言い訳とレイプ未遂事件?

第27話 言い訳させて

 「ゆたかのばかあああああああああっ、えっちぃーーーーーーっ。」

 「あほおおおおおおおおおっ、ゆたかのえっち、えっち、えっち。」

 「いや、だからね。」

 「ばかばかばかばかばかっ。」

 「あほあほあほあほあほっ。」


 「練習なんだ。」

 「じゃあ、どうして女の子なの。」

 「えっ、だってほら、どうせなら可愛い子の方が。」

 「可愛いかったのその子。」


 「こう言う言い方は、語弊ごへいがあるけど、ドロシーやルイーズの方が10の4乗倍、いやいや、10の36乗倍可愛いよ。」

 「最後のは、良く分かんないぃっ。」


 「とにかく、ドロシーやルイーズに比類ひるい並ぶ事の出来る子なんて、この世にいない、可愛くて、美人さんで、最高の美少女だ、ん、あれ、まだ少女って言って良いのかな。」

 ばちばちん。「いっ、・・・たっ。」


 二人に背中を思いっきり叩かれ、一瞬、息が出来なかった。

 「どうしてそう言う事言うの、ばか。」

 「あほ、ゆたか所為せいじゃん。」


  「あの~、仲良しさんなのは分かりますけど、放置しないで下さい。」


 「私やルイーズが来る前にそんな事してたなんて許さない。」


  「それで、その話を知っていると言う事は、あなたも浮気調査ですか。」


 「ドロシー、また許さないの。」

 「だってルイーズ。」


  「あっ、いえ、人探しを。」


 「私、あんなにされちゃったら、何か来ちゃいそうで怖いよ。」


  「どう言う方をお探しなのですか、お名前とかお分かりですか。」


 「だって、私達以外の女の子をつけ回して、家の中を覗いてたのよ。」

 「だからねドロシー、覗いてたんじゃなくて、観察をね。」

 「嘘っ、きっとニヤニヤしてたんだ。」


  「いえ、名前は分かりません。」


 「ドロシー、私達が来る2年も前だよ。」

 「だあーって。」


  「他に手がかりは、ありますか。」


 「ドロシーのえっち。」

 「ちちっ、違うもん。」


  「多分、男の人。」


 「ルイーズこの前だって、『くるくる、放さないで~ゆたかあ~』って。」

 「言いてない、言ってないから、ドロシーのあほおおおおおっ。」


  「いやぁー、それだけでは。」


 「ドロシーだって、『とんでっちゃうよぉ~、ゆたかつかまえてぇ~』って。」

 「言いてない、言ってないのぉー、ルイーズのばかあああああっ。」


 「ドロシー、ルイーズ、お仕事中だから。」

 「「誰の所為せい。」」

 「御免なさい、二人が余りにも可愛いからついつい。」

 「静かにします。」

 「「御免なさい。」」

 「うん、うん、有難う。」


 「それで、手がかりがなくては、何処の探偵事務所もさがし様がありません。」

 「その、・・・ここ一月ほど、レイプ未遂事件が多発しています、ご存知ぞんじでしょうか。」

 「いえ、僕は。」

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