Boy meets Girl その2
人型だ。人型のカイジュウを、見たことがある……。
空間に空けられた“穴”から現れる正体不明の動物――これは文字通りの動く物――を、異界獣だとか、境界獣だとか学者が呼びだしたのは、僕がまだ、八つか九つだった頃だと思う。そのうち学会での正式な呼び名が決まって、それも発表があったけれど、そうなった時にはもう俗世間に“界獣”の名前は浸透しきってしまって、魔法少女による迎撃体制はある程度整ってしまっていた。
僕が最初の人型カイジュウ――今で言うところのカイジン――を見たのは、その頃のことだ。
「だいじょうぶだよ。ハルキはここで、まっててね」
雲の切れ間から、光が差し込んでいる。カイジュウに向かって飛んでいく姉の背中を見送る。僕がまだ、八つか九つだった頃――昔の話だ。
だからこれも、ただのフラッシュバックに過ぎない。
「……い! おい!」
耳元で叫ぶ声に、僕は我にかえる。まだ、廊下だ。今、清花が飛び出していった壁の穴が、大きな口を開けている。
顔の丸い男が、僕を覗き込んだ。三十後半か、四十前半くらいの、中年だ。
「兄ちゃん、大丈夫か? 怪我ないか」
「あ――はい。大丈夫です」
「よし。なら、あとはアッチか」
男は空を見上げる。
「多々山さん、あれは無理ですよ。とりあえず、彼を連れて結界を出ましょう」
もう一人の男がたしなめる。こちらはかなり若い、大学生くらいの青年だった。肩から長細い銃を提げて、工事現場で被るようなヘルメットを被っている。
「何言ってる。お前の作ったこいつは飾りじゃねえだろ。ここらで一発ブチかまそうや」
中年男のほうが、自分の銃をそびやかした。
「だから、無理ですよ。ありゃ人型だ、ぼくらの手には負えません」
「じゃ、何のための武器だこいつは? やる気あんのか?」
「相手が悪すぎます。それより、そっちのカイジンを調べてください。死んでるはずですが、気をつけて」
青年はそう言って、僕に向き直った。
「君、立てる? キツそうなら、手を貸すけど」
「立て……そうです、なんとか」
「結構。じゃ、ついてきて。今から、尻尾を巻いて逃げるからね。多々山さん、どうです?」
中年男は顔をしかめた。
「駄目だ。胸がひしゃげてやがる」
「そうですか。絶望的ですね」
「クソ!」
男がロッカーを蹴りつけて、大きな音をたてた。
「八つ当たりはやめてください。行きますよ」
青年の言葉に振り返ると、男は声を上げる。
「どうしてもいくのか、おい! あそこで戦ってるのは清花なんだぞ!」
「だったらなんです、彼女はプロですよ。カイジンと戦うなら、ぼくらよりよっぽど適任です。それに」
青年は男の胸元を指差した。薄っぺらいペンダントが下がっている。
「忘れたんですか、護符はもう限界です。残ったところで、そんなに体はもちませんよ」
「お前、お前! お前に、人の情ってもんはないのか!?」
「分からない人だな」
青年は露骨にため息をついて見せると、僕に向かってあごをしゃくった。
「まあ、残ると言うならご勝手に。行こう、少年」
青年の後に続いて歩きながら、僕は何度か中年男を振り返った。やがて、男もしぶしぶ、僕らについてきた。上履きのまま校舎の外へ出て、誰もいない道を進む。空をいくつかの光線が走って、僕らの頭上を通り過ぎた。
「増援だな」
青年がそう言った拍子に、僕は彼を見上げた。その身長は、僕より頭一つぶん大きい。
「あの、お二人は、カイジュウ災害対策の人たちですか」
「違う。これが魔術師の装備に見える? 俺たちは革命闘士さ。ある人の言葉を借りればね」
中年男は顔をしかめた。
「くだらねえ」
「そうカッカしないでくださいよ。どうせまたカイジンは来る。チャンスはいくらでもありますから」
「お前はガキだからそんなことが言えるんだ」
「そうかも知れませんね」
カチンときたのか、青年は黙ってしまった。
重い空気のまま少し歩くと、出し抜けに街の喧騒が戻ってきた。振り返ってみると、そこにあるのはいつもの学校だ。この位置から見えるはずの壁の穴も、きれいさっぱりなくなっていた。
「まあ、もう大丈夫だろう。このまま進めば、対策本部の連中と鉢合わせしないで警戒区域から出られる。そうしたら、今日はまっすぐ家に帰るんだ」
「僕、財布とか全部学校なんですけど」
「戻らないほうが良い。今後も、警報が鳴った地区は避けるんだ」
「でも、定期も財布の中で――」
「電車代ならおれが出してやる」
中年男が言って、財布を取り出した。青年はまじめな顔で、続ける。
「今日のことは誰にも話さないように。君の身にも危険が及ぶから」
「なんぞ困ったことがあったら、連絡して来い」
横から、男が千円札と一緒に名刺を差し込んでくる。多々山割一。かなりの名の知れた、印刷会社の営業マンらしかった。
中年男が口を開く。
「まあ、大丈夫だと思うがな。気をつけて帰れよ」
「はい。ありがとうございました」
一瞬、中年男の顔が歪んだ。
「そいつは明日、清花に言ってやってくれ」
すぐにもとの顔に戻って、男はそう言った。
僕は軽く頭を下げると、二人に背を向けて、駅に向かって歩き出した。
正直、このとき僕は胡散臭い二人組みと分かれられてほっとしていた。二度と会うつもりはなかったし、会いたいとも思わなかった。
でも、思い返してみれば、これが実に僕と“魔法少女解放戦線”の面々とのファーストコンタクトだったのだ。全てが変わってしまった五月の半ば。一日を締めくくったのは、僕を助けてくれた“革命闘士”……不審者の二人組だった。
◆
「心配したんだぜ。いきなり隔離措置と思ったら、連絡が取れなくて」
ラーメンを待ちながら、玲二が言った。
「しょうがないじゃん、学校にスマホを忘れてったんだから。僕が一番不便してるんだ」
「返してもらって来いよ」
「今は立ち入り禁止じゃないか。あの封鎖をかいくぐって登校する勇気はないよ」
「ま、そうだよな。俺もレンズを引き上げとけば良かったよ。休みになると分かってればな」
カウンターに腰掛ける僕たちの前に、どんぶりが二つ、湯気を上げて運ばれてきた。鯛の出汁の香りが鼻腔を刺激する。割り箸を割って手を合わせると、僕たちは猛烈な勢いでラーメンを食べ始めた。
久しぶりに見たニュースは、二年ぶりに現れた人型カイジュウの話題で持ちきりだった。合同でカイジンを撃退した三人の魔法少女についての評価は、コメンテーターによってまちまちだったけれど、大抵は魔法少女を使う現状のカイジュウ迎撃体制にケチをつけて話は終わっていた。
『……だからねえ、これは界災の人たちの怠慢だと思うなあ。今日も、なんでしたっけ、現地の高校は休みになったわけでしょう。魔法少女になった女の子だけじゃなくてね、もっとたくさんの学生の時間をね、大人が奪っているわけですよ。もっと責任感を持ってやってもらわなくちゃ、困りますよねえ』
天井近くにしつらえられた薄型テレビには、お昼のワイドショーが映されている。
「なんてこった、許せない話だ」
「大人たちには誠意を見せてもらわなくちゃな」
「手始めに休校を延ばしてくれよな」
「補講も無くしてもらわなくちゃ、同じだぜ」
“現地の高校”の生徒二人は、顔を見合わせて笑った。ワイドショーは続いている。
『異界生物災害対策部のおかげで被害が抑えられた、って言う話もありますけど、私はそうは思いません。位相差だなんだと言って、それは結局逃げじゃないですか。きちんと研究して、それをなんとかするのが彼らの仕事でしょう。場当たり的な対応に終始して、根本的対策からは逃げている彼らに――見てくださいこの大きなカニ!』
突然、チャンネルが変わった。見れば、カウンターの向こうで店主がリモコンを操作している。
「あ、すみません。見てましたか」
「いやあ、変えても良いですよ。そんなに集中して見てたわけでもないんで」
玲二がそう言って、手を振った。僕は、ワイドショーの言葉を、少しばかり反芻する。
「被害、か……」
思わずわき腹に手をやった。そろそろ衣替えだ。少し早めに夏服に着替えれば、破れたブレザーはなんとかなる。腹まで裂けていれば、なんとかなるではすまなかった……と考えて、思わず冷や汗にまみれる。
「そういえばさあ」
それから、また明日、と言って別れた女の子のことが思い出された。
「今回、カイジンはやっつけられたのかな」
「さあな。撃退したって話だけど」
「誠吾さんから何か聞いてないのかよ」
「あー、ムリムリ。しばらくアニキは後始末で忙しいからな。うちに帰ってくるのは寝るためだけだ」
魔法少女の被害は報道されていなかった。でも、どちらにしたって魔法少女についての情報は徹底的に秘匿されるから、ほとんど報道されることはない。
僕はもう少し、ストレートに聞くことにした。
「魔法少女側の被害とか、言ってた?」
「わかんね。でも、そんなことになってたら、アニキは家にも帰って来てないだろ、たぶん」
玲二はちょっと顔を上げて、僕のほうを見た。
「お前、なんかあったわけ?」
「なんかって、なんだよ」
「さあな。ただ、珍しいからさ。お前、魔法少女嫌いだろ」
「嫌いじゃない。苦手なだけだ」
「……じゃあ、そういうことにしとくか。ともかく、珍しいよな」
玲二はにやにや笑いながら、写真の束を取り出した。最大望遠で撮影された、魔法少女達が写っている。
「興味があるなら、一枚どうだ。友達価格で提供するぜ?」
「ないよ、興味なんか」
「そうか? でも、昨日の写真もいくつかあるぞ。ほら、これとか」
穴の開いた校舎が大写しになっている。清花が飛び出していった直後の写真らしい。僕の心臓がでんぐり返りを打った。
「魔法少女の認識阻害呪文は流石に突破できないけど、結構きれいに写ってるだろ。記念になる」
「なんの記念だよ」
僕は平静を装って、答えた。
「アニキの話だと、結界内にパンピーが入り込むケースが最近増えてるらしい」
「へえー」
「まだ個人の特定は出来てないらしいけど、そこそこ本気で探してるみたいだぜ。隔離地区内での出来事は第二級秘匿事項だし……アニキたちにもメンツがあるからさ」
僕は何食わぬ顔でラーメンをすすった。また、背中を冷や汗が転がり落ちる。
「何が言いたいんだよ」
「まあ、気をつけろってこと。結界に入ってたのがバレたら、アニキの同僚にとっ捕まるぜ」
「故意じゃなくても?」
「たぶんな。明樹、心当たりがあるのか?」
玲二の目が笑っていない。僕はしらばっくれた。
「まさか! あるわけないだろ」
「だよね」
相槌を打ったのは、玲二ではなかった。もちろん、僕でもなかった。僕と玲二は、同時に背後を振り向く。
「昨日は、私と一緒に帰ったもんね?」
真弓さんが立っていた。頬に大きな白い絆創膏をつけている。
「ねえ、明神くん。そうだよね」
「あ、ああ――うん。真弓さんと一緒に帰ったんだ。電車代も貸してもらったし」
玲二の視線が頬に突き刺さる。数少ない僕の友人は、それでもちょっと表情を緩めて、笑った。
「そうか。余計な気回しだったらしいな」
「写真もね」
カウンターに広がっていた写真束から、真弓さんが一枚を抜き出した。さっき玲二が僕に見せびらかした、壊れた校舎の写真である。
「隠し撮りなんて、あんまりいい趣味じゃないと思うな。これは没収します」
「おい!」
「どうせデータは取ってあるんでしょ。これもクラス長権限ってことで」
「そんなの聞いたこと無いぞ。小遣い稼ぎくらい見逃してくれって」
「まあまあ、なるとをおまけしてあげるから」
真弓さんはカウンターの向こうに手を伸ばして、タッパーを取った。あまりに遠慮が無いので、思わず僕は眉をひそめる。
「ここ、そんなことしていいの?」
「いいのいいの。マスター、いいよね」
麺の湯きりをしていたラーメン屋の店主は、こっちを一瞥する。
「そういうことをするなら、エプロンしろ。客にいらん勘違いをさせる」
「はーい。ごめん、なるとはちょっと待ってね。」
言いながら、真弓さんはカウンターの向こうに回った。あっという間に紺色のエプロンをつけて、手ぬぐいを頭に巻いて、ラーメン屋の店員が出来上がる。
「はい、なるとのおかわりね。なんなら替え玉もつけようか?」
「俺はいい」
「僕は欲しい」
昨日のことがあってから、お腹が空いて仕方が無かった。どんぶりを差し出しながら、僕は右頬を指で叩いた。
「ここ。大丈夫?」
「え? ああ、これ。こんなの怪我のうちにも入らないよ」
真弓さんは屈託無く笑う。僕はそれに、少しばかり圧倒されたけれど、でも、続けた。
「昨日はありがとう。お陰で助かった」
「いいよ。貸しただけで、あげたわけじゃないし」
「ああーっと……電車賃か。今度、ちゃんと返すよ」
「今度ね、こんど」
僕はどんぶりを受け取る。新しい客が入ってきて、にわかに店は騒がしくなった。
「結構いい感じだなあ、おい!」
「そんなんじゃない。電車賃を借りただけだ、マジで」
「電車賃な」
玲二は微笑する。なるとを食べながら、不意に真顔になった。
「まあ、しばらくマジで気をつけろよな。結界の中に入れたヤツとなれば、魔術院とか、笹軌みたいな活動家連中も興味津々だ。俺が気づいたのは完全に偶然だけど、どこかに漏れれば拉致られたっておかしくないんだぜ」
「いきなり、なんだよ」
僕は替え玉をすすりながら、笑った。玲二はさらに声を潜める。
「おい、真剣に聞けよ。カイサイで記憶の掃除ができるってのはマジだ。だから俺も、たぶん真弓サンも、チクろうとは思わなかったんだぜ」
どんぶりに残ったスープを飲み干す。玲二に向き直った時の僕は、かなり情けない表情をしていたと思う。
「じゃ、僕にどうしろって言うんだよ」
「わからねえ。とりあえずちゃんと鍵をかけるとか、夜に出歩かないようにするとか……」
玲二の声は、尻切れトンボになって消えた。
僕は青い顔でどんぶりをカウンターの向こうに返すと、玲二と連れ立って店を出た。
◆
しかし、不安な気持ちは家につく頃にはだいぶ、薄らいでいた。何しろ、所詮は同級生の警告である。
だから、僕はほとんど普通に家に帰ったし、普通にかかってきた電話に出た。母も父も妹も、帰ってきていなかったからだ。
『明神さんのお宅ですね』
もしもし、もなしに電話の向こうの女はそう言った。
『突然のお電話失礼します。私、イチトナミと申します。学生支援団体シュートの者でして』
「はあ」
覚えが無い。妹の関係だろうか。僕は電話の脇からメモを取り上げた。
『本日お電話を差し上げたのは他でもありません、明樹様にお話を伺いたいと存じまして』
「え、僕ですか」
『はい。ただいまシュートでは高校受験を控えた中学生の方の支援を行っております。その一環としまして、現役高校生の方と交流できる会を設けたいと考えておりまして』
「ああ、そういう話ですか」
僕はメモを置いて、スマホを引っ張り出した。
「やっぱり、妹が話したんですか」
『ええ、そうなんですよ。大変優秀なお兄さんがいると伺ったので、この度はお電話差し上げたのですが。いかがでしょうか』
「えーと、なんでしたっけ。シュート?」
『はい。学生支援団体シュートです』
「そうですか」
すかさずスマホで検索をかけた。公式サイトと思しきサイトの上位に、勧誘の体験談と注意を促す記事が複数、表示される。
「……一応、親とも相談したいんで。またかけ直してもらっていいですかね」
上位団体に異界関連の新興宗教団体の名前を見つけて、僕は顔をしかめた。イチトナミの声がスピーカーからこぼれだす。
『いえ、それには及びません。申し遅れましたが、ただ今そちらに向かっておりまして。親御さんとは直接お話をさせていただきますので』
これは強敵だ。僕は空中を眺めながら、でまかせを並べる。
「えー、あー、そうですか。でも、今、母は子守で手が離せなくて。いらっしゃってもお話できるか怪しいんですよ」
『ご心配なく。お時間できるまで、待たせていただきますから――』
ちん、とエレベーターの到着する音がして、僕はマンションの金属扉の向こうに何人かの足音を聞いた。同時に電話口から聞こえていた女の声が、薄いドアを挟んだだけの外から聞こえてきた。
「もう、すぐそこまで来ているんですよ」
受話器を持ったまま、思わず玄関を振り向く。思い出したように押された呼び鈴が、電話機のスピーカーからも聞こえてきた。
僕は石化したように立ち尽くし、スチールのドアを凝視した。
「『明神さん? 開けていただけますか』」
電話と玄関の両方から、イチトナミの声がしている。まだうまく状況が飲み込めない。飲み込めないが、ヤバイ状況なのは間違いない。
僕はそっと受話器を置いて、そろりそろりと玄関に向かった。とりあえず、ドアの鍵をどうこうされる様子は無い。息を殺して、土間から靴をつまみあげた。
足を送って逃げようとしたとき、ドアの真ん中に開いた目と、視線が合った。
「どうなされたんですか」
少し遅れて、ポストについていた郵便受けが落ちた。
「そんな顔をなされないで。電話でも申し上げた通り、少しお話を聞きたいだけなんです。謝礼もしますよ」
女はドアに開いたポストの隙間から片目だけ出して、残りのスペースからはドアのこっち側に手を突っ込んでいた。その手が、サムターンに向かっている。
「ああ、待ってください。鍵を開けていただけませんか」
当然、僕は無視した。音を立てるのも構わずに後ずさると、土足で部屋の中を走って、ベランダに飛び出す。僕の家はマンションの二階、生垣を狙って飛び降りれば、飛び降りられない高さではない――。
どん、と衝撃が体の底で跳ねて、僕は生垣の中に転がった。開けっ放しの窓から、サムターンの回る音が妙に大きく聞こえた。
「明神さーん? どこに行かれたんですかー?」
声が近づいてくる。僕はさっと辺りを見回すと、全速力で自分の家から逃げ出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます