第14話 城山湖から尾根幹で死の匂い(死なない)
しばらくぶりのブログ更新ですが、ちゃんと走ってました。
コミケやらで忙しかったという言い訳と目新しいところへ走りに行けなかったんです。
それもよくないなので以前行こうとして道に迷ってあきらめた城山湖に再挑戦しようと日曜の朝に走り出しました。
いつもの多摩川サイクリングロードから四谷橋を渡り浅川サイクリングロードへ。
しばらく走った後に、橋を渡り対岸へ。
以前はここで対岸に渡る必要があることを知らずに市街地に入り道に迷ってしまったのだ、下調べ大事。
対岸に渡るタイミング間違えて行き止まりに行ったりしながらも順調に進み浅川サイクリングロード終点から町田街道へ。
だんだんと少なくなる車の数と多くなる緑の木々。
いい雰囲気だなあと思いながら走る事数キロ、神奈川県の標識をカメラに収めつつ、目的の穴川交差点に到着。
城山湖は山の上のある人口湖で登るルートは大まかなに4コースほどあるらしいのですが、今回は一番斜度が緩いという穴川ルートを選んだのでした。
休憩補給したのちに気合を入れて坂道に突入。
まずは畑の中の道の緩い斜度を軽く登る、こんなんなら良いなあと思うがそうもいかな
林道に入るゲートを通ると雰囲気が一変、森の中に舗装路が続く。
気温も一気に下がった気がする。
斜度も上がりここからが本番の雰囲気。
早めにギアを下げておこうとフロントギアを変えようとした瞬間ガチャン!
クルクル抵抗なく回るペダル、やべっと下を見たら落ちてるチェーン。
初めてのメカトラだ!
いや、チェーンが落ちたくらいならすぐに直せるんだけど、足つきなしで行きたかったなあと思いながらチェーンをカチャカチャ、すぐに直して走り出そうとしたら下から登ってくるロードバイクが一台。
いや、こんなとこで息上がったわけじゃないですよーとギアの様子見たりしながら無駄にアピールする。
するする登るロードを見送り気を取り直して再びペダルをこぐ。
やっぱロードほしいなあとか思いながらもペダルを漕ぐと段々と斜度上がってくる、すぐに上がってくる息、ギアを落としてなんとかペダルを回すことに集中する。
回してれば前に進むんだとなんとか耐える。
途中斜度の緩んだ場所で息を整え、再び上がる斜度に備える。
そんなことを繰り返しながら一気に開ける視界、見えたのは発電所。
ここを過ぎればあと少しのはず。
抜けた先に見えたきつい斜度をダンシングで上り、そこから緩いカーブのついた登りを力を振り絞り上った先に城山湖が見えた。
やっとゴール。
みれば二十分にもみたない時間だし初心者むけだが、初めてのヒルクライムをクリアー出来た、メカトラの足つきはノーカンで。
湖のほとりのベンチに座って息をつく。
ヘルメットを脱ぐと予想以上に頭に汗をかいていた。
なるほど坂は軽いギアで耐えればなんとかなる。新たな知見を得れた。
当初の目的を達成して休憩しながら帰りを考える。
このまま来た道を戻っていいのだが、せっかくここまで来たし、まだ体力にも余裕があったので、津久井湖によりそこから町田街道を経由して多摩ローディの聖地、尾根幹を通って多摩川サイクリングロードに戻るルートを構築する。
道を確認して走り出す、ダウンヒルだ。
これが良かった。
津久井湖につながる道はそんなにきつくない斜度と二車線で舗装も綺麗だったので木々の中を軽快に下る、途中二か所ほど信号があったが、気持ちよく下って津久井湖に寄ってから町田街道。
昼飯はどうしようかと思いながら走る途中でマックの看板。
いったんスルーしたのだが、マックポテトとコーラが無性にほしくなりUターンしてマックにイン。
ジャンクフードで心と腹を満たして再出発。
町田街道を順調に進み、尾根幹の交差点に出る。
正式名称、南多摩尾根幹線。通称尾根幹。
多摩の丘陵地帯をそのまま道にしたような程よいアップダウンが続く綺麗な片道二車線で路肩も広く自転車で走りやすい。
多摩のローディがトレーニングに日々走っていると言う。
既に50キロほど走って疲れもあるが、逆側から走るからそこまで辛くはないだろうと思ったのが間違いだった。
アップダウンって書いてあるやん。
登りのあとに下り、間髪入れずにまた登る。
これが延々と繰り返される。おおよそ16キロ。
じわじわくる足の疲労、上がる息。
「まるで坂のテーマパークに来たみたいだ。テンションあがるなぁ」
と言える人は立派なローディ。
俺はまだそんな境地に達しているはずもなく、続く坂のアップダウンにあっぷあっぷしながらペダルを回す。
帰り道にここを選んだせいで途中でドロップアウトすることもできずに頑張ってペダルを回すしかない。
城山湖で覚えた軽いギアで耐えるを早速活用しながらなんとか走り切り多摩川サイクリングロードへ。
最後に向かい風に苦しみながらもなんとか帰宅し、この日は80キロほど走っていました。
きつくはあったけど、尾根幹デビューも果たしてトレーニングにはいいコースかもしれない。
まあ、しばらく走りに行きたくはないけどねえ。
そろそろ、100キロ超えも挑戦したいところで次回はどこにいこうかな。
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