ラッシー様が現れるときって、何かが起こる前兆ではなかったでしょうか……?
……大丈夫?
そして、カイリ。
カイリなら、「許さなければならない」と思いますよね。
でも、許さなくていい。
ただし、決着はつけたのだから、引きずってくよくよするのは駄目。
――と、私は思います。
似たようなことをフランツに言われてしまいましたねぇ。
心の中に抱えていた思いを、かつて彼の周りにいた人と、現在、彼の周りにいる人の前で言えたのは、良かったのだと思います。
カイリはまだ、16歳の少年なのだから。甘えたっていいはずです。
エリックの死から里帰りするまでの間、ひとりで苦しんでいたのだから……。
作者からの返信
はっはっは。
月ノ瀬さん、よく覚えていましたね!(笑)
そうですねえ。
いやあ、まさか。ラッシーは単に楽しそうだから現れる時だってありますよ!
フランツだかレインだかが、そういう前兆の前に現れることも……あったり無かったり、的なことを言っていますしね!
カイリは、村の人達に幸せに生きて欲しいと送り出されたからこそ、余計に「許さなければ」と思ってしまうと思います。
カイリにとって、エリックの叫びは想像以上に打撃を受けたということです。
フランツには色々言われてしまいましたけどね(笑)。そのための後半戦です。
そう。カイリには、今傍に甘えられる人がいる。
それをカイリ自身は分かっているし、果報者だと十二分に理解しているけれど。
甘えられる人がいる。それを本当の意味で分かる日が来るのか。という問題でもあるのかもしれません。
フランツは墓標の前で自慢しますかねぇ。まぁ、それがフランツなのでしょうけど(笑
この物語の死の概念が……ね。難しいですよ、ね?
そもそも転生してきた訳ですし。
思い出せない? ……忘れてる?
忘れて、く?
作者からの返信
フランツとカーティスは仲良かったですからね。色々殴り合いの青春もやっていたと思いますよ(笑)。
この物語の死の概念ですか?
ははははは。
いやあ。
一応、カイリ達の様に日本から転生してきた者もいますし、この世界の中で輪廻を繰り返している者もいます。
最後のエピソードは……。
今のところは、特にそこまで深刻にならなくても大丈夫。のはず。……ですよ?(笑)
一応、二重の意味を持っています。
けど、二つとも明かすかどうかは……この先を(笑)。
ラッシー様―――っ!(≧▽≦)
可愛いっ! 可愛いんですけれどっ!!!
…………その可愛いお姿の顕現に、言いようのない不穏さを感じるのは……私だけじゃないですよね(月ノ瀬様のコメントを拝見しながら)
>許せないのなら、それで良い。
>無理に折り合いを付けなくて良い。矛盾する気持ちを持ったまま、今は過ごせ
さすがフランツパパです! 「折り合いをつけなきゃ」ともがくカイリにとって、この言葉は福音でしょうね……。
人間なんて、いろいろ矛盾したものを抱えているとカイリは知っているのに、自分に対してはカイリはあまりに「いい子」を求めすぎな気がして、見ていて「無理しなくていいんだよ」と言ってあげたくなります……(つ﹏<。)
なので、フランツパパが言ってくれて、本当によかったです!
……で。
えーきち様も指摘されている、ラストの一文……。
これ、どういうことですか……?:;(∩´﹏`∩);:
いえ、まだまだ明かされないってわかっているんですけれどっ!(><)
作者からの返信
ラッシー可愛いですか!
ありがとうございます。私もあざらしラッシーは大好きで可愛いです(笑)。
はい。それだけですよ?ええ。それだけです(笑)。
フランツの言葉は、ずっと言わせたかった言葉です。誰よりもフランツに言わせたかった言葉です。
人間は常に矛盾した心を抱える生き物だというのに、カイリだってそれを分かっているのに。
けれど、前世でケントに対して過ちを犯してしまったからこそ、余計に己に厳しい枷を嵌めてしまっているのかもしれません。村の人達の願いもありますしね……。
綾束様も、ラストの記憶に関して指摘してきますね!
一応二重の意味は持たせていますが、現時点ではそこまで深刻に考えなくても大丈夫ですよ!多分、恐らく、きっと。
近いうちに明かされる理由を見ると、「何だよお前」と思われるかもしれません(笑)。
世界については、レインが疑問を持ったりと、すこーしずつ謎が出てきていますね(笑顔)。