ただフランツを憎んでいたワケではなく、忘れない為の憎しみ。そんな気がしました。
アナベルだってわかっていたんですから。それがどれだけおかしな事なのかって。
フランツはメリッサを失いましたよね?
協会のせいで。と、わかっていますよね?
メッリサの亡骸をアナベルに託してフランツはただおとなしく帰ったんでしょうかね?
その辺が空白ですよね、まだ。
自分の最愛の人を殺されて、黙っていたとは思えないのですが……
作者からの返信
はい、その通りです。
アナベルのフランツへの憎しみは、様々な複雑な感情が絡み合った故のものでした。
最初に登場した時からそう決めていたので、どんな風に見られるか少しドキドキしたキャラなのでした。
フランツは、メリッサを失いました。
はい。教会のせいです。分かっています。
そして、その後大人しく帰った……かどうかは(笑)。
ただ、直後のフランツは、かなり抜け殻状態だったとは思います。失っただけではなく、最愛の人が仲間達を殺したという事実もありましたので。
そのショックから立ち直った後、どういう風に過ごしてきたかは……ぼんやり語られるかもしれません。多分、恐らく、きっと。
最愛の人を殺されて黙っていられるかどうか。
……えーきちさんは、いつもずばっと突いてくるので冷や冷やします!(笑)
ようやく、アナベルさんも……!。゚(゚´Д`゚)゚。
カイリはこうやって、自分では無自覚に周りの人の心を変えていくのがすごいですよね!(*´▽`*)
それも、カイリが真っ直ぐでまぶしいほどひたむきな心の持ち主だからなのでしょうね(*´▽`*)
アナベルさんの願いが、今度こそ叶うように、フランツさんにはなんとしても頑張ってほしいですね(*´▽`*)
作者からの返信
はい、ようやくです!
アナベルも、前に進む時が来ました。
カイリだけの力ではないですが、カイリがキッカケになっているのは確かですね。
彼自身は絶対否定すると思いますけども(笑)。
カイリは、本当に真っ直ぐに、そのまま突き進んで欲しいと思います。
弱いのに、強い。
そんな彼を目指したいです(いや、武術も強くならなければならないのですが)。
アナベルが願った様に、本当にフランツには踏ん張って欲しいものです。
カイリと、今度こそ本当の家族になって、守り抜いて欲しい。
そして、いつかアナベルとも嘘偽りなく語れる日が来て欲しいとも思います。
彼もようやくここから前へ進めるのだと思うと、書いている私自身、少しホッとするものがあります(笑)。
アナベルとフランツは、ちゃんと家族だったんですね。
昔も、今も。
フランツも不器用だけど、アナベルも不器用。
似たところのあるふたりだからこそ、同じようにメリッサが大好きで、メリッサもまた、ふたりが大切だったんでしょうね。
フランツ、自分だけカイリを家族にするのはずるいのでは?
アナベルもカイリの家族。叔母でいいと思うんですけど?
教会騎士を引退して、アナベルと住む。
今からでも、そういう生活を目指してもいいような。
(アナベルがお婿さんをもらいにくくなる?
でも、フランツと再婚するというのは、ちょっとありえないと思うのです)
ひとつ気になったのが、聖歌騎士って、引退できるのでしょうか。(この場合はメリッサ)
一度見つかったら、一生、教会から逃げられないイメージが合ったのですが、居所がはっきりしていれば大丈夫?
大丈夫なら、カイリもいずれは田舎でのんびりと……(『世界のばんか』がそれを許してくれるだろうか。カイリは村みたいなところのほうが落ち着くと思うのですが……)
作者からの返信
はい。
アナベルとフランツは、お互いに分かりにくくて意思疎通が全く出来ていませんでしたが(大問題)、ちゃんと家族でした。
フランツもアナベルも、どっちも不器用です。似た者同士(笑)。
だからこそ、彼らはお互いに大切な家族になれたのだと思います。
あ。月ノ瀬さん、言ってしまいましたね(笑)。
私の中では、アナベルももうカイリを家族の輪の中に入れかけているつもりで書いています。
最初から「家族」と口にしたり、認めたりはしないと思いますが。
カイリはフランツと家族になったら、アナベルとも少しずつ家族になっていくんじゃないかな、という気持ちで書いています。
何だか、本当に「叔母」という位置がしっくりきますよね(笑)。
引退してアナベルと住む。
それは、もしかしたら、あるかもしれない遠い未来だと私も思います。
あ、お婿さん探しは、アナベルがその気になったらするのではないでしょうか(笑)。
私も、フランツとアナベルが結婚、という流れは思いつきませんね。
二人はあくまで「家族」だと思うので。
聖歌騎士は、……基本的には引退出来ませんね。
そして、教会からは逃げられません。
ですが、少数ではありますが、条件付きで聖歌騎士を辞めた人はいます。
一つ目は、第一位上位並の戦闘力を持っていること(狂信者の手練れが大勢押し寄せても、一人で簡単に倒せるくらい)。
二つ目は、「いざという時には必ず聖地へ駆けつける」のを約束すること。
この二つの条件さえ守られれば、普段は一般人として暮らしていても良いということも……あるにはあります。
ただ、かなりの特例ですね。あと、聖地に聖歌騎士がある程度揃っている、という環境があればこそです。
なので、ここ十数年は聖歌騎士を辞められた人はいないです。
ただし、他国に聖歌騎士として住まうというのは可能です(派遣もされていますし)。
カイリは、本当に村の様な場所の方が合っていると思います。性格的にも。
だから、全てが終わったら、田舎で暮らして欲しいなあ……という願望はあります。
11年か。
長いですね。憎むことで生きてきた人がそれをやめたら……。
フ、フラグじゃないですよね?
作者からの返信
十一年です。
長いですよね……。
子供だったら、もう大人になっているくらいの年月です。
って、ふ、フラグって何ですか!?(笑)
私、どれだけ酷い人だと思われているのでしょうか(笑)。
心当たりなんて……ある様な、無い様な。
いやいや、フラグじゃあ……。……。