応援コメント

虹の生えてる湖畔に棲まう、番いの鹿のこと」への応援コメント

  • 何という悲しく美しい御伽の話。「悲しさ」と「美しさ」とが合わされたところに生まれるのが「尊さ」であるのだなとしみじみ…。浮き世に現れた夢であり触れられる幻である虹の欠片が、湖畔の静けさ、夜の残酷さに融けて、ひどく透明感のある色彩を作り出していて素晴らしい。
    こうやって言葉に出すだけならば簡単ですが、それらをほんとうに描き形作ることの難しさを思いながら感嘆しました。

    作者からの返信

    安良巻祐介さん
    いつも、丁寧かつ励みになるお言葉をありがとうございます。
    悲劇のようであり、愛の成就であるような物語はまだまだ手探りなのですが、ご感想をいただけると新たな発見があります。
    「悲しさ」と「美しさ」の持つ妙には、まったく同感です…。