」

 目の前にいたのは、こぶ朗より少し背の小さな猿でした。

 猿はこぶ朗から距離をとり、間合いを取ってこぶ朗を睨みつけました。

「主人の刀に何の用だ」

 こぶ朗は、猿の威圧に怯むことなく答えました。

「鬼退治に使うんだ、木刀じゃあいつらには勝てない」

 主人の刀という言葉に、こぶ朗は少し違和感を持ちました。

「猿、今お前、主人の刀と言ったな。それは誰かの刀だったのか?」

 猿は表情を変えることなく答えました。

「ああそうさ。かつて、俺と二匹、そして主人の一人と三匹で鬼退治に向かった。これはその時の主人の刀さ」

 こぶ朗は、その話をどこかで聞いたことがある気がしました。考えて、答えは

すぐに出ました。

「お兄ちゃんの、刀なのか?」

 そう、お兄ちゃんが残した村の英雄伝説そのものなのです。

「お兄ちゃん?あの方に弟などいなかったはずだ」

 猿はそう言うと、爪を立ててこぶ朗めがけ、襲いかかってきました。慌ててこぶ朗は避け、背中をとろうと刀を振りかざしました。

「遅い!」

 猿はこぶ朗の体に体当たりし、こぶ朗はうずくまりました。

「まだまだガキだな、猿程度の動きについてこれなければ」

 猿は喋りながら、こぶ朗の方へと迫ってきました。一歩一歩。

「お前程度が鬼退治なんて」

 その時でした。こぶ朗がさっき捨てたバナナの皮に、猿が足を乗せ、ひっくりかえり、地面に頭をぶつけました。

「ぬおっ!」

 猿が怯んでいる隙に、こぶ朗は猿の首に木刀を近づけ、当たる寸前で止めました。

「僕だって、兄ちゃんと同じ英雄になるんだ」

 そう言うと、猿はにやりと笑いました。

「面白いじゃねえか、俺の負けだ」

 猿は腰を上げ。箱へと近寄りました。

「いいか、やるからには根絶やしにしろ。俺たちの時のしとめ損ないが生き残ってこんなことになったんだ。だから、あの方の遺志を継ぐなら」

 猿は箱を開け、中の刀をこぶ朗へ渡しました。

「完璧にやれ」

 こぶ朗は、無言で頷きました。

 洞窟を出ると、外では一匹の鳥が、こぶ朗を待ちかまえるように佇んでいました。

「犬から話は聞いたよ。やつらの住処なら調べておいた」

 雉はこぶ朗に向かってそう言いました。

「お前も、兄ちゃんの家来か」

 犬と猿と雉、なんとも不思議な組み合わせです。

「そうだな、懐かしい。それにしてもお前、どこかで見たような」

 雉はじろじろとこぶ朗を品定めするように眺めました。頭のこぶまで念入りに。

「いや、なんでもない」

 雉はなんでもないように言いました。

「それで、やつらの住処は?」

「村の襲撃をしてから、そんなに逃げる時間もなかったんだろう。この山の頂上さ」


 山の頂上へ、こぶ朗はついに辿りつきました。石でできた洞窟が、こぶ朗をとって食ってやろうと言わんばかりに、口を開けていました。

「これで、僕も英雄だ」

 こぶ朗は、震える足を一歩一歩前に進めました。

 中では笑い声が絶えず聞こえてきました。どうやら盗んだ桃で宴会を開いているらしいです。

「数が多いな、どうしたものか」

 こぶ朗は頭を捻りながら、洞窟の物陰に隠れていました。隣には、飲み干した酒瓶が転がっていました。

「これだ」

 こぶ朗は、酒瓶を近くの壁へと投げつけました。瓶はガシャンと甲高い音を立てますが、鬼たちの笑い声は止みません。

(だめだったか?)

 そう思った時、一匹の鬼が立ち上がりました。

「誰だ瓶を割ったのは」

 鬼がノシノシとこちらに近寄ってきます。こぶ朗は慌てて物陰に隠れました。鬼は瓶の破片を確認しています。

(しめた) 

 こぶ朗は、背後に近づき、鬼の目を両手でふさぎました。

「お?誰だ?」

 鬼はてっきり誰かのイタズラかと思い、後ろのこぶ朗をぺちぺちと叩きます。その隙にこぶ朗は、鬼の喉元を、刀で切り裂きました。

 鬼は血を噴き出しながら、声を出さず絶命しました。

「よし」

「なにをしている」

 後ろから、どす黒い声が聞こえました。後ろには、大きな鬼が立っていました。

「おい野郎ども!襲撃だ!」

 鬼がそう言い終えた瞬間に、こぶ朗は鬼の喉元を刀で劈きました。鬼はまた絶命しました。

 何故かこぶ朗は、生き物が絶命する急所を、全て心得ていました。

「またやられたぞ」

「さっさとこの餓鬼を殺せ」

 鬼たちがそう言いながら、一斉にこぶ朗へと棍棒を持ち、襲いかかってきました。赤い鬼、青い鬼、細い鬼、太い鬼、様々です。こぶ朗は落ちついて、一体一体の動きをかわしていきました。

(こいつら、動きはにぶいぞ)

 こぶ朗はそこからは、怒りに身を任せ、刀を振りかざしました。

「よくも村の人を、兄ちゃんを!」

 一体一体、的確に急所を狙い、鬼たちを殺して行きます。中には子どもや、雌の鬼もいました。

 けれど、こぶ朗は躊躇しませんでした。

 そして、いつしか鬼は、最後の一匹だけになりました。

 大きさから考えて、親玉のようです。

「おい小僧、なぜここまでする」

 鬼は、こぶ朗の血で滲んだ刀を見て言いました。

「お前たちが悪さをするからだろ」

 こぶ朗は、当然の事のように言い張ります。

「お前たちが俺たちを忌み嫌うからだろう」

「悪さをする奴を、好きになるやつはいないだろう」

「原因を作った大元はどっちだ」

 こぶ朗は、考えるのも馬鹿らしくなり、鬼の額に刀を振り下ろしました。鬼は真っ二つになり、絶命しました。

「やった、やったぞ、これで僕も、お兄ちゃんと同じ、英雄だ」

 そう言うこぶ朗の瞳には、何故か涙が滲んでいました。

 その時、こぶ朗の後頭部から、何か紙のようなものが剥がれ落ちました。しかし、こぶ朗はそれに気付かず、血の滴る足を引きずりながら、洞窟の奥へと進みました。

 通路の先には、一つの檻がありました。

檻の横には、桃が入った籠が。

檻の中には、美しい少女が一人、捉えられていました。

「お嬢さん、鬼はもういない、助けに――」

 そこまでこぶ朗が言った時、少女は悲鳴をあげました。

「いや!いや!やめて、来ないで、もういや、やめて、早く殺してよ、なんで私だけこんな目に合わなければならないの?ねえ!」

 どうやら少女は、鬼の趣味で連れてこられた奴隷のようでした。手には鎖が繋がれています。

 少女は、こぶ朗の姿を見ても、尚も安心する姿勢を示しませんでした。

 こぶ朗は、説得は無駄だと思い、牢屋のカギを、刀で壊しました。

「……え?」

 少女は驚いてこぶ朗を見ます。こぶ朗は、何も言わずに頷きました。

「いいの?どうして……あなた」

「いいんだ、早く家族のもとへ帰りなさい」

 こぶ朗は、出来る限り優しい声でそう言いました。そして、少女の繋がれた鎖も壊しました。

「信じられない……あなたは、命の恩人です。私の英雄です」

 少女はそう言うと、牢屋から小走りで、洞窟の出口へと向かいました。

 こぶ朗は、自分のことを英雄と呼んだ少女の事が、大層気に入りました。しかし、そんなことを考えている場合ではありません。こぶ朗は、桃の入った籠を持ち、洞窟の外へと向かいました。

 洞窟の外の空は、どんよりと灰色の雲が空を覆い、今にも雨が降りそうでした。

 こぶ朗は、少し降りたところの、さっきの滝に到着しました。しかし、道中には犬も猿も雉とも、出会いませんでした。

 いいえ、それどころか、あらゆる生き物と、こぶ朗は出くわしませんでした。

「いやに静かだな。冬眠の時期にはまだ早いぞ」

 こぶ朗はそう言って、滝の水がたまった川で、顔を洗い、水を一口飲みました。水面には波紋が広がり、こぶ朗の顔ははっきり見えません。しかし、段々とこぶ朗の顔は、水面にはっきり映し出されました。

 しかし、そこに映っていたのは、今までのこぶ朗の顔ではありませんでした。

 頭には、二つのこぶもありません。あったのは、二本のつのでした。

 そして、こぶ朗の顔は、鬼そのもののように、真っ赤に染まっていました。

「なんだよ、これ!」

 こぶ朗はそう叫んで、川に拳を沈めました。しかし、波紋は浮ぶもすぐに消え、さっきと変わらない、鬼の姿を映しだしました。

 その時でした。こぶ朗の脳裏に、たくさんの映像が走馬灯のように流れました。

「痛い、痛い、痛い、痛い」

 こぶ朗は、頭を抱えました。

 そしてこぶ朗は、思いだしました。

 自分がかつて鬼だったことを。

 家族を人間に皆殺しにされたことを。

 復讐を誓ったことを。

 人にお札で化け、船で人間の里へ向かった事を。

 嵐に遭い、浜辺に打ち上げられた事を。

 自分を拾ってくれた人間が、お兄ちゃんだった事を。

 そして、その家族の、仲間のかたきが、お兄ちゃんだった事を。

 雨がぽつりぽつりと、こぶ朗の頬を濡らします。こぶ朗の涙を隠すように、雨はひたすら降り続けました。


 その晩、雨は止み、月明かりに村は照らされました。こぶ朗は、桃の籠を、村の真ん中にぶちまけました。籠は叩き割り、落ちている桃一つを、懐にしまいました。

 こぶ朗はそして、家へと帰りました。

 ただいまは言わずに、土足で盗人のように、ぬき足差し足忍び足で、兄の布団の横に、こぶ朗は立ちすくみました。

 腰に差した刀を抜き、天井へと降り上げます。こぶ朗の手や足は、がくがく震えていました。

「お帰り」

 そう言ったのは、目の前のお兄ちゃんでした。

「あ……」

 こぶ朗は、何を言っていいか分からず、そのままの体勢で、体が完全に硬直しました。

「お前が、こうしてくれる日を、ずっとずっと待っていた。誰かに、俺は殺されたかったんだ」

 こぶ朗は何も言えません。お兄ちゃんは続けます。

「ずっと、ずっと苦しかった。英雄といくら呼ばれても、俺がやったことは虐殺だ。お前は、あの時いた小鬼だろ?さあ、俺をさばいてくれ。罪人の俺を。お前は、俺が憎いだろう?」

 こぶ朗は、刀を畳にぽろりと落としました。ざくりと畳が裂ける音がしました。そして、こぶ朗はがくんと膝を落としました。

「お兄ちゃん……お兄ちゃん……」

 こぶ朗は泣き出しました。

 かつての家族のかたきが、今の家族になっていたのです。

 怨むべき存在を、尊敬していたのです。

 憎むべき存在を、愛してしまったのです。

 こぶ朗は、もうどうしたらいいかわかりません。お兄ちゃんは、優しくこぶ朗の頭を撫でました。そして、そのまま目を閉じて、体は冷たくなりました。

 こぶ朗ではなく、病が兄の命を奪いました。



 こぶ朗は、浜辺にいました。かつて、自分が流れ着いた浜辺です。

 こぶ朗は叫びました。

「神よ、私を罰して下さい。私は、仲間のかたきを討てませんでした。なお且つ、仲間を皆殺しにしました。唯一の家族も、救えませんでした。いえ、救いませんでした。救えたのにです。守るべきものを、何も守れませんでした。お願いです。私に罰を与えて下さい。英雄の肩書など、私には相応しくありません」

 海に叫ぶも、帰ってくるのは、静かな波の音色だけでした。

 こぶ朗は、やけになって、懐の桃にかぶりつきました。甘くて、汁が五臓六腑にしみわたります。そして、こぶ朗はあの日流された時のように、浜辺で体を横に倒し、眠りにつきました。











 昔々、あるところに殺しの鬼と呼ばれた一人の人間がいました。

 鬼を全滅させたかと思えば、実の家族にまで手をかけた、鬼人と呼ばれ、人々から蔑まれました。

 誰も、彼を英雄だと称えた人はいませんでした。

 いつしか彼は、人知れず姿を消しました。誰にも認められることなく、海の向こうへと。

 だから、私は彼に言いました。船を使い、はるばると、彼の住処まで私は行き、告げました。

「あなたが誰に何と呼ばれようと、私だけは知っています。あなたは、私の命を助けてくれました。牢屋から私を救いだしてくれました。ですから、私にとってあなたは、かけがえのない英雄です。ですから、どうか、あなたの幸せを、私に祈らせてもらえませんか?できたら、あなたの隣だと嬉しいです」

 彼の目から滴る雫が、袖に染み込みました。

 英雄の流した涙は暖かく、それは間違いなく、人のものでした。





                            おしまい

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こぶ郎 ろくなみの @rokunami

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