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2019年4月28日 13:32 編集済
嗅いだことのない「龍の花」の薫香、その広がりと薄曇りの向こうに滲み見えてくる、道駆く龍童と浅林と月――幻景というにふさわしい、伽語りの世界。御作の「始まり」の鐘の鳴らし方、とばりの掲げ方にも、いつも感嘆しつつ学ばされています。ナーシアの回想と共に、幻燈芝居のように流れゆく言葉と風景、そして小さな龍の子の胸中の切々とした思い、それらが、花の薫りの中に滲みながら、祠の奥へと魂ごと吸い込まれてゆくようで、陶然としてしまいました。
作者からの返信
安良巻祐介さんありがとうございます。龍の花の咲く村の話は、ずっと書いてみたいと思っており、その気持ちがあらわれた冒頭、そしておしまいの風景だったなあと、いただいたコメントを読みながら思いました。回想を紡いで物語を進めていく方法はとても新鮮で、仰るようなひとつの流れを作れていたなら幸いです。(たくさんお読みいただいたうえ、丁寧なコメントまで…重ねてありがとうございます。)
編集済
嗅いだことのない「龍の花」の薫香、その広がりと薄曇りの向こうに滲み見えてくる、道駆く龍童と浅林と月――幻景というにふさわしい、伽語りの世界。御作の「始まり」の鐘の鳴らし方、とばりの掲げ方にも、いつも感嘆しつつ学ばされています。
ナーシアの回想と共に、幻燈芝居のように流れゆく言葉と風景、そして小さな龍の子の胸中の切々とした思い、それらが、花の薫りの中に滲みながら、祠の奥へと魂ごと吸い込まれてゆくようで、陶然としてしまいました。
作者からの返信
安良巻祐介さん
ありがとうございます。龍の花の咲く村の話は、ずっと書いてみたいと思っており、その気持ちがあらわれた冒頭、そしておしまいの風景だったなあと、いただいたコメントを読みながら思いました。
回想を紡いで物語を進めていく方法はとても新鮮で、仰るようなひとつの流れを作れていたなら幸いです。
(たくさんお読みいただいたうえ、丁寧なコメントまで…重ねてありがとうございます。)