4
さて、ここでもう一度、食材を紹介しておく。
・玉ねぎ
・にんじん
・にんにく
・じゃがいも
・ひき肉
・牛のヒレ肉(ステーキ用)
・白米
・チーズ
・ヨーグルト
・バナナ
・牛乳
・練乳
・カレー粉
・ソース
・コーヒー
・砂糖
・クリームシチューの元
・
・オリーブオイル
・業務用ミキサー
・鍋
・フライパン
・炊飯器
・胃薬(粉)
・リーンの貰ってきたアロエ
以上である。
ちなみに朝、バナナ、練乳、牛乳をミキサーにかけた物をお勧めさせて頂く。
牛乳、練乳の甘くドロッとしたまろやかな甘味、そこにバナナの風味が合わさり、実に贅沢な気分になれる。
好みでコーヒー、ヨーグルト、砂糖を混ぜる事も良いだろう。
健康と食感を考え、ミキサーをかけた後、刻んだアロエも食感を入れるのもアリだろう。
では、本編を再開する。
…………。
さて、まだまだ楽しい料理は終わらない。
二人が作ったのは所詮、
そんな訳で、二人のメインディッシュの製作が今始まろうとしていた。
「メインディッシュは何が良いと思う? 妹さん」
「ふむ、やはりヒレ肉を使った肉料理を追加するべきだと思うが? リーンはどう思う?」
「私も同感!」
「そうか。 だが、何を作る?」
「そうだね~……」
さて二人は牛ヒレ肉を使った肉料理を作る事にした様だ。
もし、料理するのなら、思いつくだけでも。
まず手軽で言えば、焼肉。
少し凝ってくれば、すき焼き。
そして思い切ればローストビーフ。
さっと上げるだけでもこれだけあるだろう。
だがしかし、知っての通り二人は
「「うーん……」」
この様に首を捻って何を作るか考えるのである。
さて、当然の事であるが、二人は
これがせめてもの救いだった。
「とりあえず焼こうか? 妹ちゃん」
「ふむ、そうだな!」
二人が決断した『ただ焼く』と言う決断、これは二人にとっては、大変凄い決断である。
例えるなら。
・
・生のニンニクをいくら食べても平気。
そんなレベルと言えば、十分に分かるのでは無いだろうか?
さて、そんな
そして数分経つと、フライパンから薄っすら煙が上がり始める。
それを確認した二人は。
「よーし、お肉投入~!」
「おお、美味しそうな匂いがするな!」
そう言って、肉をフライパンに乗せ、肉を焼き始める。
当然、コトネが言うとおりいい香りが漂う、二人の付近だけに。
だが、二人は忘れていた、料理する上で重要な事を。
…………。
「お、お肉が離れないわ!」
「何!? ど、どうなっているんだ!?」
それは油を敷くという行為をしていなかった事。
お陰で肉は離れず、無駄になった。
それは
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます